【横浜大さん橋と、くじらのせなか】 入港予定をチェックしていこう

続けて横浜市の観光を取り上げます。

今日紹介するのは横浜大さん橋(おおさんばし)と、その屋上「くじらのせなか」です。

【山下公園】と、【横浜赤レンガ倉庫】のちょうど中間あたりにあります。

見学記

横浜大さん橋は、前記事の山下公園からは徒歩15分ほど。(あかいくつバスに乗ると便利)

横浜大さん橋は、明治の末頃から1970年頃まで、メリケン波止場とも呼ばれていました。

横浜港における国内及び外国航路の客船の主要発着埠頭で、「飛鳥II」は横浜港が拠点なのだそうです。

 

 

明治15年(1882年)と、現在の横浜港の比較地図。
横浜市港湾局HPより拝借。

 

上の写真のように、昔はみなとみらいも、山下公園も、横浜大さん橋もありませんでした。

横浜大さん橋の前身である「鉄桟橋」ができたのが1894年。

鉄桟橋は陸地からの総延長738メートル、桟橋部分は457メートル、幅19.2メートルの当時の技術で最先端を行く近代埠頭であったそうです。

しかし1923年9月1日の関東大震災で、崩壊。

1925年に大桟橋が復旧、完成し、チャーリーチャップリンが来日・出港したり(山下公園記事の氷川丸に乗った)、多くの南米移民が移民船「ぶらじる丸」、「あるぜんちな丸」に乗り旅立つなど、黄金期を迎えたそうです。(ちなみに横浜から南米までの船旅は約2ヶ月!)

その後は幾度か大改修が施されたそうですが、航空機の台頭により海路旅行者が激減。

現在はクルーズ客船や、伊豆諸島への定期船の発着場として活躍しています。

 

 

外観。一階が駐車場。

 

 

 

二階部分。めちゃくちゃ広いです。

 

 

北光丸の模型帆船がありました。
詳細は、北光丸の模型帆船についてでご覧ください。

二階部分は他に、出入国ロビーや、飲食店、土産物店が入っていました。(店舗は少ないです。現代甲冑専門店サムライストアという、面白いお店があります)

 

 

屋上「くじらのせなか」は24時間開放されています。

ウッドデッキゾーンと芝生ゾーンがあり、オシャレです。

 

眺めが素晴らしく、赤レンガ倉庫、横浜マリンタワー、コスモクロック21などを見渡せます。
夜景はさぞかし綺麗でしょうね。

 

横浜大さん橋では、様々な豪華客船を見ることができます。
入港スケジュールは、横浜港客船入港予定2016年で確認してください。

 

私たちは飛鳥IIを見ました。
船旅をしたことの無い私達にとって、豪華客船は未知の世界・・・。

ベストワンクルーズで、日本の各港から出る客船(飛鳥Ⅱなど)の検索・予約ができるのですが、東北のねぶたまつり観光と合わせたプランなどがあって驚きました。

世界遺産小笠原クルーズ、行ってみたいな~~~~。

 

船内にいろんな施設やイベントがある旅って、快適でしょうね。

 

 

関連記事

すぐ近くです。

→→山下公園の記事はこちら

→→横浜中華街の記事はこちら

→→横浜赤レンガ倉庫の記事はこちら

→→象の鼻パーク。 横浜三塔物語(キング、クイーン、ジャックの塔)の見学について。

交通アクセス

いろんな行き方がありますが、みなとみらい線「日本大通り駅3番出口」徒歩7分が近いと思います。
遠方から行く場合、 新横浜駅で新幹線をおります。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

横浜では「観光スポット周遊バス あかいくつ」というバスが走っています。
中華街・元町へ行くCルートと、みなとみらいをまわるMルートにわかれます。(あかいくつHPでルートを確認してください)
横浜大さん橋は、Cルートのあかいくつバスに乗り、「大さん橋客船ターミナル」で下車です。
乗車料金は大人220円、子ども110円。
電車とあかいくつバスのフリー切符セット券などもあります。
路線・エリアにあわせていろいろありますので、お好みの切符を選んでください。
観光周遊バスあかいくつHP

 

車で行く場合、一階部分に24時間営業の有料駐車場があります。
1時間まで500円、以降30分ごとに250円。24時間最大料金設定や、クルーズ割引などがあります。

近くの宿泊施設

ホテルモントレ横浜。
日本大通駅から650m、徒歩8分。
横浜大さん橋の隣、山下公園の向かい側にあるホテルです。

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