【月刊ムー 40周年展】 全国に散らばる老若男女のムー民が、池袋のパルコへ吸い寄せられた!(と思う)

先日、東京の池袋パルコで開催されていた月刊ムー展に行ってきたので、忘れないうちに記事にしておこうと思います。

この展覧会は一昨日(2018年10月29日)終了しているので、会場の様子を記事で楽しんで頂けたら・・・と思います。

見学記

「月刊ムー 40周年展」の会場は、池袋のパルコ7階。

開催期間は10月12日から10月29日までという、たったの17日間でした。(なぜこんなに短いのだ~。知った時は、残り一週間をきっていて焦った)

入場料は大人700円で、小学生以下は無料でした。

会場入り口。グレイ星人がいました。人間の3歳児くらいのサイズです。

 

 

入ってすぐに目をひくのが、今まで出版された月刊ムーの表紙を壁一面に展示したパネル。

1979年11月の創刊号から、最新号までズラーーーーーーッと一面に並ぶ表紙は、美しく、圧巻!

 

 

表紙を見るのが楽しい! 私は表紙コーナーで20分くらい費やしてしまいました。

 

 

遮光器土偶 (しゃこうきどぐう)。

遮光器土偶と記念写真を撮りたい方は、青森県の木造駅(きづくりえき。もくぞうえきではない)へ行きましょう!

→→木造駅の記事はこちら・・・巨大な遮光器土偶の駅舎。シャコちゃんと、東日流外三郡誌の謎について書きました。

 

 

 

秋田県の黒又山(くろまたやま。通称クロマンタ)。

→→黒又山(クロマンタ)の記事はこちら・・・「日本でもっとも美しいピラミッド」と言われる謎の山。龍蛇信仰。

 

 

 

流行りましたね、ノストラダムスの大予言。

 

 

 

オー、スンダランド!

縄文時代の紀国の女王「ナグサトベ」らのルーツかも知れない、幻の大陸!

→→名草戸畔(なぐさとべ)の記事はこちら・・・「日本人」は単一民族ではない。土着民と渡来人が、時には争いながらも融合した「和」の国だった。

 

 

写真が増えるのでこれくらいにしておきますが、月刊ムーでは、他に、死後の世界、生まれ変わりの話も、よくとりあげているようでした。

 

 

我が家にある月刊ムーは、この2冊だけ。

「なにぃぃぃ、2冊とはどういうことだぁ!? おまえさん、ムー民(むーみん)じゃないだろう!?」と言われそう。

 

私はオカルトやミステリーが大好きですが、夫はこの分野に全く興味がない人なので(白い目で見る!)、本棚でムーを増殖させないように、私なりに気をつかっているのでした。

ちなみに夫は、「月刊トランジスタ技術」という雑誌をたまに買って読んでいたのですが、ある日、書店に訪れると、月刊トランジスタ技術と月刊ムーが仲良く並んで販売されているのを見て、私はニヤリとしたのでした。

 

 

 

これは表紙のパネルではなく、1979年の11月に初めて創刊された冊子(本物!)。

表紙絵が美しいですねー! イラストレーターの生頼範義さんが書かれたものだそうです。

この時、まだ、私も夫も生まれていないのでした。

 

 

月刊ムー1号と記念撮影できるコーナーがありました。

 

 

なんとなく「そうかな」と予感はしていましたが、漫画の神様である手塚治虫さんは月刊ムーが好きだったようです。

たぶん、私が好んで見ていたTV番組のディレクターさんも、ムーの愛読者だったのではないでしょうか?

 

 

写真やイラストに時代を感じますね。

 

 

「ピラミッドは超古代のエネルギー集積装置だったのか」とありますが、「超巨大「宇宙文明」の真相―進化最高「カテゴリー9」の惑星から持ち帰ったかつてなき精緻な「外宇宙情報」」という本に、ピラミッドは宇宙のエネルギーを捕獲したり、天候を操作したり、ほかの世界の人たちとの通信装置だったと書いていたので、そうだったのかもしれないですね。

 

この「かもしれない」は、とても大切な「ものの見方」であると思います。

宇宙は広大で謎にあふれているので、地球人が知らないこともたくさんあることでしょう!

 

「ただのオカルトだろう」「科学的に証明されていない」で一笑に付すのは早い!

 

 

 

異形の神々。ページ右下にある「人類と混血した蛇神」の像は、古代オリエント博物館にありました。今も展示しているのかな? 思ったよりも小さくて「あれ?」と思った像です。

 

 

ネッシーの背中に乗って記念写真撮影しました。係りの方が撮ってくださって、良い思い出になりました♪

UFOに吸い込まれる牛は、キャトルミューティレーションされるのでしょうか?? (TVで見て恐かったなぁ)

 

 

超能力者の中で、世界で一番有名かもしれない、ユリ・ゲラー。

 

 

ユリ・ゲラーが曲げた本物のスプーン。(子供の時、一生懸命マネをした!)

 

 

展示会場は狭いのですが、一番時間をとったのがムー閲覧コーナー。ベンチが2つ置かれていて、ムーをじっくり読むことができました。

下に古そうな月刊ムーがあったので、自分が生まれた時に書店に並んでいた本を見ようと手を入れたら、バコッと本の背表紙全体が後ろに引っ込んで驚きました。

実は、下の2段は背表紙のパネルだったんですねー。

パネルを本物と勘違いして手を突っ込むなんて、、、、恥ずかしかったわ! (*≧∀≦)ゞ

 

 

月刊ムーの五代目編集長、三上丈晴さんのデスク。

三上編集長の手相もありました。

仏眼、神秘十字、イケイケ線、オタク線は、私もあります! 三上編集長は、ますかけ線、アブノーマル線、カリスマ線、二重生命線もあるようです!(アブノーマル線なんてあるのね、初めて知ったわ)

 

 

ビッグフットの足型と、自分の足の比較ができます。

・・・息子はビッグフットを知っているのだろうか???(ドラえもんのファンなので、ツチノコ、ネッシーは知っている)

 

 

最後はお土産売り場で、月刊ムーの表紙デザインのバンダナと、2冊の本を買いました。店頭に出ている中で最後の一冊でした。

 

 

あ~~~、奈良県の明日香村の遺跡行きたいなぁ!

手塚さんの「三つ目がとおる」で酒船石は薬品の調合をするために使っていたと書いていて、すごく興味がある!

実家が和歌山県にあるので、次の帰省で寄り道して、奈良県明日香村に行きたいと思います!

 

 

ちなみに、「三つ目がとおる」の主人公である、超天才・三つ目族のプリンス「写楽(シャラク)くん」は最後にこう叫びます。

 

「おれはいまの世界なんか、だいっきらいだっ。やれ勉強だ 就職だ 金だ 出世だ」

 

 

オカルト雑誌「ムー」が、初めは学生をターゲットにしていたこと、漫画家やアーティストに愛されたこと・・・。

 

 

やれ勉強だ、就職だ、金だ、出世だ。いやいや「生きる」っていうのは、こんなもののためじゃない! 世界はもっと不思議にあふれていて、楽しいんだ、夢があるんだ、自分の知らないことに満ちていて、とってもワクワクするんだ!

 

 

そんな魂の叫びが、愛読者(ムー民)を40年間も生み続けてきたのでしょうね。

 

月刊ムーよ、これからも永く続きますように!

そして、子供や孫も、ワクワクさせてください!

 

 

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