チョットnow記

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滋賀県旅行記

【三上山、御上神社】 近江冨士とも言われる三上山はピラミッド?

投稿日:2018年6月3日 更新日:

前回からの続きで、琵琶湖一周旅の五日目です。

【水のめぐみ館 アクア琵琶】の次は、ピラミッド説のある「三上山(みかみやま)」へと向かいました。

旅行記・レジャー記

前回のアクア琵琶から、三上山まではひたすら北東へ車を走らせ、25分で到着です。

突然、目の前にデカイ山が。

「んー!? なんか存在感のある山があるけど、あれかな???」

と、助手席の息子に写真を撮ってもらいました。

 

 

 


やったらデカイな~~~~。うん、あれが三上山だなー」

と、圧倒的な存在感に確信を持つ。

三上山(みかみやま)は、標高432mあり、「近江富士」とも言われています。

 

 

三上山の場所は、赤い風船の所。米原から反時計回りにスタートした琵琶湖一周旅も、残り3分の1といったところ。

 

 

三上山の近くには、弥生時代後期の「伊勢遺跡」があります。

伊勢遺跡の面積は約30万㎡で、弥生時代後期としては国内最大級の遺跡なのですが、現在は粗末な看板しかありません。

伊勢遺跡の東側は広大な祭祀場となっていたようで、三上山も関係していたのでは・・・と思います。

 

また、三上山ふもとにある大岩山からは、弥生時代後期に作られた24個の銅鐸が発見されており、一ヶ所から見つかった銅鐸の数としては、島根県の加茂岩倉遺跡の39個に次いで多い数で、大岩山の銅鐸には日本最大の銅鐸が含まれているのだそうです。

 

・・・三上山周辺は、重要な祭祀場だったのでしょうね。

 

 

 

まずは、三上山を神体山と祀る御上神社(みかみじんじゃ)へ・・・と行きたいところですが、喉が渇いていたので、御上神社の近くにあるローソンへ飲み物を買いに行きました。

この写真は、ローソンの裏で撮ったもので、三上山の山頂は、二つあるコブのうち左側です。

 

 

 

御上神社から見ると、三上山が二つのコブのように見えるので、野洲川大橋あたりから見ると、キレイです。

(もう一度、野洲川大橋から見た三上山の写真を貼っておきます)

 

 

三上山はハイキングコースが整備されているので、山頂に上ることができますが、今回は時間が足りなかったし、3歳の子連れなので断念。

山頂には、神様が宿ると言われている磐座と御上神社の奥宮があるようです。(隣の鏡山にも磐座があるらしい)

 

 

では、三上山麓の御上神社(みかみじんじゃ)へ。何度も言いますが、この神社の神体は、三上山です。

駐車場から近いのがこの白い鳥居なのですが、この鳥居をくぐらずに道沿いに左にぐる~~~~っとまわると、

ちょっと古い鳥居があります。

この鳥居から伸びる長い参道の延長に、神体山の三上山があるので、こちらから入ってみてはいかがでしょうか。

 

 

古い鳥居の参道横にあったのが、「神武天皇遥拝所」。

 

 

境内の磐座。

 

 

手水舎。

 

 

楼門。重要文化財です。

 

 

拝殿。こちらも重要文化財です。

 

 

拝殿を横から見た所。旧本殿の部材を再利用して建立されているようです。

 

 

拝殿の奥に本殿。国宝です。鎌倉時代後期の建立と推定されているようです。

本殿の祭神は、天之御影命(あめのみかげのみこと)。

 

(ウィキペディア・御上神社から抜粋)

饒速日命(ニギハヤヒ)のほか、天児屋命ら32神で天孫降臨した際、天之御影命は三上山の山頂に降臨した後、天之御影命の子孫である御上祝が三上山を神体(神奈備)として祀ったのに始まる(孝霊天皇年間に創建とも言われているが、天孫降臨は初代天皇の神武天皇が即位する以前(神武天皇が即位するために神武東征を行ったのが45歳の時)であり、続柄としても天之御影命は神武天皇の3代先祖、瓊瓊杵尊の従兄弟である)。

御上祝は、天之御影命の嫡流の三上氏であり、御上神社の祭祀は三上氏が執り行ったとされ、山背国造や凡河内国造、菅田神社の菅田首、竹田神社の近江蒲生氏(蒲生稲置)、多度大社の桑名首他、天津彦根命・天之御影命後裔氏族は三上氏から別れた庶流氏族であるが、広義で三上氏に含む表記をする場合もある。

明治から昭和にかけての発掘調査では三上山ふもとの大岩山から24個の銅鐸が発見されており、三上山周辺では古来から祭祀が行われていたと考えられている。

養老2年(718年)、藤原不比等によって神武天皇遥拝所のあった三上山麓の現在地に社殿が造営されたという。

 

ニギハヤヒは、神武天皇(初代天皇)が東征してヤマト(奈良)に訪れる前に、すでにその土地に来ていた同族です。

この時、ヤマトには土着の豪族であるナガスネヒコがいて、その妹をめとったのがニギハヤヒでした。

ニギハヤヒ&ナガスネヒコが統治していたヤマトに、ある日、神武天皇一行が東征してきて、ナガスネヒコは神武軍と戦います。(この辺りは私の故郷である和歌山に多くの伝承が残っています。神武天皇の兄であるイツセノミコトが死んで葬られた竈山神社や、神武軍と戦った土着の女首長ナグサトベ、ニシキトベ等です。琵琶湖一周旅の記事が終わったら、紹介します)

ナグサトベ、ニシキトベを討った神武軍は、ヤタガラスの導きにより、ヤマトの地へ入ります。

 

 

自分の領地にやってきた神武天皇に、ヤマトの土着豪族であるナガスネヒコは尋ねました。

「昔、天つ神の子が天の磐船に乗って降臨した。名をニギハヤヒという。私の妹のミカシキヤヒメを娶わせて、ウマシマジという子も生まれた。ゆえに私はニギハヤヒを君として仕えている天つ神の子がどうして二人いようか。どうして天つ神の子であると称して、人の土地を奪おうとしているのか」

 

これに、神武天皇(イワレヒコ)は答えます。

「天神の子は多くいる。もし、お前が仕えている人が天神の子なら、必ず天のしるしのものがあるから、それを示しなさい」

 

ナガスネヒコがニギハヤヒの天の羽羽矢(ははや)などを見せると、神武はそれが偽りでないのを認め、自分も同じものを示しました。

神武とニギハヤヒは、同族だということです。

 

ナガスネヒコは恐れ畏まりましたが、改心することはなかったため、間を取り持つことが無理だと知ったニギハヤヒに殺されました。(ニギハヤヒに関係する何者かに殺された説や、ナガスネヒコ自死説がある)

 

この後、神武天皇(イワレヒコ)は奈良の橿原(かしはら)にて、初代天皇として即位しました。(平成天皇は、神武天皇から125代目)

 

 

ニギハヤヒは、物部氏、穂積氏、熊野国造らの祖神とされているようです。

 

興味のある方は、神武天皇よりも先に来ていたニギハヤヒについて、いろいろ調べてみてはいかがでしょうか。

 

 

話を戻しますが、御上神社の御祭神「天之御影命(あめのみかげのみこと)」は、約2,200年前にニギハヤヒを守るために降りてきた三十二人のうちの一人です。

 

ニギハヤヒ ウィキペディア・・・ニギハヤヒ降臨に随伴した32人について載ってあります。

 

さらに驚きなのですが、御上神社のご神体である三上山は、「御上神社沿革考」によると、天照大神の父母神である、伊弉諾命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)の墳墓である、と伝えているようです。

 

 

このあたりは、各地に伝承がありますね。

イザナギノミコトの終焉の地は、淡路島の【伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)】とも言われていますし、イザナミノミコトの終焉の地は、熊野の【花の窟・花窟神社】や、出雲地方の比婆山(ひばやま)とする説もあります。

 

イザナギ・イザナミの国生み神話は、【おのころ島神社】の記事に書いたのでご覧ください。

 

 

三上山・・・、イザナギ、イザナミの墳墓なのでしょうか。人工的なピラミッドであるとする説もあるようですが・・・、どうなのでしょう???

 

 

「形」でいうと、私が見た中で、美しいピラミッド形をしていた山は、秋田県のクロマンタでした。

→→【黒又山(クロマンタ)】の記事はこちら・・・「日本でもっとも美しいピラミッド」と言われる謎の山。龍蛇信仰があり、大湯環状列石とつながりがあるらしい。

 

 

先日書いた【日吉大社 奥宮】の金大巌(こがねのおおいわ)は、この三上山を向いているとする説もあるようですし、ピラミッドかどうかわかりませんが、なんだか三上山は謎めいていますね。

 

 

国宝の本殿の左には、摂社の若宮神社本殿。ご祭神はイザナギノミコト、菅原道真公の他、天石戸別命、天御鉾命、野槌之命を配祀。

本殿の右側には、摂社の三宮神社。ご祭神は、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)。

ニニギノミコトは、神武天皇のひいおじいさんに当たる方です。御上神社本殿の祭神である「天之御影命」は、ニニギノミコトの従兄弟にあたるそうです。

 

 

 

御神輿も見れます。

 

 

御上神社の拝殿・本殿と、ご神体山である三上山(写真右上)。

 

三上山の山頂と、その北東にある太郎坊宮(阿賀神社)を結ぶと、夏至の日の出線・冬至の日没線とぴったり重なるそうです。

 

 

・・・というわけで、次は太郎坊宮(阿賀神社)を紹介します。

阿賀(あが)神社の御祭神は、アメノオシホミミ。

 

この神様の名前は、【花の窟・花窟神社】の記事で出てきましたね。

天照大神とスサノオが誓約をした際に生まれた神様の一人で、天孫降臨したニニギノミコトと、アメノホアカリ(先ほど書いたニギハヤヒと同一人物?)のお父さんにあたる方です。

 

天照大神から下界に行けと言われたけれども、「下界が騒がしいから降りるのはちょっと・・・(引き返した)。代わりに息子のニニギよ、行っておいで」と進言した方です。

 

 

→→【道の駅 竜王かがみの里】 源義経が元服した地・・・阿賀神社へ行く途中に、寄りました。

 

 

関連記事

日本神話について書いた記事です。

→→【おのころ島神社】 夫婦神が国生みをした「日本発祥の地」と言われる丘にある

→→【花の窟・花窟神社】世界遺産。神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が葬られた御陵

 

 

日本のピラミッド?

→→【黒又山(クロマンタ)】 「日本でもっとも美しいピラミッド」と言われる謎の山。龍蛇信仰

→→【大石神ピラミッド】 青森に五万年前のピラミッド!? ピラミッドはお墓ではないらしい

 

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、野洲駅南口から滋賀交通バス北山台団地行に乗車、10分。「御上神社前」バス停で下車。徒歩3分。

車で行く場合、無料駐車場があります。

近くの宿泊施設

ベッセルイン滋賀守山駅前。

お得で便利な、旅の予約サイト

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執筆者:チョットnow


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