前回からの続きで和歌山市の観光について書きます。
和歌山城の次は、マリーナシティを紹介します。
レジャー記
和歌山マリーナシティは、和歌山湾にある人工島で、1994年(平成6年)に開催された世界リゾート博に合わせて、松下電器(創業者は松下幸之助)のグループの一つであった松下興産によって作られました。
リゾート博は72日間開催され、当時中学生だった私も、友達と行って、カヌーの体験などを楽しみました。
ポルトヨーロッパ正面入園口。
入園料(大人1,500円、小人900円)が無料になりました。
アトラクションは18個ありますが、大人にはちょっと物足りないです。
現在のアトラクションで一番のおすすめは、ハイダイブという急流すべり。
落差22mを滑ります。
できた頃は、もう少し屋根があったのですが、いつごろからか屋根がなくなったのでレインコートを着用するほうがよいです。
また、以前は「シーファリ」とう面白いアトラクションがあったのですが、無くなってしまったようです。
うーん、残念ですね!
他に、ぐるぐるコースター(ジェットコースターの各座席がぐるぐるまわる)も無くなってしまったようで。
復活すればいいのにな~~!
結婚を機に和歌山を離れた間に、いろいろ変わってしまったポルトヨーロッパですが、イルカと触れ合えるコーナーが2013年に出来ました。
ハイダイブ横の運河では無料のイルカショー「ドルフィンパフォーマンス」が見られます。
平日は午後12時55分から、土日祝日は正午と午後2時半から、約10分間行われます。
写真は有料の「ドルフィンボーティング」で、3歳以上1000円の料金がかかりますが、船のすぐ横で4頭のバンドウイルカが泳いだり、ジャンプをしてくれるものです。
お客さんが乗ったボートの横を4頭のバンドウイルカがジャンプしているところ。
雨が降っていたため私達は見ているだけでしたが、天気が良かったらやりたかった!
5分~10分間は一人1000円で、20~25分間のロングコースは大人3600円、3歳以上の子どもは3100円です。
同じ運河ではスワンボートに乗って、イルカに近づくことも出来ます。こちらは15分、一組800円。
お気に入りのアトラクションがなくなってしまったポルトヨーロッパですが、このイルカとのアトラクションはとても良い企画だと思います。
このためだけにポルトヨーロッパに来る人もいるんじゃないかなぁ。
写真の大きな建物はカスティーヨ・デル・マール。城壁を忠実に再現したお城で、写真スポットです。
ここも写真スポット。正面口を入ったところにあるブラースヨーロッパという噴水広場。
土日祝日のみ営業しているFelice(フェリーチェ)というお店では、フラメンコ衣装などに着替えて園内で写真をとることができます。一人1600円。
ポルトヨーロッパは小ぶりな遊園地ですが、中世の港街を再現し街並みは綺麗なので、結婚式をあげる方もいるそうです。
ポルトヨーロッパのキャラクター「ダイバーダン」。
遊園地なので、乗り物もいくつかあります。
和歌山県内での遊園地規模で言うと、白浜のアドベンチャーワールドに次いで大きいです。
私達が訪れた時は、マリーナシティ内で「和歌山ラーメンサミット」が行われていました。
和歌山名物「和歌山ラーメン」。
7つのお店が出店していて、半玉500円のラーメンでした。
和歌山ラーメンは、とんこつ醤油ラーメンですが、魚介のうまみのスープのお店もあり、「店によって全然違うんだなー」と思いました。
ラーメンサミットのテントで売られていた「和歌山ピダ」。
ピダってなに~~??
ハイ、ピザのことです。
和歌山県民は「ざじずぜぞ」が言えず「だぢづでど」になってしまうそうです。
と言っても、私は父方の祖母が大阪出身のためか、父も私も普通に「ピザ」と発音できるのですが、両親とも和歌山県民の母は、モロに和歌山弁で「ピダ」になります。
母が書いた買物メモ。
「センダイ」
仙台ではないですよ、洗剤です。
あとは、座布団が「ダブトン」。
ひざが痛い、は「ひだが痛い」。
「慣れ」とは恐ろしいもので、私は母親が「ざじずぜぞ」の発音がほぼできないことに気づかず、高校生になりました。
気づいたきっかけは大阪出身の教師が「和歌山県民はざじずぜぞが言えない」と言ったことで、「あれ? 私、普通にしゃべれるな」と気づいたと同時に、母親の和歌山弁に気づいたのでした。
高校を卒業した後は、大阪の学校に通ったのですが、そこで和歌山県民だけの「なまり」をしりました。
できないことを「できやん」というのは、和歌山県民のみです。
大阪府民、兵庫県民、京都府民は「できん、できひん、できへん」と言います。
「7時」を「ななじ」と読むのも和歌山弁。
「できやん」「ななじ」、この2つが出てきたら、きっと和歌山県民!
和歌山弁の歌で、古家 学さんが歌う「Yhoo!You’re!Yhoo!(よーゆーわよー)」、ぜひ聞いてくださいな。
↓
私はこの曲が大好きなのですが、イトコは「しらんなー」言います。
おもしゃいで、わかやまべん。
好きやで、わかやまべん。
夫の故郷の言葉。
↓
ん~~~、わからんなー、つがるべん!
夫婦の故郷が違うと帰省が大変なのですが、暇なときに「なまりトーク」で笑えるのは、大変良いコミュニケーションです。
「なまり」は「おくにことば」とも言いますが、最高に好きです。
小さな島国なのに、なんでこんなに違うんだろう?
ちょっと脱線してきたので戻りますが、ポルトヨーロッパは入園無料になったので好きなアトラクションを選んで遊び、記念写真を撮ったり、お土産を買うと良いかと思います。
アトラクションは、小中学生向けで、大人にはちょっと物足りないかもしれません。
ファミリーは、アトラクションのほか、ヒーローショーや動物ふれあいコーナーなどもあるので、とても楽しいと思います。
マリーナシティは今回取り上げたポルトヨーロッパだけではなく、黒潮市場、海釣り公園、温泉と、一日遊べます。
次は、ポルトヨーロッパの隣にある黒潮市場について紹介したいと思います。
関連記事
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イルカとクジラが好きな方は、こちらの記事もどうぞ。
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→→【太地町立 くじらの博物館】 カヤックでクジラに近寄り、エサやりができます!・・・和歌山県太地町。
交通アクセス
JR和歌山駅から42系統マリーナシティ行きのバスに乗車し、「マリーナシティ」で下車します。乗車時間は22分、料金は510円。
南海和歌山市駅から行く場合、117か42系統のバスに乗り、マリーナシティで下車。乗車時間は33~40分、料金は510円。
→和歌山バスHP
遠方から行く場合、 新大阪駅で新幹線をおりて、特急くろしお(特急料金必要)か、和歌山行きの快速電車(紀州路快速など)に乗り、和歌山駅で下車します。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
車で行く場合、一日1000円の有料駐車場があります。
フリー切符
和歌山バスの全線フリー 一日乗車券・・・大人1000円、子ども500円。30施設で特典が受けられます。
和歌山バスと貴志川線の乗り歩きっぷ1日券・・・大人1600円、子ども800円。2日券なら大人2400円、子ども1200円です。
→乗り歩きっぷ
貴志川線はネコの駅長「たま」で有名になった「貴志駅」へ行く電車路線です。
→和歌山電鉄貴志川線フリー切符の記事はこちら
料金について
マリーナシティには、ポルトヨーロッパ、黒潮市場、海釣り公園、黒潮温泉があります。
ポルトヨーロッパは入園料(大人1,500円、小人900円)がかかっていましたが、2016年3月19日から入園無料になりました。
各種アトラクションは有料で、お得なパスポート券の発売があります。(乗り物フリーパス大人2700円、3歳以上2300円。全ての乗り物、イベントを楽しめるプレミアムパスは大人5000円、3歳以上4600円)
マリーナシティではポルトヨーロッパのほか、海釣り公園、黒潮温泉もあり、それぞれ有料です。
各施設の営業時間、料金は和歌山マリーナシティHPでご覧ください。
近くの宿泊施設
和歌山マリーナシティホテル(旧・和歌山マリーナシティ ロイヤルパインズホテル)。
マリーナシティ(ポルトヨーロッパ、黒潮温泉)のすぐ近くです。
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