【和歌山マリーナシティ、ポルトヨーロッパ(遊園地)】 和歌山市の遊園地。入園無料! 和歌山弁の、ざじずぜぞ・だぢづでど!

前回からの続きで和歌山県和歌山市の観光について書きます。

【和歌山城】の次は、「ポルトヨーロッパ」という遊園地がある、人工島「和歌山マリーナシティ」を紹介します。

レジャー記

公共交通機関で行く場合、JR和歌山駅から42系統マリーナシティ行きのバスに乗車し、「マリーナシティ」で下車します。乗車時間は22分。
南海和歌山市駅から行く場合、117か42系統のバスに乗り、マリーナシティで下車。乗車時間は33~40分。
和歌山バスHP

遠方から行く場合、 新大阪駅で新幹線をおりて、特急くろしお(特急料金必要)か、和歌山行きの快速電車(紀州路快速など)に乗り、和歌山駅で下車します。電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

車で行く場合、一日1,500円の有料駐車場があります。(2016年に訪れた時は1000円でしたが値上がりしました)

 

「和歌山マリーナシティ」は和歌山湾にある人工島で、1994年(平成6年)に開催された世界リゾート博に合わせて、松下電器(創業者は松下幸之助)のグループの一つであった松下興産によって作られました。リゾート博は72日間開催され、当時中学生だった私も、友達と行って、カヌーの体験などを楽しみました。

 

 

マリーナシティは遊園地「ポルトヨーロッパ」だけではなく、飲食や買い物が楽しめる「黒潮市場」、海釣り公園、温泉と、一日遊べます。

各施設の営業時間、料金は和歌山マリーナシティHPでご覧ください。

 

 

ポルトヨーロッパ正面入園口。
入園料は大人1,500円、小人900円でしたが、2016年3月19日から無料になりました。

 

 

遊び放題になるお得なパスポート券は中学生以上の大人4400円、三歳以上の子供3800円。(これは2023年1月の料金です)

2023年現在、アトラクションは21個ありますが、大人にはちょっと物足りないです。

 

 

 

現在のアトラクションで一番のおすすめは、ハイダイブという急流すべり。開業当初からあるアトラクションで、落差22mを滑ります。

 

 

ザッパァァァァン!!!!

できた頃は、もう少し屋根があったのですが、いつごろからか屋根がなくなったのでレインコートを着用するほうがよいです。

 

 

水しぶきがすごいハイダイブ。

 

 

 

 

結婚を機に和歌山を離れた間に、いろいろ変わってしまったポルトヨーロッパですが、イルカと触れ合えるコーナーが2013年に出来ました。ハイダイブ横の運河では無料のイルカショー「ドルフィンパフォーマンス」が見られ、平日は午後12時55分から、土日祝日は正午と午後2時半から、約10分間行われていました。

「ドルフィンボーティング」は、3歳以上1000円の料金がかかり、船のすぐ横で4頭のバンドウイルカが泳いだり、ジャンプをしてくれるものです。

 

 

お客さんが乗ったボートの横を4頭のバンドウイルカがジャンプしているところ。5分~10分間は一人1000円で、20~25分間のロングコースは大人3600円、3歳以上の子どもは3100円。同じ運河ではスワンボートに乗って、イルカに近づくことも出来ます。こちらは15分、一組800円。

追記・・・2023年1月に訪れたら、イルカショー、ドルフィンボーティングは行われていませんでした。終了してしまったようです。

 

 

 

十数年前は「シーファリ」という面白いアトラクションがあったのですが、もう無くなってしまったのが残念!(一番のお気に入りでした)

2023年に訪れた時は、写真のアトラクションに変わっていました。

 

 

写真の大きな建物はカスティーヨ・デル・マール。スペインの城壁を忠実に再現したお城で、写真スポットです。

 

 

ここも写真スポット。正面口を入ったところにあるブラースヨーロッパという噴水広場。フランスの街並みを取り入れたデザイン。

 

 

ポルトヨーロッパは小ぶりな遊園地ですが、中世の港街を再現し街並みは綺麗なので、結婚式をあげる方もいるそうです。

ピアッツァ ダンテ。イタリアの路地裏に迷い込んだような広場。ここは雰囲気がとても良いのでオススメ!

 

 

ヴィエッタ カプリ。

いろんなところに、写真の設置台を置いてくれているので、記念写真を撮ることができます。

 

 

 

 

 

ポルトヨーロッパのキャラクター「ダイバーダン」。

 

 

遊園地「ポルトヨーロッパ」の乗り物の写真をいくつか貼っておきます。

和歌山県内での遊園地規模で言うと、【南紀白浜アドベンチャーワールド】に次いで大きいです。

 

 

 

残念ですが、高さ48mの大観覧車「WAKKA」と、「ぐるぐるコースター」が無くなってしまいました。これで、和歌山県内の観覧車は【南紀白浜アドベンチャーワールド】のみになってしまいました。

 

 

ゲームセンターもあります。

 

 

 

 

2016年に訪れた時は、マリーナシティ内で「和歌山ラーメンサミット」が行われていました。


和歌山名物「和歌山ラーメン」。

7つのお店が出店していて、半玉500円のラーメンでした。

和歌山ラーメンは、とんこつ醤油ラーメンですが、魚介のうまみのスープのお店もあり、「店によって全然違うんだなー」と思いました。

 

 

ラーメンサミットのテントで売られていた「和歌山ピダ」。

ピダってなに~~??

 

ハイ、ピザのことです。

 

 

和歌山県民は「ざじずぜぞ」が言えず「だぢづでど」になってしまうそうです。

と言っても、私は父方の祖母が大阪出身のためか、父も私も普通に「ピザ」と発音できるのですが、両親とも和歌山県民の母は、モロに和歌山弁で「ピダ」になります。

 

母が書いた買物メモ。
「センダイ」

仙台ではないですよ、洗剤です。

 

あとは、座布団が「ダブトン」。
ひざが痛い、は「ひだが痛い」。

 

 

「慣れ」とは恐ろしいもので、私は母親が「ざじずぜぞ」の発音がほぼできないことに気づかず、高校生になりました。

気づいたきっかけは大阪出身の教師が「和歌山県民はざじずぜぞが言えない」と言ったことで、「あれ? 私、普通にしゃべれるな」と気づいたと同時に、母親の和歌山弁に気づいたのでした。

 

高校を卒業した後は、大阪の学校に通ったのですが、そこで和歌山県民だけの「なまり」をしりました。

 

 

できないことを「できやん」というのは、和歌山県民のみです。

大阪府民、兵庫県民、京都府民は「できん、できひん、できへん」と言います。

「7時」を「ななじ」と読むのも和歌山弁。

 

できやん」「ななじ」、この2つが出てきたら、きっと和歌山県民!

 

 

 

和歌山弁の歌で、古家 学さんが歌う「Yhoo!You’re!Yhoo!(よーゆーわよー)」、ぜひ聞いてくださいな。


私はこの曲が大好きなのですが、イトコは「しらんなー」言います。
おもしゃいで、わかやまべん。
好きやで、わかやまべん。

 

 

 

夫の故郷の言葉。


ん~~~、わからんなー、つがるべん!

 

夫婦の故郷が違うと帰省が大変なのですが、暇なときに「なまりトーク」で笑えるのは、大変良いコミュニケーションです。

 

 

「なまり」は「おくにことば」とも言いますが、最高に好きです。

小さな島国なのに、なんでこんなに違うんだろう?

 

 

ちょっと脱線してきたので戻りますが、ポルトヨーロッパは入園無料になったので好きなアトラクションを選んで遊び、記念写真を撮ったり、お土産を買うと良いかと思います。アトラクションは小中学生向けで、大人にはちょっと物足りないかもしれません。

 

 

2023年2月12日まで、イルミネーション「フェスタ・ルーチェ in 和歌山マリーナシティ」が行われています。ポルトヨーロッパが16時に閉園してお客さんが全員退出した後、17時から入場料金大人1500円、子供800円を払って楽しむ光のフェスティバルです。土日祝はライトアップした光の遊園地で10種類のアトラクションが運行しているようです。(平日は夜間のアトラクションなしです)

イベント、アトラクション、料金については、和歌山マリーナシティ公式HPでご覧ください。

 

 

お土産は、みかんちゃんがカワイイ。みかんちゃんの隣に売られている三毛猫は、【貴志駅 初のネコ駅長「たま」】です。

 

 

右がみかんちゃん(和歌山はミカンの生産量日本一)。左の白い犬は和歌山県PRキャラクター紀州犬の「きいちゃん」です。紀州犬に会いたい方は、和歌山城の隣にある【和歌山公園動物園(無料)】に行きましょう。紀州犬は、秋田犬や甲斐犬に次いで天然記念物に指定された中型犬で、とっても可愛いです。

 

 

 

次は、ポルトヨーロッパの隣にある飲食店・土産物店の「黒潮市場」について紹介します。

次の記事はこちら

前回からの続きで和歌山県和歌山市の観光を紹介していきます。 人工島マリーナシティの【遊園地 ポルトヨーロッパ】を取り上げたので、今回は隣にある黒潮市場、紀の国フルーツ村について書きたいと思います。 写真は2013年、2016年、[…]

(このレジャー記は2007年、2016年、2023年のものです)

 

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交通アクセス

JR和歌山駅から42系統マリーナシティ行きのバスに乗車し、「マリーナシティ」で下車します。乗車時間は22分。
南海和歌山市駅から行く場合、117か42系統のバスに乗り、マリーナシティで下車。乗車時間は33~40分。
和歌山バスHP

遠方から行く場合、 新大阪駅で新幹線をおりて、特急くろしお(特急料金必要)か、和歌山行きの快速電車(紀州路快速など)に乗り、和歌山駅で下車します。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

車で行く場合、一日1,500円の有料駐車場があります。(2016年に訪れた時は1000円でしたが値上がりしました)

料金について

マリーナシティには、ポルトヨーロッパ、黒潮市場、海釣り公園、黒潮温泉があります。
ポルトヨーロッパは入園料(大人1,500円、小人900円)がかかっていましたが、2016年3月19日から入園無料になりました。
各種アトラクションは有料で、お得なパスポート券の発売があります。
マリーナシティではポルトヨーロッパのほか、海釣り公園、黒潮温泉もあり、それぞれ有料です。
各施設の営業時間、料金は和歌山マリーナシティHPでご覧ください。

近くの宿泊施設

和歌山マリーナシティホテル(旧・和歌山マリーナシティ ロイヤルパインズホテル)。
マリーナシティ(ポルトヨーロッパ、黒潮温泉)のすぐ近くです。

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