【瀬戸内海国立公園 友ヶ島②】 日本標準子午線、日本最南端の地。ここは、ラピュタの島に見えるのだろうか

前回からの続きで友ヶ島を取り上げます。

散策記

前回、①と②を書きました。

②の第二砲台跡から海沿いにテクテク進むと、③の友ヶ島灯台に着きます。

綺麗な灯台です。

明治3年4月、リチャード・ヘンリー・ブラントン(イギリス人)により着工、明治5年(1872年)6月25日に竣工点灯した、日本で8番目に出来た洋風建築の灯台。

後に灯台建設地一帯が、群の要塞基地となったため、ここに移設されました。

紀淡海峡を運航する船舶の「みちしるべ」として現役の灯台です。
昭和55年に改築されましたが、ほぼ原型どおりに保存されているそうです。

 

 

 

 

灯台の隣「子午線広場」にて。


日本標準子午線、日本最南端の地。
東経135度。

英国グリニッジ天文台を通るグリニッジ子午線(経度0度線)から9時間進んでいるラインで、日本の標準時となるラインです。

東経135度子午線が通過する12市のうち、ここが南の端

後ろに見えている島は、淡路島です。

明石海峡大橋が開通した年に連れて行ってもらってから淡路島へ入っていませんが、友ヶ島から見るとけっこう大きいことに驚きます。

→→(2017年 淡路島へ行きました。旅行記は明石海峡大橋の記事からご覧ください)

 

 

淡路島は、日本列島の国産みの神話の舞台として有名ですね。

実は友ヶ島(沖ノ島ではなく神島のほう)も国産み神話と関係が有るのではないか・・・と言われているそうです。

日本神話については、「花の窟」で簡単にまとめましたので、興味のある方はそちらもご覧ください。

 

イザナギノミコト(男神)とイザナミノミコト(女神)が、国生みの際に、「天の浮き橋(あまのうきはし:天と地を結ぶ宙へ浮く橋。神はこの橋を渡って地へ降りるとされる。)」に立ち、天の沼矛(ぬぼこ)をまだ何も出来ていない海原に下ろし、「こをろこをろ」とかき回し矛を持ち上げると、滴り落ちた潮が積もり重なって島となった。これがオノゴロ島である。

平安前期の古代諸氏族の系譜書である『新撰姓氏録』では、オノゴロ島は沖ノ島など友ヶ島の島々と一説がある。

(ウィキペディアから抜粋)

 

 

オノゴロ島は、「神々がつくり出した最初の島」です。

友ヶ島(神島)のほかに、沼島、絵島も候補として上がっているそうです。

 

 

私は、淡路島か沼島がオノゴロ島なんじゃないのかな~と思ったり・・・。

 

 

皆さんは、どう思われますか???

 

 

神話の世界に思いを馳せながら、私達は木陰で持参した菓子パンを食べました。

 

とても天気の良い日でしたから、海を見ながら食べたかったのですが上空をトンビが旋回していたため、木陰で隠れるようにランチタイム・・・。

 

 

 

この景色!  綺麗~~~!


もうね、自然は汚したらアカンよ~。

 

 

ホンマ、自然の中に身を置くと、そう思う・・・。

 

 

生かしてくれてありがとう!

空と海が眩しいから、私の瞳と心もキラッキラ輝く~!

写真を見て思い出すだけで、最高に気持ち良い~~~!!

 

 

 

 

海沿いにテクテクと南下すると④地点の孝助松(こうすけまつ)海岸に到着。


一本だけ松がピコッと立っていました。

 


 

テクテクと島内の歩道を歩いて、タカノス山展望台へ向かいます。

友ヶ島に訪れる人の大半は、海の家のわき道からタカノス山展望台をめざすため、蛇ヶ池、灯台、孝助松(こうすけまつ)海岸は人が少ないです。

この道を歩くのも、私達家族だけでした。

 

 

 

 

椿が見ごろでした。
2月~4月まで、椿の群落を楽しめるそうです。

 

 

 

⑤地点の、タカノス山展望台に到着。

友ヶ島に到着してから二時間半が経過していました。
景色を楽しんだり、木陰でパンを食べたり、ゆっくり散策していましたからね・・・。

 

島の西側は人が少なかったですが、タカノス山展望台はけっこう混雑していました。

 

近くに居た方に「どちらからこられたんですか?」と尋ねたところ、「奈良です」とおっしゃいました。

もっと遠くから来ていた方もいらっしゃるでしょうね~。

 

私達の後ろに見える、小さな島が「神島」で、神々が最初に生んだ島「オノゴロ島」かもしれないと言われている候補地のひとつです。

 

神島はもともと少彦名命(すくなひこなのみこと)と大己貴命(おほなむじのみこと)を祀っていたそうですが、仁徳天皇(大阪府堺市に有る日本一の巨大古墳・大仙古墳に埋葬されていると言われている天皇)の時代に、離島では何かと不自由であろうと、加太に遷座したのが、現在の淡島神社(日本国内に約1000社余ある淡島神社の総本社)だそうです。

 

淡島神社は、雛流しと人形供養(境内に2万体!)で有名です。(髪の伸びる人形もあるらしい)

 

 

テクテク歩いて、⑥地点の友ヶ島第3砲台跡に到着。 手前にある、水の溜まった円のようなものが砲座です。

 

 

 


各砲座はトンネルで繋がっています。

トンネルはそんなに距離があるわけではないのですが、すごく暗いです。

携帯電話のライトで足元を照らしながら歩きました。

途中、地下に降りる連絡通路があり、個室もあるのですがめちゃくちゃ暗いです。

一人で置いていかれたら発狂しそうなレベルの「闇」です。

 

 

携帯電話のライトじゃ足りないからどうしよう~と思っていたら、運よくボーイスカウトグループの探検と重なったため、子供達の懐中電灯で中を観察することが出来ました。

 

ガラーン・・・としたレンガ造りの小部屋で、何もありませんでした。

ドラゴンクエストのダンジョンみたいな雰囲気なので、探索したいかたは懐中電灯を持って行くと良いかと思います。

 


 

弾薬支庫跡。
ここも雰囲気が良いので、観光客がたくさん居ました。

 

 

 

だれが置いたのか、天空の城ラピュタの巨神兵のフィギュアが置かれていました。

ジブリ作品が好きな方は、ぜひ東京都三鷹のジブリ美術館へ足を運んでください。
→→三鷹の森 ジブリ美術館    チケットとバス、カフェ麦わらぼうし(事前にチケット入手しないと入れません)

 

 

私達はこの後、南垂水(みなみたるみ)キャンプ場へと抜けて、トイレ休憩を済ませた後、野奈浦桟橋へ戻りました。


南垂水(みなみたるみ)キャンプ場近くにあった説明板。

修験者の開祖・役小角(えんのおづぬ)がここに来ていたんですね。

 

 

 

私達は沖ノ島の西側しか散策しませんでしたが、東側の虎島は行場跡があるそうです。
時間と体力が有れば行ってみたかった!

 

 

波止場で帰りの船を待つ。

 

 

 

赤クラゲ発見!

 

水族館では幾度か見ていましたが、海で見たのは初めてだったのでうれしかったです♪

 

 

友ヶ島に11時20分に到着し、臨時便の15時半の船で帰ったので、滞在時間は4時間でした。

5歳の子供と一緒だったため、ゆーっくり周りましたが、島を一周したい方は半日見ておくほうが良いかもしれませんね。

 

 

私はあまり「ラピュタっぽい」と思いませんでしたが(ごめんなさいネ。倒れた自動販売機は撤去したほうが良いと思う)、ぜひ「ラピュタの島」と言われる友ヶ島の散策を楽しんでください。

 

 

楽しかったよ、ありがとう!

 

 

関連記事

→→猿島の記事はこちら・・・関東には猿島という無人島があり、ここも友ヶ島となんとなく雰囲気が似ています。

→→【和歌山城】徳川御三家の一つ紀州徳川家。8代将軍徳川吉宗と、忍者集団お庭番・・・和歌山市のシンボル。

→→【マリーナシティ、ポルトヨーロッパ(遊園地)】 入園無料。和歌山弁の、ざじずぜぞ・だぢづでど!

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、加太駅で下車し、徒歩13分で東海汽船乗り場に到着。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
車で行く場合、友ヶ島汽船乗り場前に有料駐車場があります。(500円)
付近の道は、車が一台しか通れない細道なので、運転が苦手な方は電車+徒歩で東海汽船乗り場へ行くのをお勧めします。

 

料金について

加太漁港から友ヶ島への乗船料は大人往復2000円、小人往復1000円。
乗船時間は約20分。
手荷物は、1人1個まで無料。
ペットは乗せられません。

運行時刻は季節により違いますので、友ヶ島汽船HP 時刻表でご覧ください。
3月~11月末は1日4~6便出ますが、12月~2月末は1日2便しか出ません。
火曜日・水曜日(4/28 – 5/6 、7/20 – 8/31の期間を除く)は運休のため、友ヶ島へ渡れませんのでご注意を。

近くの宿泊施設

活魚料理専門旅館 あたらし屋。加太漁港すぐ近く。

お得で便利な、旅の予約サイト

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