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滋賀県旅行記

【竹生島観光】 竹生島への交通アクセス。つづらお、今津港、長浜港、彦根港からの4航路がある

投稿日:2018年4月27日 更新日:

琵琶湖一周旅の続きです。

五泊六日の琵琶湖一周旅+京都旅行の初日は、琵琶湖東部の長浜市の観光で、二日目は琵琶湖西部の高島市と大津市を巡りました。

2日目の行程は、今津港から竹生島→白髭神社→琵琶湖大橋道の駅米プラザ→日吉大社→雄琴温泉あがりゃんせで、順番で紹介していきたいと思います。

参拝記

琵琶湖最大のパワースポット「竹生島(ちくぶしま)」は、琵琶湖の北部にある小さな島で、マップの赤い風船マークの所です。

島なので、交通アクセスは「船のみ」となり、航路は4つあります。

  1. 長浜港発・・・竹生島まで片道30分。往復運賃大人3,070円。
  2. 今津港発・・・竹生島まで片道25分。往復運賃大人2,590円。
  3. 彦根港・・・竹生島まで片道40分。往復運賃大人3,000円。
  4. つづらお・・・奥びわ湖を望む宿つづらお宿泊者は、宿側から菅浦の漁師さんに連絡してくれます。竹生島まで片道10分。往復運賃大人4人で7,000円(人数により料金が異なるので、宿に問い合わせてください)

 

この料金は2018年春のものですので、長浜港と今津港発の船は琵琶湖汽船、彦根港発はオーミマリン、つづらお発は奥びわ湖を望む宿つづらお詳細を確認してからお出かけしてください

 

 

私たちは、この前日に奥びわ湖を望む宿つづらおに宿泊していたので、つづらお前から漁師さんの船で渡ることもできたのですが、大人2人、小学生一人、幼児一人の四人家族なので、今津港から乗った方が安かったため(四人で総額6,480円)、そちらを利用しました。

つづらお前からの出航が最短で料金も安いので、大人4人以上の旅行で、つづらお宿泊予定のある方は、そちらを利用するのが良いかと思います。(漁師さんの船は事前に予約が必要です)

 

つづらお宿泊は【宿・つづらお】 菅浦散策、竹生島観光に便利な、奥琵琶湖を望むお宿ですに書きましたのでご覧ください。

お宿のすぐ近くは保護された湖岸集落地域で、【奥琵琶湖 菅浦の湖岸集落散策】 淡路廃帝・淳仁天皇の御陵と、琵琶湖の古代遺跡に書きましたので、こちらも併せてご覧ください。

 

 


 

 

では、今津港から竹生島への旅を紹介します。

琵琶湖汽船・今津港の無料駐車場に車を停め、2分ほど歩いて観光船乗り場へ。

今津港と竹生島を結ぶ船「いんたーらーけん」の第一便9:40発に乗ったのですが、ほぼ満席でした。

私たちは春休みの日曜日に乗ったのですが、大型連休時はさぞかし混みあうだろうと思います。

船の座席は、一階の船内席と、二階のデッキ席があります。

 

 

 

朝は空気が冷たいので、船内座席に座りました。

片道25分かかりますが、前方のTVで竹生島の紹介を見れるので、暇つぶしには困りません。

しかし、デッキ席に比べると視野が限られているので、琵琶湖クルーズを楽しみたい方はデッキ席をオススメします。

 

 

二十数分乗船し、船のスピードが落ちたので窓の外を見たら、ごつごつした島がいきなり視界に入ってきました。

これが、琵琶湖最大のパワースポット、神様が住んでいるといわれている「竹生島(ちくぶしま)」。

島全体が花崗岩の一枚岩からなり、切り立った岩壁で囲まれているのが特徴で、長浜市の沖合にある周囲2kmの島です。

 

 

 

つづらお(竹生島の北)から撮った竹生島(写真中央)の写真を再掲しておきます。

竹生島は、琵琶湖にある島の中では沖島に次いで二番目の大きさです。

島名の由来は「(神を)いつく島」で、斎く島(いつくしま)→つくぶすま→竹生島(ちくぶしま)となったそうです。

 

古来、信仰の対象となった島で「神の棲む島」と言われ、奈良時代に行基が四天王像を安置したのが竹生島信仰の始まりです。

 

ちなみにですね、東京上野公園にある不忍池の弁天堂は、江戸の町づくりにたずさわった僧侶・天海(てんかい)が、この竹生島を真似て作ったものです。

→→不忍池辯天堂(不忍池の弁天堂)の記事はこちら・・・天海が琵琶湖の竹生島と宝厳寺になぞらえ、弁天様を勧請して建てた御堂です。

 

 

白い岩肌が美しく、樹々には野鳥がたくさんとまっていました。(写真の樹のいたるところに白い点々が見えると思いますが、全て鳥です)

 

 

下船して、鳥を見に行こうと思ったら、

カワウ被害による落石注意で、立ち入り禁止となっていました。

カワウは黒い鳥なので、樹々にとまっていた白い鳥はサギかな?

 

 


 

竹生島マップ。

 

 

 

「深緑 竹生島の沈影(ちんえい)」は、琵琶湖八景の一つです。

写真上部に赤い塔が見えるでしょうか? 竹生島には、竹生島宝厳寺(ちくぶしまほうごんじ)と、都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)があるのですが、長い階段を上ってお参りするのは、竹生島宝厳寺(ちくぶしまほうごんじ)です。

 

 

 

寺社に参拝する人は、中学生以上の大人400円、小学生300円の料金がかかり、券売機で拝観券を購入します。

 

 

私たちは、まず、竹生島宝厳寺(ちくぶしまほうごんじ)へお参りに行きました。

寺へは、ひたすら階段を上ります。

165段の「祈りの階段」の途中、「湖底深井 瑞祥水(ずいしょうすい)」という、深さ230m (湖底130m) から汲み上げられた霊泉を頂けます。冷たくておいしかったです。

 

 

 

階段は3歳の娘でもスイスイ上れたので、足の悪い方でなければ大丈夫だと思います。

 

竹生島宝厳寺(ちくぶしまほうごんじ)に到着。

本堂は弁財天堂とも言い、御本尊は大弁財天。

神奈川県の江の島と、広島県の厳島と並ぶ「日本三大弁財天」の一つで、その中で最も古い弁財天です。

 

そのため、ここのみ「大」の字を付け、「大弁財天」としているそうです。

開山は奈良時代で、聖武天皇がアマテラスオオカミから「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」との信託を受けて、行基に勅命して弁財天を祀ったのが始まりです。

 

また「三大弁財天」は、江の島ではなく、奈良の【天河大弁財天社】とすることもあるようです。

 


 

御堂内は大混雑。

本尊の弁財天像は江戸時代まで島の東側(現在の都久夫須麻神社本殿)に安置されていたものですが、明治の神仏分離によって神社に像を置くことができず、仮の御堂に安置されていました。

しかし、東京在住の事業家である滝富太郎さんが、いつまでも仮の御堂に置いていてはいけないと、再建局長の任に就いて、広く篤志を募り、財産をつぎ込んで、昭和17年という太平洋戦争真っ只中の激動の時代に、現在の御堂を立てました。

力を合わせて建立した御堂に安置され、大弁財天もさぞかし喜ばれていることでしょうね。

 

 

お参りを終えて、御堂をキョロキョロ見ていたら、

柱に「処世要導 人生いろは歌」が貼られてあるのに気が付きました。

これは少し離れた観音堂内にも貼られてあり、宝厳寺のお守り授与書で400円でいただけます。

良いことが書かれてあるのでオススメです。

 

 

一部分紹介しますと、

(い) いろいろと苦情の種は お互いが、勝手気ままの所作をするから
(ひ) ひとり行く旅と思えば気楽なり、人に頼らず歩むべきだよ
(も) 物事は心の思い一つにて、善しともなれば悪しきともなる
 などで、これが(い)から(す)まで、47の言葉が書かれてあります。

 

 

お守りや開運グッズなども良いのでしょうが、どんなことでも受け取り方によって苦楽が変わるので、このような「教え」は非常に実用的でオススメです。

 

もう一つ、「十善戒」の紙は一枚50円でいただけます。こちらもわかりやすい言葉で書いてくれていたので、一枚頂きました。子供に教えてあげるのに良いです。(「何があっても怒ってはいけません」の一文は、難しいな~~~と思った。精進せねば・・・)

 

 

 

本堂の外には古い石塔があるので、ぜひ忘れずに見てください。

鎌倉時代に建てられた石塔で、重要文化財。全国で七つしかないうちの一つです。

はるばる比叡山から運んできた石で作られたのだそうです。比叡山はまた後日紹介します。

 

 

隣には、お不動様と、「竹生島流棒術発祥の地」の石碑。

 

 

本堂から少し階段を上がると、三重塔です。

三重塔は本来、仏教の開祖である釈迦の遺骨を治めるものの一つでしたが、江戸時代初期に廃絶。ずっと再建されないままでしたが、平成12年に、現代の宮大工により6年の歳月をかけて建立されました。

 


 

近くには、雨宝童子堂。アマテラスオオカミのことだそうです。

 

 

こちらは天狗堂。

 

 

西国33所各院の観音様の分身をお祀りしている御堂もありました。

私がお参りしたことがあるのは、宝厳寺の観音堂を含めて、33所のうち5所だけです。全てにお参りするのは大変ですね・・・。

那智山 「青岸渡寺」(第一番札所・和歌山)

紀三井(第二番札所・和歌山)

→粉河寺(第3番札所・和歌山)・・・写真を撮っていないので記事にしていません。再訪したらまた書きます。

清水寺(第16番札所・京都)

 

 

 

 

三重塔の前には、樹齢400年のモチノキ。

以前、余呉湖周りで賤ケ岳の戦いがあったと書きましたが、その時に活躍した「賤ケ岳の七本槍」の一人である片桐且元が植えたものだそうです。

 

 

 

次は、階段を下りて国宝の宝厳寺観音堂へ行ったのですが、入り口の唐門は修復工事中で白い覆いがしてありました。

竹生島は豊臣秀吉と関係が深く、秀吉の遺命により、息子の秀頼が豊国廟(秀吉の墓所)から、桃山時代の代表的遺構である豪華な観音堂や唐門などを移築させました。

国宝なので見たかったのですが・・・、残念!

近くにあった看板から、唐門の写真を貼っておきます。

 

 

 

全体が覆われていましたが、扉だけ見えました。

ずいぶん細かい彫刻ですね。

 

 

元々このような、きらびやかな門だったそうです。

 

 

では、門を抜けて、観音堂へ。

観音堂も修復工事のため、一部分しか見れず残念!

 

観音堂は西国三十三ヶ所観音霊場の第三十番札所で、千手観音像が安置されています。像は写真撮影禁止です。

 

 

観音様の前を抜けて順路を進むと、舟廊下に出ました。

観音堂と都久夫須麻(つくぶすま)神社を結ぶ廊下で、重要文化財です。

秀吉の御座船「日本丸」の骨組みを利用して造られたもので、唐門、観音堂と同時期に、桃山様式で作られたものだそうです。

 

 

なぜ神社と観音堂の間にこのような廊下があるのかというと、もともと都久夫須麻神社が、寺の「本堂」であったからなのです。

しかし、明治時代の神仏分離で、「竹生島の寺を廃して神社に改めよ」と大津県庁から命令が下されました。このことに反対した全国の信者により、寺が廃止されることは免れましたが、本堂を神社に引き渡すこととなりました。

 

 

その譲られた寺の本堂が、現在の都久夫須麻(つくぶすま)神社で、唐門と同じく国宝に指定されています。

ここに大弁財天像があったのですが、神社に像はおけませんから移されて、仮堂を作って安置。先にもふれましたが、いつまでも仮の御堂に弁財天像を置いておけないと、太平洋戦争中に建てられたのが、最初にとりあげた「本堂(弁財天堂)」です。

 

 

続けて書くと長くなるので、次回へ続く。

 

関連記事

→→【宿・つづらお】 菅浦散策、竹生島観光に便利な、奥琵琶湖を望むお宿です・・・前回の記事。つづらおから竹生島へは、船で片道10分です。宿泊者は船を手配してもらえます。

→→【長浜城】 羽柴(豊臣)秀吉が初めて築城したお城。大出世した秀吉の出身が謎・・・長浜港のすぐ近くです。

→→彦根城(また後で記事を書きます)・・・彦根港のすぐ近くです。

→→【奥琵琶湖 菅浦の湖岸集落散策】 淡路廃帝・淳仁天皇の御陵と、琵琶湖の古代遺跡・・・竹生島の北に古代遺跡?

→→不忍池辯天堂(不忍池の弁天堂)。天海が琵琶湖の竹生島と宝厳寺になぞらえて建てた。・・・東京都上野公園。

交通アクセス

長浜港、今津港、彦根港から、竹生島へ向かう船が出ています。事前予約不要で、所要時間は片道25~40分。所要時間と往復料金は下の料金欄にありますのでご覧ください。

また、奥びわ湖を望む宿つづらお宿泊者は、宿側から菅浦の漁師さんに連絡してくれ、船が空いていれば片道10分で竹生島へ渡してくれます。

料金

竹生島に渡る船は4航路あります。

  1. 長浜港発・・・片道30分。往復運賃大人3,070円。
  2. 今津港発・・・片道25分。往復運賃大人2,590円。
  3. 彦根港・・・片道40分。往復運賃大人3,000円。
  4. つづらお・・・奥びわ湖を望む宿つづらお宿泊者は、宿側から菅浦の漁師さんに連絡してくれます。片道10分。往復運賃大人4人で7,000円(人数により料金が異なるので問い合わせてください)

近くの宿泊施設

竹生島の立ち入りは夜間禁止のため、宿泊は島外となります。

今津港近くの宿泊施設は、丸茂旅館。

 

長浜港近くの宿泊施設は、ホテル&リゾーツ 長浜。

 

彦根港近くのホテルは、彦根キャッスル リゾート&スパ。

お得で便利な、旅の予約サイト

●国内旅館の予約
じゃらん】(国内24000軒の宿をネットで予約。最大10%ポイント還元)
楽天トラベル 国内宿泊】楽天ポイントがたまります。
Yahoo!トラベル】Tポイントがたまります。

●レンタカー比較検討・予約は【じゃらんレンタカー

●ANA、JAL、スカイマークなどの国内格安航空券は【国内航空券トラベリスト

●高速バス、夜行バスの予約は【バスリザーブ】で格安高速・夜行バス予約

●バスツアーの予約は【クラブツーリズム バスツアー】。ツアーはラクで便利です。

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執筆者:チョットnow


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