【太地町立 くじらの博物館】 カヤックでクジラに近寄り、エサやりができます!

今日は、和歌山県太地町の「クジラの博物館」を紹介します

ここは見所がいくつかあるので、2つの記事に分けて紹介したいと思います。

レジャー記



公共交通機関で行く場合、JR太地駅から太地町営じゅんかんバスに乗車、「くじら館前」下車。

入場料金は、大人1500円、小中学生800円。公式HPに100円割引券があります

営業時間は8:30~17:00(年中無休)

 

 

太地町は捕鯨の町なので、映画「ザ・コーヴ」や、シーシェパードとの争いで、知っている方も多いのではないでしょうか。

 

入場口前に、パネルを持っている女性が二人いて、反捕鯨のパネルをたくさん並べ、「捕鯨 賛成  or 反対」のアンケートを取っていました。

この二人は自分達の意思で反捕鯨活動をしている一般人で、「私達はベジタリアン。捕鯨に限らず肉食は反対だ」とおっしゃっていました。

 

 

 

私達はこの前日に訪れた【串本海中公園】で、太地町立くじらの博物館お得なセット券を買いました。この二つの施設は30km(車で50分くらい)離れていますが、セットで買うと大人1人800円安くなるので、お得です。

 

 

くじらの博物館の建物は3つあります。

博物館(本館)、資料館、入り江を進んだ先にある海洋水族館マリナリュウムです。


あとは、イルカショーのプール、くじらショーの入江、ふれあい体験コーナー、エサやり体験コーナー。

私達が訪れた時は、ちょうどイルカのショーが近かったので、先にショーやふれあい体験からすることにしました。

 

イルカショーは、9:30、11:15、13:15、15:15の一日4回(2016年)。
各回10分です。

時間は短めなのですが、カマイルカ(右)とバンドウイルカ(左)が、キレのある技をテンポ良く見せてくれました。




ショーの後は、一人300円でイルカにタッチができます。

ほかに、トレーナー体験は定員8名、1人1000円で一日一回の開催。

ふれあいスイム(ウエットスーツを着てイルカと触れ合う)は、1人5000円、8:30からと16時から開始。定員は中学生以上で4名、自力で25m泳げ、身長が150cm以上必要で、水着持参です。12月~2月末の冬季は、ふれあいスイムは行われていませんのでご注意を。

 

 

イルカプールとくじらプールのあいだには、シロナガスクジラの全身骨格標本があります。

2005年に展示を開始した強化プラスチック製の原寸大標本だそうです。

標本の元となったのは、1880年にノルウェーで捕獲された体長26mのメスで、この骨格の実物は下関水族館「海響館」にあるそうです。

シロナガスクジラは、体長34メートルのものが確認されているそうですよ。

バスの全長が10mくらいだから、バス3台縦の並べたよりもまださらに長い・・・。

 

うは~~、大きいですねぇ・・・。

 

シロナガスクジラは北極~南極の広範囲に生息しており、この巨体を支える餌は主にオキアミというエビです。

以前記事にしましたが、名古屋港水族館では、世界で唯一南極オキアミの展示があります。

 

 

クジラショーまで時間があったのでえさやり体験をすることに。
餌は、シシャモ5本くらいだったでしょうか。

料金は1バケツ300円で、9時から15時半まで随時受け付けています。
写真はハナゴンドウで、バンドウイルカにもエサやりが出来ます。



もうね、めっちゃかわいいの!(≧∇≦)

 

「ちょうだい、ちょうだい」とねだるようなつぶらな目!

すんごいかわいいんですけど、桟橋には柵が無いので小さな子供を連れた方はご注意ください

 

 

 

エサやり場と、くじらショープールは、入江を利用して作られています。

 

 

こちら、クジラショー。

イルカショーはプールでしたが、クジラショーは入り江で行われます。
世界でも珍しいゴンドウクジラだけのショーで、写真は白いハナゴンドウ。黒い色素の部分がごくわずかにあるので、アルビノではなく、白変種なのだそうです。

 

 

コビレゴンドウ(頭が大きい)、オキゴンドウ(黒くて長い)、ハナゴンドウ(灰色)の3種類のクジラショーが見られます。
ショーの時間は10:15、12:15、14:15、16時で、各回15分(2016年)。
技のキレと芸達者ぶりはイルカの方ですが、クジラは大きいので迫力が有ります。

 

 

 

クジラショーの後は、カヤックアドベンチャーをしました。1人1000円で、9時から15:30の間で随時受け付けています。
クジラショーの入り江プールで体験するので、クジラショー開催中はできません。
餌の入ったバケツを持ってカヤックを操ります。

夫と息子が体験したのですが、とっても楽しかったそうです!
私もやりたかったぁ! ←娘の子守り&ムービーと写真撮影係。

 

クジラがすぐ隣でバシャバシャしたり、餌をねだって水を噴くので、着替えがあったほうがいいかもしれません。

ご夫婦でカヤックに乗っていた方は、オキゴンドウにしつこく水をかけられ、ズボンをずぶ濡れにしていました。

餌が無くなっても催促してくる時は、バケツを逆さまにして「もうないよー」と言うと、離れてくれるそうです。(賢いですね)

 

 

 

次は、水族館と博物館(本館)を紹介します。

次の記事はこちら

前回の続きで、和歌山県太地町の「くじらの博物館」についてです。 ショーやふれあい体験を紹介したので、次は水族館と博物館について書きます。 見学記 公共交通機関で行く場合、JR太地駅から太地町営じゅんかんバスに乗車、「くじら[…]

(この旅行記は2017年です)

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交通アクセス

公共交通機関で行く場合、JR太地駅から太地町営じゅんかんバスに乗車、「くじら館前」下車。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
バスはじゅんかんバス時刻表をご覧ください。
車で行く場合、無料の駐車場があります。

料金について

大人1500円、小中学生800円。
公式HPに100円割引券があります
串本海中公園とセットで買うと、大人で800円のお得です。券は発行から一週間有効です。
営業時間は8:30~17:00(年中無休)

近くの宿泊施設

花いろどりの宿花游。くじらの博物館から徒歩10分くらい。

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