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和歌山県旅行記

【日前宮(にちぜんぐう)】 日前(ひのくま)神宮と、國懸(くにかかす)神宮からなる、2,600年以上の歴史ある御宮

投稿日:2017年5月15日 更新日:

2017年5月25日追記・・・著作権の問題があるので「週刊日本の神社90号 日前宮」の一部文章を削除しました。

日前宮について書くのは二回目です。

前回の記事はこちら。
→→紀伊国一宮「日前神宮・國懸神宮」

 

参拝記

帰省した翌朝、和歌山駅近くのレンタカー会社で車を借りて、1人でお参りに行ってきました。

 

日前宮(にちぜんぐう)は、日前(ひのくま)神宮と、國懸(くにかかす)神宮の二社からなる御宮です。

 

駐車場は無料。


2,600年以上の歴史を持つ神宮で、豊臣秀吉の紀州攻めにあうまでは、現在の5倍ほどの境内があったようです。

 

日前宮は、和歌山市で一番、新年三が日に参拝者が多いお宮で、三日間で35万人が詣でるそうです。

 

ちなみに、日本一、正月三が日の参拝者が多いのは、東京の明治神宮です。

 

 

 

手水舎。


(結婚3ヶ月前に参拝に来て、恋みくじで大吉を引いたなぁ~。あれから9年、としくったなー)
と思いにふけりながら清めました。

 

実家から自転車で20分くらいの所にあるので、悩み事がある時や、受験や結婚などの節目にお祈りに来た、思い出深い神宮なのです。

 

 

 

手水舎の奥には、絵馬堂があります。6点の絵馬がかけられ、すべて江戸時代に寄贈されたものです。

 


 

 

犬を連れての参拝は禁止。境内はもちろん、禁煙です。


日前宮(にちぜんぐう)は、左に日前(ひのくま)神宮、右に國懸(くにかかす)神宮があります。

 

左右対称に作られたお宮で、どちらも同格のため参拝順に決まりはありませんが、初詣は人の流れの都合で日前神宮から参拝することになります。

 

普段は10分くらいで参拝できるのですが、初詣は1時間くらいかかります。

 

 

ウィキペディアに詳しく書いてあります。
ウィキペディア「日前宮」

(ウィキペディアより抜粋)

1つの境内に日前神宮・國懸神宮の2つの神社があり、総称して日前宮(にちぜんぐう)あるいは名草宮とも呼ばれる。

両社とも式内社(名神大)、紀伊国一宮で、旧社格は官幣大社。現在は神社本庁に属さない単立神社。

神体の鏡はいずれも伊勢神宮内宮の神宝である八咫鏡と同等のものとされる。

 

八咫鏡は伊勢神宮で天照大神の神体とされていることから、日前宮・國懸宮の神はそれだけ重要な神とされ準皇祖神の扱いをうけていた。

日神(天照大神)に対する日前神という名称からも、特別な神であると考えられている。

また、伊勢が大和への東の出口に対して、当社は西の出口にあるため、伊勢神宮とほぼ同等の力を持っていたといわれている。

神位を授けられることがなかったのは伊勢神宮をおいては日前・國懸両神宮しかなかった。

なお、日前大神が天照大神の別名とされることについては諸説がある。

日本で最も歴史のある神社の一つで、神話と関わりが深い。

天正13年(1585年)に豊臣秀吉に攻め込まれ、社領が没収された。

その際社殿が取り壊され境内が荒廃したが、江戸時代に紀州藩初代藩主徳川頼宣により社殿が再興された。

しかし現在は最盛期の5分の1の広さになっており、社殿や施設などは往時を忍ぶに及ばない。

明治4年(1871年)、近代社格制度において両宮ともに官幣大社に列せられた。

現在は神社本庁などの包括宗教法人に属さない単立神社となっている。

 

 

 

こちら、境内左にある「日前(ひのくま)神宮」。

ご祭神は、日前大神 (ひのくまのおおかみ)で、御神体は日像鏡(ひがたのかがみ。【伊勢神宮内宮】のご神体のヤタノカガミの前に作られた神鏡)。

相殿神は、思兼命(おもいかねのみこと。知恵をつかさどる神様。岩戸に隠れた天照大神を出す案を考えた)、石凝姥命(いしこりどめのみこと。ヤタノカガミを作った)。

 

 

 

 

こちらが、右側の國懸(くにかかす)神宮。

ご祭神は、國懸大神 (くにかかすのおおかみ)。御神体は、日矛鏡(ひぼこのかがみ。ヤタノカガミの前に作られた神鏡)。

相殿神は玉祖命(たまのやのみこと。ヤタノカガミと同じく三種の神器の一つであるヤサカニノマガタマを造った神)、明立天御影命(あけたつあめのみかげのみこと。鍛冶刀工の祖神)、鈿女命(うづめのみこと。岩戸前で舞を踊り、天照大神を出した芸能の神)。

 


 

日前・國懸神宮はともに、鳥居、拝殿、神門、本殿の造りになっています。
左右対称、同じ造り。

 

 

 

 

 

三種の神器は、【伊勢神宮内宮】のご神体ヤタノカガミ、【皇居】にあるヤサカニノマガタマ、熱田神宮のご神体アメノムラクモノツルギ(草薙の剣)。

 

日前神宮の御神体「日像鏡(ひがたのかがみ)」と、國懸神宮の御神体「日矛鏡(ひぼこのかがみ)」は、ヤタノカガミの前に造られたものとされているそうです。

 

 

左の日前神宮と、右の國懸神宮の間には、摂社、末社があります。

写真左に映っている鳥居は、「天道根(あまのみちね)神社」です。両宮に2体の御神鏡を祀った「天道根命」が御祭神。

 

 

 

 

天道根(あまのみちね)神社の右となりにあるのが、「中言(なかごと)神社」。

この神社は【吉原の中言神社(なかごとじんじゃ)】から勧請されました。

中言神社に祀られているのは、古代からこの地を支配していたけれども神武天皇に敗れた地主神なのだそうです。

御祭神は、左が名草姫命(なぐさひめのみこと)、右が名草彦命(なぐさひこのみこと)。

現在の和歌山市名草山周辺の、統治者だったようです。

 

 

 

市戎社などもあります。江戸時代中期、周辺で市が賑わっていたのだそうです。

 

 

 

 

鎮守の森は立ち入り禁止。


昔の境内は、この5倍だったというから、鎮守の森もずいぶん小さくなってしまったでしょうね。

神話とつながりの深い御宮だそうで、国学者の本居 宣長らを魅了したそうです。

 

 

昔と今では多少気候が違うでしょうが、紀伊半島は温暖で資源が豊富な土地なので、かなり住みやすかったのでは・・・と思います。

 

住みやすいところには人が集まります。

 

「紀伊半島」は、歴史と謎のある地域なのだと思います。

 

 

「週刊日本の神社90号 日前宮」に、豊富な写真と解説がありますので、興味のある方はバックナンバー購入してください。

週刊日本の神社 90号 日前神宮・國懸神宮

 

 

また、日前宮、【伊太祁曽神社】【竈山神社(かまやまじんじゃ)】の3社を巡ることを「西国三社参り」というそうです。どれも同じ路線上にあるので、お参りしてください。

 

 

日前宮を代々守ってきた紀氏が造った古墳群が近くにあります。こちらも併せて行ってみてはいかがでしょうか。

 

関連記事

→→名草戸畔(なぐさとべ)。「日本人」は単一民族ではない。土着民と渡来人が、時には争いながらも融合した「和」の国だった。

→→【竈山神社(かまやまじんじゃ)】 西国三社参りの一つ。戦死した神武天皇の兄「五瀬命(イツセノミコト)」の墓がある・・・伊太祁曽神社、日前宮、竈山神社は、西国三社参りと呼ばれています。

 

●日前宮と同じく、紀伊国一ノ宮を称するお宮が二つあります。
→→伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)の記事はこちら・・・御祭神は、スサノオの子であるイタケルノミコト。

→→丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)の記事はこちら ・・・和歌山市ではなく、かつらぎ町にあります。弘法大師空海と縁のある神社で、古代豪族「丹生氏」が関係しています。

交通アクセス

JR和歌山駅9番ホームから、和歌山電鉄貴志川線に乗り、2駅先の日前宮駅で下車、徒歩1分です。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

遠方から行く場合、 新大阪駅で新幹線をおります。(飛行機なら関西国際空港)

車で行く場合、参拝者車両は駐車無料です。(100台)

フリー切符

和歌山電鉄貴志川線一日フリー切符がお得です。
大人780円、子ども390円。
和歌山駅9番ホーム、伊太祁曽駅、貴志駅売店、たまカフェ、和歌山駅前和歌山バス営業所で買えます。
貴志川線一日フリー切符
(グルメがお得になる特典つき)

和歌山電鉄貴志川線だけでなく、和歌山バスを利用してマリーナシティマリーナシティ徳川御三家紀州藩・和歌山城(国の史跡)、和歌浦(また後に紹介します)にも訪れたい方には、乗り歩きっぷがお得です。

1デイチケットは大人1600円、子供800円。2デイチケットは大人2400円、子供1200円です。
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近くの宿泊施設

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執筆者:チョットnow


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