【国立科学博物館 大英自然史博物館展(ロンドン自然史博物館展)】世界初の巡回は、東京上野から!

「大英自然史博物館展へ、行ってきました」の記事で、ちょっとだけ書きましたが、改めて特別展のことを書きます。

見学記

大英自然史博物館展(ロンドン自然史博物館展)の、記念すべき世界初の巡回は、東京上野から開始。

会期は2017年6月11日までです。

私達が行ったのは、4月末の土曜日昼前で、そんなに混んでいませんでした。

 

20歳ころ大阪へエジプト展を見に行きましたが、その時はギュウギュウで大変でした・・・。やっぱり展示は、ある程度のゆとりをもって見たいですよね。

 

特別展の開催直後と終了間近は混むので、ゆったりと見たい方は5月中に訪れるのをオススメします。

 

館内は写真撮影OKですが、フラッシュでの撮影と、上映されているムービーの撮影は禁止です。

 

 

 

こちら、この特別展の目玉「始祖鳥の化石」です。

レプリカを展示している施設はいくつかありますが(上野動物園や、我孫子市の鳥の博物館など)、これは本物なのだそうです。

 

 

ロンドンの始祖鳥の化石。

顎には歯、手にはカギ爪、尾羽ではなく長い尾などの爬虫類的な特徴を持っていたため、チャールズ・ダーウィンが種の起源の改訂版の中で「は虫類から鳥類が進化した」とし、始祖鳥を紹介したそうです。

 

我孫子市の鳥の博物館では、始祖鳥のレプリカが飾られてありました。実際の色はわからないようですが、ご覧になりたい方は→→我孫子市の鳥の博物館の記事はこちらからご覧ください。

 

 


 

 

こちら、チャールズ・ダーウィンの「種の起源」手稿「本能」に関する1ページ。


「主は神により干渉なしに、徐々に、しかも必然的に進化する」というアイデアは、1859年の出版当時には議論を呼ぶもので、初版は直ちに売り切れたそうです。

 

環境などによる進化はもちろん必然的にあるのでしょうけれども、私は「人類の祖先がナメクジみたいな生物だった」とは信じません~~。(よくネズミのような哺乳類が人間に進化したと図鑑などで紹介されていますが、パソコンやロケット、優れた芸術作品などを作り出すまでに進化すると思えない)

 

アメリカ市民の10人中4人が、「人間が神によって創造された」といまだに信じており、進化論を信じていないそうです。

 

・・・あなたはどう思いますか???

 

 

パスツールの言葉

「科学の道を少し歩めば宗教から遠ざかるが、科学を極めれば宗教にたどり着く」

 

 

 

「モア」の骨格標本。


モアよりもさらに巨大な「ジャイアントモア」の骨格標本展示が、千葉県我孫子の「鳥の博物館」にあります。

→→我孫子市の鳥の博物館の記事はこちら(日本で唯一の鳥の博物館です)
1万2000年前に絶滅したと思われるオオナマケモノの骨格標本。


成体の体重は1500kgにもなり、皮膚はゾウより分厚かったと考えられているそうです。

 

 

 

 

サーベルターガーの骨格標本。


他に、絶滅した動物の展示で、ドードー、オオツノジカ、ニホンアシカ、フクロオオカミ、オオウミガラス、リョウコウバトなどがありました。

 

 

 

オオツノジカの展示は「あ、これ、ホビットの冒険で、レゴラスのお父さん(スランドゥイル)が乗ってたシカみたいだなー」と思いました。

さぞかし、カッコ良かったでしょうね~~!

ああっ、生きている姿を見てみたかったっ。

 

 

 

 

 

リョコウバト。アメリカでもっともよくみられる鳥でしたが、乱獲により絶滅。

 

 

 

オオウミガラス。こちらも人間の手により絶滅してしまいました。

 

 

 

 

安孫子の鳥の博物館にあった展示パネルを貼っておきます。人間の手により絶滅してしまった鳥類はとても多いらしいです。

 

今や、鳥類だけではなく、全ての生物に大量絶滅の危機があります。

(展示パネルより抜粋)

 

地球上の生物は過去5回の大絶滅を経験してきたといわれる。

そして現在我々は第六回目の大絶滅期を経験中とされている。

人間活動の活発化に伴う大絶滅の開始は、未知の大陸や島嶼へと自然史標本を追い求める大航海時代と恐ろしく一致するようだ。

さらに我々は地球上の資源を消費し尽くしながら、生活空間を拡大し、様々な環境問題によって生物をほろぼしつつある。

 

 


 

ジョン・オーデュボンのアメリカの鳥。実物大に描かれた鳥の絵です。

 

 

 

「ダドリーイナゴ」と呼ばれたブローチ。


「かわいくないな~。こんなブローチをつける人、いるのかなー」と思ってしまいました。
三葉虫を用いた装飾品だそうです。

 

 

 

サファイアのターバン用ボタン。

ほかに「呪われたアメジスト」の展示もありました。

鉱物は人の目を惹くのか、「ラトローブ金塊」など大人気でした。

 

 

 

 

葉っぱで陸ガメを操縦するライオネル・ウォルター・ロスチャイルド。

ゾウガメは「ロトゥマ」と名付けられ、年齢は150歳以上だったそうです。

「ロスチャイルド」と言えば、イギリスの資産家で、ロックフェラーと共に陰謀論などでとても有名ですね。

ウォルターは、子供の頃から動物好きで、銀行業には関心を持たず、動物学研究に傾倒していたようで、コレクターを数多く雇い、世界各地を旅行させて、展示用調査用の標本や研究と繁殖のための生きた動物を世界中から持ち帰らせたそうです。

ウォルターが特に強い関心を示したのが、ゾウガメとヒクイドリ。

ヒクイドリ・・・地球上の鳥の中で、一番危険といわれている鳥ですね。ダチョウ、エミューに次いで背の高い鳥です。

鳥の博物館の記事で、ダチョウ、エミユー、ヒクイドリのサイズ比がよくわかる写真を載せましたので、興味のある方はご覧ください。
鳥の博物館の記事はこちら・・・(鳥の剥製が豊富です)
様々なコレクションは、ウォルターの死後、建物と共に寄付され、大英自然史博物館の一部で姉妹館「ロンドン自然史博物館トリング館(ウォルター・ロスチャイルド動物学博物館)」となったそうです。
彼は、7歳の時に「将来は博物館を作る」と両親に宣言し、10歳で庭の小屋に博物館を開いたそうです。

 

実行力がすごいですね~!

 

普通の人と偉人の違いは、この「動き」の差にあるのではないか・・・と思いました。

 

そんな彼の墓には「動物達に語りかけよ、さすれば獣はそれに応え、空を飛ぶ鳥達も何か告げてくれるであろう」と刻まれているそうです。

 


 

こちら、ウォルターの弟であるチャールズ・ロスチャイルドが記載した「ペスト菌を媒介するノミ」。


彼は兄よりも家業である銀行業への責任感が強かったそうですが、週末の多くの時間を昆虫(特にノミ)の研究に費やしたそうで、このノミはチャールズが初めて新種として記載したのだそうです。

彼は標本採取のため、1903年に日本を訪れ、非常に気に入っていたようで、友人への手紙の中で「日本は天国だよ。親がとやかく言わなければここで暮らしたい」と書いていたそうです。

銀行業は合わなかったようで、二年で体調を崩して退任し、従兄弟のライオネルとアンソニー兄弟に引き継がれたそうです。

ウィキペディアを見て驚いたのですが、後に精神病を患い、自殺してしまったようです・・・。

 

 

・・・あぁ、彼の望み通り、日本で暮らせていたら、死を選ばずに済んだのだろうか・・・?

なんだか胸が痛いですね・・・。

 

 

 

ピルトダウン人の頭骨片と下顎骨。科学史上で最も悪名の高い贋作事件だそうです。


1912年の発見当時、それがヒトと類人猿をつなぐミッシングリンク(失われた環)であり、ヒトは類人猿から進化したと宣言されることになったそうです。

 

実はこのピルトダウン人の骨は、頭骨は現代人のもの、下顎骨はオランウータンのもので、真っ赤な偽物であるとわかったそうです。

 

「ミッシングリンク」気になりますよね~。

 

オカルト好きな私は、人間は地球で自然に発生したのではなく、「宇宙人による介入」や、「宇宙人が移住してきた」のではないか・・・とする説を信じています。

→→国立天文台三鷹キャンパスの記事はこちら・・・宇宙の広大さを知りたいならココ! 宇宙人はいると思う。
・・・あなたはどう思いますか?

 

自然史博物館の記事が、「宇宙人信じてる」という不思議な流れになりましたが、他にもいろんな展示があってとても面白かったです。

 

 

 

プラチナコガネなんかはロボットのようでしたよ~!

香川照之さん、喜ぶだろうなぁ(笑)。

香川照之の昆虫すごいぜ!・・・めっちゃ面白いです。私のお気に入り番組!

 

 

やっぱり「知る」ことって、大事ですよ~~~。

スゴイですもんね、昆虫。虫がいなくなったら、私たちも生きていけません。多種多様な生物の命は、それぞれつながっているのですから。

 

 

 

「大英自然史博物館」は、毎年500万人が訪れるロンドンの博物館で、今回初めて世界巡回展を開催しています。

記念すべき第一回世界巡回展の最初の地は、東京都上野にある「国立科学博物館」

公開されるもののほとんどが一般人が見ることのできない標本であり、日本初公開です。

 

 

特別展のチケットを持っていたら、「常設展」も見れますので、朝から訪れるのをオススメします。
→→国立科学博物館の記事はこちら

関連記事

→→国立西洋美術館の記事はこちら・・・隣にあります。東京で初めての世界文化遺産。外にあるロダンの彫刻は無料で撮影できます。

交通アクセス

電車で行く場合、いろんな沿線から行けます。

JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分。
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分。
京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

車で行く場合、駐車場は付近の有料駐車場を使うことになり、駐車料金が割高なので、公共交通機関で行くのをおすすめします。

私達は、JR上野駅から行きました。公園口から出るお客さんの大半は東京文化会館の前をまっすぐ歩いて上野動物園へ流れます。
国立科学博物館は国立西洋美術館を通り過ぎた角を右折すると、蒸気機関車D51が右手側に見えてくるので、すぐにわかると思います。

 

開館時間は9時から17時まで。金曜日は20時までです。
月曜日が休館日です。
年末年始や特別展など時期によって開館時間が変わりますので、お出かけ前にHPでチェックしてください。

料金について

常設展示は大人620円。高校生以下の子供は無料です。
小学生以下無料のところはよく見ますが、高校生以下無料はお得です。

東京ミュージアムぐるっとパスを使用すれば100円引きで入館できます。
東京ミュージアムぐるっとパスの記事はこちら

 

日本館地下1階の総合案内に申し出れば、再入館が可能だそうです。
授乳室や、レストラン、売店もあります。

国立科学博物館は、不定期で「特別展」を開催しています。
過去の特別展で、シカン展、ナスカの地上絵展、チョコレート展、大英自然史博物館展に行ったことがありますが、どの展示も見やすく、わかりやすく、会場もそんなに広くないのでサラリと見れます。(1時間~2時間くらいで見られる展示です)
特別展のチケットで、その日に限り常設展示も見られます

デイリーPlusでは、チケットをお得に買えます。月額540円の会費が必要ですが、こちらから登録すれば、2ヶ月間無料お試しができます。
デイリーplus価格・・・【前売券プラン】一般・大学生 1,400円⇒ 1,260円(展示により料金が変わります)

近くの宿泊施設

ホテルサンルートステラ上野。上野駅出てすぐ。

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