先日、小学生の息子とカップヌードルミュージアム横浜で、「チキンラーメンファクトリー(チキンラーメン作り)を体験してきたので、紹介します。
レジャー記
カップヌードルミュージアムは、神奈川県横浜市と大阪府池田市にあります。
どちらでも、チキンラーメン作り、オリジナルカップヌードルづくりを楽しめます。
カップヌードルミュージアム横浜は、みなとみらい駅から徒歩8分です。
私達が以前、カップヌードルミュージアム横浜に訪れたのが、息子が3歳の時だったので、7年ぶりの訪問でした。
入場料は大人500円、高校生以下無料。1年間何度でも入館できるパスポートは大人1500円です。
館内で別途料金がかかるものは以下の4つ。
- マイカップヌードルファクトリー(オリジナルのカップ麺づくり)、
一食300円。(その後500円に値上げ) - チキンラーメンファクトリー(チキンラーメンを作る。事前予約必要)は、
小学生300円、大人500円。(その後小学生600円、大人1000円に値上げ) - カップヌードルパーク(三歳から小学生以下の遊び場)は、1回30分
300円。(その後500円に値上げ) - ワールド麺ロード(小さなラーメンを食べられる)は、一食
300円。(その後500円に値上げ)
マイカップヌードルファクトリー(オリジナルカップ麺づくり)と、カップヌードルパーク(小学生以下の遊び場)は【以前書いた記事】でご覧ください。
マイカップヌードルファクトリーを簡単に説明しますと、
カップに絵を描いたり、色を塗って、
スープと具を選んで、
袋に入れて持ち帰ります。一食300円。(500円に値上げ)
左が私のチリトマト、コーン、キムチ、チーズ、エビ。右が息子の塩、エビ、かにかま、卵、ねぎ。
味の組み合わせは、合計5,460通りもあるそうです。
今回紹介する、チキンラーメンファクトリーは「自分たちでチキンラーメンを作ろう!」のお料理教室です。
参加可能なのは小学生以上。
一日8回あり、各回の定員は48名。
料金は小学生300円、大人500円です。お土産付きでこの料金はお得です。(後日値上げされ、小学生600円、大人1000円かかります)
これは事前予約が必要なので、「チキンラーメンを作りたい!」という方は、必ず予約しましょう。体験日の三か月前からHPで受け付けています。
定員に空きがあれば当日ミュージアム内で申し込みができますが、土日祝日は大人気なので、事前予約した方が良いです。
当日申し込み、整理券受け取りはミュージアム三階のカウンター。
マイカップヌードルファクトリー(オリジナルのカップ麺を作る)の隣が、チキンラーメンファクトリー会場です。
チキンラーメンのパッケージでお馴染みの、オレンジ色と白の配色。
清潔感のある広い調理室でした。
座席にはエプロンとチキンラーメンの「ヒヨコちゃんバンダナ」が置かれているので、着用して手を洗います。
ちなみにエプロンは返却しないといけませんが、バンダナは持って帰れます。
説明を簡単に聞き、さっそくチキンラーメン作り開始。(一日8回の開催なので忙しいでしょうね)
二人一組になって、ボウルの中に小麦粉、塩、かん水などを入れ、コネコネ。
こねた後は、めん棒でグイグイおして、コシを出します。(けっこう力がいるので、低学年児と参加する方は、親がやった方が良いかもしれません)
チキンラーメンの材料。
めん棒でグイグイ押してコシを出した後は、ローラーのついた機械に生地をはさみ、ひたすら伸ばします。ここでさらにコシが出て、生地がなめらかに、薄くなります。(手が汚れるので、写真が無くてごめんね)
取っ手をクルクルクルクルクルクル・・・とひたすら回すので、交代でやると良いです。
厚さ0.7ミリ、長さ2mまで、生地を伸ばしたら、トレイに置いて少しの間、寝かせます。
ここで一回目の休憩が入り、チキンラーメンのムービーをみんなで見ました。
ムービー終了後、寝かせた生地を製麺機にセットし、刃のついたローラーにかけて麺にしていきます。
一枚のペラペラ生地が目の前で麺に変身するのは、とっても面白い!
食べやすい長さにハサミでチョキンとカットしたら、スタッフさんに蒸してもらいます。
ここでまた休憩に入り、袋にイラストを書きました。
息子の袋。
麺を油で揚げていたのが印象的だったらしい。
麺を蒸した後は、ボウルに麺と調味液を入れ、手早くかき混ぜます。
プ~~~ンとチキンラーメンの良いにおいがして、お腹が空きます!
私達の手作りチキンラーメン、早く食べたい!
麺に味を付けたら、丸い型にセットして油で揚げます。
この工程はスタッフさんがしてくれるので、参加者は見学。ガラスで仕切られているので、油が飛んでくることはありません。
ショワショワショワ~~~~~~!
おいしくなーーーーーれ!
これが安藤百福(あんどうももふく)さんが編み出した、瞬間油熱乾燥法(しゅんかん ゆねつ かんそうほう)です。
戦後の物不足の中、たくさんの人たちが一杯のラーメンを求めて長蛇の列を成しているのを見た百福さんは、「栄養価の高い食べ物を、長期間保存し、美味しく、安く食べられる」ことを目指して、一人、小屋でコツコツと開発したのでした。
ちなみに、館内には再現された研究小屋があって中に入れます。
息子が鍋の前で「瞬間油熱乾燥法だ~~!!」と楽しそう。
ハイ、できましたっ!
私と息子の、手作りチキンラーメン!
粉を混ぜ、ねり、めん棒やローラーでコシを出し、蒸して、裁断して、味つけて、油で揚げて・・・。
お湯をかけて三分で食べられるチキンラーメンは、いろんな行程を経て作られているんですね!
とっても勉強になりました♪
お湯をかけて食べるのは自宅までお預けですが、カケラはその場で試食できます。
チキンラーメンはそのまま食べても美味しい! 画期的ですね~!
参加者へのお土産。
大人500円、子供300円の参加費で、
- ひよこちゃんバンダナ
- 自分達で作ったチキンラーメン
- 工場で作られたチキンラーメン
- ミニカップ焼きそばユーフォー
以上、4点のお土産つきです!
なんてお得で楽しい体験だったのでしょう!!!
現在、関東の神奈川県横浜市、関西の大阪府池田市の二つにしかミュージアムがありませんが、楽しかったのでぜひ体験してください!
お腹が空いたので、ワールド麺ロードへ。
バイクは乗車可能で、良い記念写真スポットです。
ワールド麺ロードでは、小さな器に入った8か国の麺料理を食べられます。お値段は一杯300円。(500円に値上げ)
- イタリアのパスタ
- カザフスタンのラグマン
- 中国の蘭州牛肉麺
- 韓国の冷麺
- ベトナムのフォー
- タイのトムヤムクンヌードル
- マレーシアのラクサ
- インドネシアのミーゴレン
まずは、席を確保。
東南アジアの屋台をイメージした店内で、机とイスがちょっと貧弱。机の下にはカバンを入れるカゴがあります。
お水はセルフサービスで、給水機まで取りに行きましょう。
各国の店舗前に券売機があるので、食券を購入してカウンターに提出。
1~2分くらいでラーメンを作ってくれます。
まずはタイのトムヤムクンヌードル。8種類の麺の中で一番辛いです。
私はタイ料理が好きなので、トムヤムクンヌードルは外せません!(トムヤムペースト、ナンプラー、コブミカンの葉などを買って、自分で作っていたくらい好き。)
お次は、マレーシアのラクサ。こちらは見た目が辛そうですが、辛くないです。ちょっとスープカレーみたいな味わい。
韓国の冷麺も食べました。麺がグニグニしているのが特徴です。
息子は辛いものが嫌いなので、ベトナムのフォーを食べました。優しい味付けで、満足していました。
中国の蘭州牛肉麺。ちょっとピリ辛。もっと辛いのが好みの方は追加で唐辛子の調味料を入れられます。
イタリアのパスタ。味は、よくある感じ。お子様にオススメ。
八か国の麺料理は一杯300円ですが(値上げされ500円)、入り口すぐにある「チキンラーメン屋台」は、一杯150円です(値上げされ250円になりました)。
8種類の具から、2種類選べます。
息子はチャーシューと卵をトッピング。
美味しそうに食べていました。
「デザートも食べたいよね」と、マンゴープリンも追加。
時期によりメニューは変わるかもしれませんが、タピオカドリンク、かき氷、杏仁豆腐、カップヌードルアイスクリームなど、10種類のデザートを楽しめます。(2019年夏)
2024年に訪れた際、タピオカドリンクと、カップヌードルソフトクリームを食べました。カップヌードルソフトクリームの味は、悪くはないんですが、トッピングが合わない!! ソフトクリームとネギはマズイ~!(ごめんね)
チキンラーメンを作り、オリジナルカップ麺を作り、展示を見て、カップヌードルパークで遊ぶと、滞在時間がかなり長くなるので、ワールド麺ロードには2回入りました。
少量で安いので、いろんな味を楽しんでください。
お昼ご飯時は混雑しますが、回転が速いので20分待ちで食べられました。(夕方が空いているので狙い目!)
展示室、カップヌードルパーク、インスタント麺の開発秘話は前回記事にしましたので、併せてご覧ください。
また、東京都稲城市の遊園地「よみうりランド」では、マイU.F.O.ファクトリーがあります。オリジナルのカップ焼きそばユーフォーを作れるので、こちらの記事も併せてご覧ください。
(このレジャー記は2019年と2024年です)
関連記事
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日清カップヌードルミュージアムの近くにある施設です。
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交通アクセス
みなとみらい線「みなとみらい駅」または「馬車道駅」より徒歩8分
JR・市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩12分
遠方から行く場合、 新横浜駅で新幹線をおります。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
車で行く場合、40台停められる駐車場があり、最初の一時間は無料ですが以降30分ごとに課金。
横浜では「観光スポット周遊バス あかいくつ」が走っています。
中華街・元町へ行くCルートと、みなとみらいをまわるMルートにわかれます。(あかいくつHPでルートを確認してください)
今回のカップヌードルミュージアムは、Mルートのあかいくつバスに乗り、「国際橋・カップヌードルミュージアム前」で下車です。
電車とあかいくつバスのフリー切符セット券などもあります。
路線・エリアにあわせていろいろありますので、お好みの切符を選んでください。
・観光周遊バスあかいくつHP
料金について
大人500円、高校生以下無料です。
1年間何度でも入館できるパスポートは大人1500円です。
館内で別途料金がかかるものは以下の4つ。
- マイカップヌードルファクトリー(オリジナルのカップ麺づくり)、一食500円。
- チキンラーメンファクトリー(チキンラーメンを作る)は、小学生600円、大人1000円。
- カップヌードルパーク(小学生未満の遊び場)は、1回30分500円。
- ワールド麺ロード(小さなラーメンを食べられる)は、一食500円。
チキンラーメンファクトリーは事前予約が必要で、体験日希望日の3ヶ月前同日午前10時から、インターネットか電話で受け付けています。
開館時間10:00 〜 18:00 (入館は17:00まで)
火曜日定休日
近くの宿泊施設
ナビオス横浜。
カップヌードルミュージアムから500m、徒歩6分。馬車道駅から600m、徒歩7分。