【熊野那智大社(世界遺産)】 熊野三山の一つ。もともと那智の滝の近くに祀られていた

前回の続きです。

熊野那智大社の別宮である 飛瀧神社と大滝から、徒歩15分ほど離れたところに、那智山 青岸渡寺と熊野那智大社があり、この2つは隣り合っています。

参拝記

熊野本宮大社(世界遺産)の記事はこちら
大斎原と熊野川(世界遺産)の記事はこちら
玉置神社(世界遺産・熊野三山の奥宮)の記事はこちら
神倉神社(世界遺産)の記事はこちら
熊野速玉大社(世界遺産)の記事はこちら
飛瀧神社と那智大滝(世界遺産)の記事はこちら
青岸渡寺(世界遺産)の記事はこちら
と、お参りをしてきて、熊野那智大社が最後です。

 

 

熊野那智大社と青岸渡寺は隣り合っており、二つの境内は繋がっているので行き来できます。

 

 

 

 

こちらは表参道から入った場合、最初にくぐる鳥居。

 

 

 

 

拝殿。

左側に映っているのは、御縣彦社(八咫烏のお社)です。

 

 


 

主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)です。

 

第一殿 瀧宮・・・大己貴命(飛瀧権現・オオクニヌシ)   本地仏は千手観音
第二殿 證証殿・・・家津御子大神(スサノオノミコト)、国常立尊   本地仏は阿弥陀如来
第三殿 中御前・・・御子速玉大神(イザナギノミコト)   本地仏は薬師如来
第四殿 西御前・・・熊野夫須美大神(イザナミノミコト)   本地仏は千手観音
第五殿 若宮・・・天照大神   本地仏は 十一面観音
左側に第六殿八神殿

 

熊野本宮大社、熊野速玉大社と違い、御滝の神様を併せ祀っているため一柱多く神様を御祭りしているそうです。

 

熊野本宮大社、速玉大社の記事でも書きましたが、熊野牛王符は本宮大社、速玉大社、那智大社、それぞれデザインが違いますので、集めたい方は忘れずに頂いてください。 一枚500円です。

 

 

 

拝殿の左手側に八咫烏の像があります。

熊野と言えば、シンボルの八咫烏ですね。

北(大和)へ飛び立とうとしている姿だそうです。

 

 

像のすぐそばに、八咫烏をまつるお社がありましたので、参拝しました。

御縣彦社(みあがたひこしゃ)。

御祭神は、建角身命(たけつぬみのみこと)。

建角身命は京都市左京区の下鴨神社の御祭神でもあり、八咫烏となって神武天皇を熊野から大和に導いたとされているそうです。

→→【賀茂御祖神社(下鴨神社)】の記事はこちら・・・世界遺産。日本の歴史に深く関係しているお宮。ヤタガラスは、下鴨神社の祭神「建角身命」の化身と言われている。

 

熊野本宮大社の旧社地と、速玉大社にも、摂末社で八咫烏を祀るお社がありますが、那智大社は八咫烏の像があるのでわかりやすいです。

 

八咫烏・・・建角身命が烏に変化した姿、より良い方向へ導く神様で眷属(けんぞく)、裏天皇に関わる秘密結社など、いろんな説がありますね。

 

奥には神武天皇の先導の役目を終えた八咫烏が化身したとされる「烏石(からすいし)」がありますが、普段は一般公開されていません。

 

大きさは幅180センチ、高さ50センチほどの石で、那智大社が仁徳天皇5(317)年に那智の滝からこの地に移ったのは、烏石がここにあったからだそうです。

 

枝垂桜が美しく咲く3月中旬~4月初旬ごろには本殿が公開されて、烏石も拝観することができるそうです。

 

 


 

 

熊野那智大社では、大クスの胎内くぐりができます。

樹齢約850年の、御神木です。

300円を納めて護摩木にお願い事を書きます。

 

私達は普段、お寺、神社にお参りに行っても、個人的な願い事はせず、日々の感謝をし、世界平和を祈っています。

世界平和を祈るきっかけとなったのは、厚木基地の近くに4年半住んでいたからです。鼓膜を引き裂くような破壊的な爆音は、のほほーんと生きていた私達(青森出身と和歌山出身)の人生観を根底から変えました・・・。

夫の職場に近いから・・・と家を買ったのですが、爆音に耐え切れず、一年半かけて家を売却して引越しました。

私達夫婦に個人的なお願い事が特に無かったので、息子に「なにかお願いすることあったら書く?」ときいたところ、スラスラとなにやら書いて、大クスの胎内へ入っていきました。

 

 

 

胎内くぐりをしたあとは、護摩舎に収めます。


「じ分にも 社会にも いいしごとにつけますように。」
と、書いていました。

 

胸がジーンとしました。

えらいなぁ・・・。

 

どうか、自分も、社会も、大切にして、子供たち一人一人が、平和な世界を築いてくれますように・・・。

私達大人は、良いお手本にならないといけませんね・・・。

 

 

 

お参りをした後は、表参道を通って帰りました。

写真は、那智黒石のお店です。

那智黒石とは、黒色で硬質の粘板岩で、新第三紀中新世の熊野層群から採取されるそうで、すずりや、碁石の黒石、庭園用の玉石として使用されます。
お店の方が「手作りすずりを作るお店がだいぶ少なくなったんだよ」とおっしゃっていました。

 

 

那智黒石キーホルダー。1個500円。
無料で裏に名前を刻んでくれます。

名前の彫刻がですねぇ、私の字より上手い!(職人さん、すごいわぁ)

息子には、良い道に進めるといいね、の願いをこめて八咫烏(サッカーボールの上に乗っていますね。日本サッカー協会のシンボルがヤタガラス)。

娘には、不苦労で、フクロウを買いました。

 

 

 

那智黒といえば、飴が有名です。べっこう飴みたいな素朴な味わいです。那智黒石みたいに真っ黒ではなくて、こげ茶色。

私達は帰りに通りましたが、こちらが表参道。

 

といっても、裏参道は「旧参道」だそうで、やっぱり裏参道が昔はメインだったんだろうなぁと思います。

 

どちらからお参りしても良いのですが、体力のある方は、行きでも帰りでもかまいませんので、熊野古道の雰囲気を残す裏参道を、一度は歩くのをおススメします。

 

 

表参道には看板がありました。

熊野の神様佛様は大自然そのものです。古道を歩く時、次の約束を守ってください。
・持ってきたもんはぜんぶ持って帰ってよ。
・残していってええのは足あとだけやで。
・持って帰ってかまんのは土産と思い出だけやで。

 

 

もうね、ホントね、説教臭いこと、未熟な私が言える立場じゃないけど、

ゴミのポイ捨てと落書きは、本当にやめてほしい。

 

 

めちゃくちゃ酷い落書きで傷つけられた景勝地が白浜町にあります。

千畳敷の記事はこちら(私が過去訪れた観光地で、一番激怒したところ)

 

 

 

お参りを済ませた後、車に乗り、大門坂駐車場へ向かいました。

帰る前に少しだけでも大門坂を歩きたいなぁ・・・と思ったからでした。

 

 

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熊野三山の全ての祭神を祀る熊野の別宮的な存在。ここに参詣し、三山を遥拝して、山中の熊野まで行かずに引き返す人々もいたそうです。和歌山県田辺市。

闘鶏神社の記事はこちら

 

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交通アクセス

公共交通機関で行く場合、紀伊勝浦駅で下車し、熊野交通バス那智山行きに乗り、「滝前」で下車か、終点で下車。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

バスは熊野交通バス 那智山方面行き時刻表をご覧ください。那智山(勝浦駅~那智山~勝浦駅)の往復割引乗車料金1000円です。大門坂駐車場~那智山の間はフリー乗降できます。勝浦駅前出札窓口営業時間内(8:00~17:00)で販売。購入当日限り有効。

車で行く場合、 通行料800円の防災道路(マイクロバス以上の大型車除く)を通れば那智大社のすぐ近くまでいけます。
ほかに、土産物店の有料駐車場がいくつかあります。(だいたい500円くらい)

フリー切符

熊野三山や熊野古道の散策に便利な、熊野交通フリー切符があります。
発売価格 おとな:3,000円  こども:1,500円
有効期間 発売日を含む3日間
熊野交通バスに限り、三日間何度でも乗り降り可能。

近くの宿泊施設

民宿 美滝山荘。

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