【黒潮市場】 マリーナシティで遊んだら、土産選び、美味しい食事、マグロ解体ショー!

前回からの続きで和歌山県和歌山市の観光を紹介していきます。

人工島マリーナシティの【遊園地 ポルトヨーロッパ】を取り上げたので、今回は隣にある黒潮市場、紀の国フルーツ村について書きたいと思います。

写真は2013年、2016年、2023年のものです。

レジャー記

公共交通機関で行く場合、JR和歌山駅から42系統マリーナシティ行きのバスに乗車し、「マリーナシティ」で下車します。乗車時間は22分。
南海和歌山市駅から行く場合、117か42系統のバスに乗り、マリーナシティで下車。乗車時間は33~40分。
和歌山バスHP

遠方から行く場合、 新大阪駅で新幹線をおりて、特急くろしお(特急料金必要)か、和歌山行きの快速電車(紀州路快速など)に乗り、和歌山駅で下車します。電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

 

車で行く場合、一日1,500円の広大な有料駐車場(マリーナシティ第一、第二、第三駐車場)があります。(2016年に訪れた時は1000円でしたが値上がりしました)

 

黒潮市場を短時間だけ利用する方は、広いマリーナシティ第一~第三駐車場(一日1500円)に停めずに、黒潮市場専用駐車場に停めましょう

黒潮市場専用駐車場は、一時間750円かかりますが、黒潮市場で1,500円以上のお買い物をした方は一時間無料、温泉を利用した方は2時間無料になり、お得です。(停められる台数が少ないので、駐車待ちの行列が出来ることが多々あります。もう少し奥に行くと右手側に、県営公共マリーナ駐車場という500円の格安駐車場がありますが、こちらもすごく行列ができますし狭いです。)

 

 

「和歌山マリーナシティ」は和歌山湾にある人工島で、1994年(平成6年)に開催された世界リゾート博に合わせて、松下電器(創業者は松下幸之助)のグループの一つであった松下興産によって作られました。リゾート博は72日間開催され、当時中学生だった私も、友達と行って、カヌーの体験などを楽しみました。

ここは遊園地「ポルトヨーロッパ」だけではなく、飲食や買い物が楽しめる「黒潮市場」、海釣り公園、温泉と、一日遊べます。各施設の営業時間、料金は和歌山マリーナシティHPでご覧ください。

→→【和歌山マリーナシティ、ポルトヨーロッパ(遊園地)】 和歌山市の遊園地。入園無料! 和歌山弁の、ざじずぜぞ・だぢづでど!・・・遊園地のポルトヨーロッパの記事です。黒潮市場で食事もしたいし、遊園地でゆっくり遊ぶなら、一日1,500円かかる「マリーナシティ第一、第二、第三駐車場」を利用した方が安くつきます

 

 

和歌山マリーナシティ【ポルトヨーロッパ】の隣に、黒潮市場があります。入館は無料。

顔出しパネル。

 

黒潮市場では、食事処と、土産売り場がそろっています。


その場で食べられる海鮮丼、寿司、魚のすり身揚げなどの他、鮮魚、干物の海産物、果物、土産物などあるので、目移りします。

 

 

 

黒潮市場の目玉、マグロの解体ショー。場所は入り口付近です。
けっこうな人だかりが出来るので、よく見たい方は開始時間前に行きましょう。
日本人の他、中国人のバスツアー観光客で、かなり混み合います。
毎日3回開催 ①11時~②12時30分~③15時~。(2016年のスケジュール)

 

 

 

さばいたマグロは販売されますので、お好きな部位を買ってください。

 

 

マグロの種類。

 

 

マグロの部位。

今でこそ脂ののったトロが大人気ですが、江戸時代は脂っこい魚は好まれなかったようで、トロの部位は捨てられていました。
ネコも食べないことから「ねこまたぎ」と呼ばれていたそうですよ。
食文化と美の基準は時代によって変わりますね~。

 

 

 

夫のふるさと青森県の「大間のマグロ」も有名ですが、和歌山県は生鮮マグロ水揚げ日本一

それにしても、本州最北端の青森と、本州最南端の和歌山、両方でマグロが楽しめるのは良いですね。

どっちの故郷に帰省しても、御飯が美味しいです。(青森はりんご、和歌山はみかんで、フルーツも美味)

 

 

 

 

マグロの背比べパネルもあります。

 

 

 

黒潮市場の飲食店ですが、はっきりいうと、そんなに安くないです。(下の写真は2023年一月のもの)

海鮮丼は1500~3000円くらいしますし、お寿司もマグロが入っているせいか2000円以上予算を見ておくほうがよいです。

でも気軽に食べられるパック詰めの海鮮丼は1000円くらいで売られていますし(1500円にランクアップするとウニが入る)、魚すり身揚げは一本300円なので、上手に組み合わせて食べてください。麺類は比較的安く食べられるので節約したい方にはオススメ。醤油とんこつ味の和歌山ラーメンがオススメです。

 

 

みかんと桃のソフトクリーム(シャーベットみたい)もありましたが、みかんよりも桃のほうが美味しかったかな。

食事座席は、黒潮市場の外にありますが、屋根があるので、雨天でもOK。

 

 

時間とお金がある方は、浜焼きバーベキューコーナーもおすすめ。黒潮市場一階のお店でBBQ材料を自分で買い、外の席で焼いて食べるものです。
BBQ素材はカマ、マグロ串、サザエ、ホタテ、エビなど70種類もあるので、楽しいと思います。
(注意:素材を買う前に、BBQ席をキープしましょう)

二階にはバイキングレストランゴンドワナと、和食レストランがあります。
営業時間など詳しいことは飲食店案内でご覧ください。

 

 

 

 

 

次は売店へ。

梅、みかんは和歌山の特産品で、全国シェア一位をほこるので、いろんな土産をぜひ買って行ってください!

 

 

 

面白いポテトチップスがありました。じゃばら味ポテトチップス、桃バター味ポテトチップス、みかん味ポテトチップス。みかん味の方はTV番組でも紹介されたご当地ポテトチップスです。みかん味のアメの粉末をポテトチップスに振りかけたような味で、面白かったです。

 

 

私の好物、和歌浦せんべい。

 

 

100年前と同じ味! ほんのり甘いおせんべい。味は瓦せんべいと似ていて、サクッと軽い食感。

→→【塩釜神社と不老橋】 子授け・安産・製塩の神様。丹生都比売神社と関わりがある・・・せんべいに描かれた橋は、和歌山市和歌浦にあります。

 

 

はずれなしの1000円くじ。まぐろは黒潮市場だけの限定品!

 

 

フルーツ王国和歌山は、果実酒もたくさん! 醤油は和歌山県発祥ということで、取り扱いも多いです。

 

 

なぜかしらアウトドアスパイスの「ほりにし」が全種類並んでいました。この「金のほりにし」はニンニク味が効いていて、じゃがバターに振りかけて食べるとめちゃウマです!

 

 

 

 

黒潮市場の向かい側に「紀の国フルーツ村」があり、和歌山県特産のかんきつ類、桃などが売られています。

和歌山産果実を使ったフレッシュジュースが楽しめるお店や、くろさわ牧場の牛乳を使ったソフ トクリーム、高級和三盆を使用したロールケーキ「紀の国ロール」などスイーツショップがあります。

土産物の品揃えは黒潮市場のほうが多いですが、この紀の国フルーツ村でしか買えないものがあるので、ぜひチェックしていってください。

 

 

 

最後に「わかやま館」ですが、昔は展示ホールで和歌山の自然や南方熊楠の動く人形があったのですが、さびれる一方です。

1994年にマリーナシティは出来ましたが、当時の和歌山館は迫力ある全天ドームシアターが見れました。

2007年に夫と来た時、全天ドームシアターのお客さんは私達を含めて4人だけという閑散ぶりで、一階の南方熊楠の動く人形の手から「杖」が取れてしまったのか、ガムテープで「傘」を固定している状態で(なんで傘? もっとマシな修復ないの? と笑えたけど)、今月帰省した時は展示室自体が空っぽになっていました。

二階のドームシアターは完全に閉鎖されており、夫は「いやー・・・なんか・・・、さみしいな、なつかしいな・・・と思って・・・」と、ちょっと元気がなくなってしまいました。

そんな寂しい経過をたどる一方の和歌山館は現在会議室として使われているようですが、一階の土産物売り場は開いていますので、ぜひ見て行ってください。

残念ですが、わかやま館は、2021年(令和3年)3月31日に閉館しました。

 

 

わかやま館一階では、NHK大河ドラマ真田丸関連グッズが売られていました。

→→【九度山・真田ミュージアム】の記事はこちら・・・和歌山県九度山町。

 

 

あとは「海難1890」関連グッズとして、トルコの民芸品の販売もありました。

映画海難1890・・・和歌山沖でトルコの船が難破し、地元の人が救助した、エルトゥールル号遭難事件。第39回日本アカデミー賞 10部門受賞した快作でトルコとの合作。

エルトゥールル号遭難事件を伝える資料館が、串本町にあります。

→→トルコ記念館の記事はこちら・・・串本町は本州最南端の町です。

 

 

 

 

 

トルコの民芸品、ナザールボンジュウ。

私もナザールボンジュウを持っていますが、色がとても綺麗です。←初めて買った外国の雑貨!

トルコ人は入口の壁にかけたり、身に着けるお守りです。

他人の羨望・嫉妬のまなざしは、良くないことだとされており、悪い視線から守ってくれるんだそうです。嫉妬の視線から守ってくれた時、ナザールボンジュウは割れるそうですよ。

 

 

 

マリーナシティには「黒潮温泉」と「海釣り公園」もありますが私は体験したことがないので、マリーナシティ公式HPでご覧になってください。

 

次の記事で簡単に、和歌山土産について書こうと思います。

 

次の記事はこちら

まだまだ和歌山市内の観光スポットを取り上げるのですが、土産物を数多く揃える黒潮市場をさきほど取り上げたので、おすすめの土産物を紹介したいと思います。 →→【黒潮市場、和歌山館】 マリーナシティで遊んだら、土産選び、食事、マグロ解体ショー・[…]

 

 

(この旅行記は2013年と2016年と2023年のものです)

関連記事

→→マリーナシティ、ポルトヨーロッパ(遊園地)の記事はこちら・・・隣です。

→→【和歌山城】徳川御三家の一つ紀州徳川家。8代将軍徳川吉宗と、忍者集団お庭番・・・車で20分くらいの距離にある、和歌山市のシンボル。

交通アクセス

JR和歌山駅から42系統マリーナシティ行きのバスに乗車し、「マリーナシティ」で下車します。乗車時間は22分。
南海和歌山市駅から行く場合、117か42系統のバスに乗り、マリーナシティで下車。乗車時間は33~40分。
和歌山バスHP

遠方から行く場合、 新大阪駅で新幹線をおりて、特急くろしお(特急料金必要)か、和歌山行きの快速電車(紀州路快速など)に乗り、和歌山駅で下車します。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

 

車で行く場合、黒潮市場お買いもの専用駐車場が近くにあり、1時間毎750円。市場でお買い物(1500円以上)をした方は1時間無料、温泉利用なら2時間無料。(駐車券の提示が必要)

お買物専用駐車場が満車の場合、マリーナシティの駐車場に停めることになります。(一日1500円)

料金について

黒潮市場、紀の国フルーツ村、和歌山館は無料です。
黒潮市場の営業時間は10:00~18:00(冬季は17:00まで)
各施設の営業時間、料金は和歌山マリーナシティHPでご覧ください。
黒潮市場(1階)飲食店の営業につきましては、開店時刻より1時間後。
オーダーストップは閉店30分前/BBQ食材販売終了は閉店1時間前。

近くの宿泊施設

和歌山マリーナシティホテル(旧・和歌山マリーナシティ ロイヤルパインズホテル)。
マリーナシティ(ポルトヨーロッパ、黒潮温泉)のすぐ近くです。

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