【本州最南端 潮岬(しおのみさき)】 本州最南端の碑と、潮岬観光タワーがある

本州最南端の町である、和歌山県串本(くしもと)町の観光紹介です。

前回の橋杭岩(はしぐいいわ)から、車で20分くらい走らせると、本州最南端の潮岬(しおのみさき)です。

日本の最南端は沖ノ鳥島ですが、「本州」で限定すると、和歌山県の潮岬(しおのみさき)になります。

ちなみに、本州最北端は、夫のふるさと青森県の大間崎(おおまさき)。

夫の実家がある青森市からちょっと遠いのですが、

  • 夫のふるさと青森県・・・本州最北端
  • 私のふるさと和歌山県・・・本州最南端

も、面白い縁なので、またいつか大間崎まで足を運びたいと思います。(←大間崎、遠いのよ~。青森市から車で片道3時間よ!  といっても、和歌山市から潮岬までも、2時間ちょっとかかるけどね・・・)

散策記

「潮岬(しおのみさき)」とはどこぞや・・・。赤い風船マークのところです。

 

私は「端っこに行きたい!」という夢を持っていて(端っこはいっぱいあるので制覇できそうもないけれど)、房総半島の最南端【野島崎(のじまざき)】、伊豆半島最南端の【石廊崎(いろうざき)】にも行きました。

 

 

また後日取り上げますが、紀伊大島の【海金剛(うみこんごう)】の看板に地質の説明があり、潮岬と隣の紀伊大島は火成岩(マグマが冷えて固まった)であるようです。

 

 

 

本州最南端エリアの観光マップ。

また微妙に斜めから撮った写真で申し訳ない・・・。

看板を見ている人が自分だけなら正面から撮るのですが、他の方も見ている場合ちょっと斜めから撮ってます。←(人が居なくなるのを待てない。普段はのんびり、旅はせっかち)

 

 

 

本州最南端の碑は、「潮岬(しおのみさき)観光タワー」の近くにあります。「潮岬灯台」に石碑はありませんので、記念写真を撮りたい方はご注意を。

潮岬観光タワーは駐車場が無料で、100台停められます。

タワーに上りたかったのですが、営業終了が16:30と早く、閉まっていました。

観光タワーでは、「本州最南端訪問証明書」を発行しているようで、海抜100mから360度の景色が見え、大人300円、小中学生100円の入館料がかかります。

 

 

近くは「望楼の芝」と名づけられた広場になっています。

もともと、海軍の望楼(物見櫓)があったことから名前がつけられているようで、広さは約10万㎡もあるそうです。

写真の建物は無料休憩所。

広大な広場なので、テント宿泊をする方がたくさん居ました。

 

 

 

気持ちのよい広場に息子と娘が大はしゃぎで駆け回る。

ちょっとした丘になっているところもあるので、影遊びが楽しそう。

この一帯は、三重・奈良・和歌山を含む広大な吉野熊野国立公園の一部です。

 

 

本州最南端から、海を見に行くぞ~♪

 

 

海を見る前に、「本州最南端の碑」で記念撮影。

近くにもう一つ本州最南端の碑日本地図バージョンがありますが、どっちがより南かというと、こちらの石碑です。

 

 

 

もう一つ、石碑がありました。


「オーストラリア海域において真珠貝などの採取に従事し、不幸にも亡くなられた串本町出身者等の御霊を慰めるとともに、当海域における真珠産業の振興発展に寄与された先人たちの偉業を顕彰し、その功績を末永く後世に伝えるため建立するものである」・・・とありました。

 

 

本州最南端からの眺め。

この海の向こうは・・・、ニューギニア島とオーストラリア大陸です!(途中にパラオがある)

 

「おおおおい!  カンガルー、元気かぁぁぁ!」

 

と、心の中で叫ぶ!(動物の中でカンガルーが一番好き。特にマッチョなヤツ。「カンガルーマッチョ」で画像検索してください。あなたもカンガルーのアニキに惚れるよ!)

 

 

 

本州最南端の地磯「クレ崎」。あそこが、「本州最南端」なのだそうです。

クレ崎は、上級者むけの釣り場らしい。

 

はじめの方で地質の写真を載せましたが、潮岬もその隣の紀伊大島も、マグマが冷えて固まった土地で、海岸部は 40 m を越す海食崖になっています。

とっても危険なので、軽い気持ちでクレ崎へ行かないようご注意ください。

潮岬では、冬のある時期(いつだろう?)、水平線から昇った太陽が、同じ水平線上に沈む光景も見れるようです。

黒潮の風に吹かれて海を眺め、どんな魚が泳いでいるのかな~♪ この海流に乗ったらどこまで行っちゃうのかなぁ・・・と陽気な想いにふけり、

 

 

(どうか、穏やかな海でありますように・・・)

 

 

と、お願いしました。

この海域は南海トラフがあり、南海地震の震源域ですからね・・・。

これまでそうであったように、いつか地震は起こるのでしょうが、どうか小さく済みますように・・・。

 

 

 

次は、潮岬灯台を取り上げます。

灯台の近くに本州最南端の神社「潮御崎神社」があります。

 

次の記事はこちら

本州最南端の町である、和歌山県串本町(くしもとちょう)の観光紹介です。 前回、潮岬(しおのみさき)観光タワーと本州最南端の碑を取り上げました。 今日は、その西にある潮岬灯台について書きます。 参拝記   […]

 

(この旅行記は2017年です)

 

関連記事

串本沖には、海底遺跡があるらしい。
→→青森に浦島太郎の竜宮城があった? 和歌山には桃太郎の鬼ヶ島があった?  

 

串本町(本州最南端の町)の観光記事です。

1)串本海中公園・・・本州最南端の水族館。水族館と海中展望塔があります。世界最北のテーブル珊瑚群生地。
2)橋杭岩(はしぐいいわ)・・・奇岩が連なっているところ。江戸時代の宝永大地震の威力を知ることができます。
3)橋杭岩から昇る朝日と、串本ロイヤルホテル。   こりゃもう、絶景よ~~。
4)潮岬(しおのみさき)・・・本州最南端。
5)本州最南端の灯台「潮岬灯台」、本州最南端の神社「潮御崎神社」
1)トルコ記念館・・・エルトゥールル号遭難事故の資料館。日本とトルコ友好の架け橋。
2)トルコ軍艦遭難慰霊碑、樫野埼灯台と旧官舎

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、串本駅から串本町コミュニティバスに乗車し、潮岬観光タワーで下車。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
コミュニティバスの時刻、ルートはこちらのページでご覧ください。乗車料金は200円です。
車で行く場合、無料駐車場があります。

料金について

潮岬観光タワーは大人300円、小中学生100円。
営業時間は8:30から16:30まで。(冬季は16時まで)

近くの宿泊施設

串本ロイヤルホテル。橋杭岩から昇る朝日が見れます。

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