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和歌山県旅行記

【丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)】 丹生都比売神を祀る神社の総本社で、水神・水銀鉱床の神

投稿日:2016年9月25日 更新日:

前回、弘法大師空海が創建した「丹生官省符神社」をとりあげましたので、次は「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」について書きたい思います。

こちらも弘法大師空海と関わりの深いお宮です。

 

場所は、九度山町ではなく「かつらぎ町」で、前回の「丹生官省符神社」から、車で30分くらい離れたところにあります。

参拝記

道の駅柿の里くどやまから、山道をグネグネと30分走行して到着。
第一駐車場と第二駐車場がありますが、第一のほうが近いです。

 

 

外鳥居。

 

 

 

華やかな輪橋(りんきょう)。
階段のように段をつけてくれているので、歩きやすかったです。

 

 


輪橋からみた鏡池。
祠がありました。

 

 

 

輪橋を渡り終えると、禊橋があり、その向こうが中鳥居。
禊橋は、禊川にかかる橋です。

 

 

 

立派な楼門。(国指定重要文化財)

奥には第一殿、第二殿、第三殿、第四殿、若宮からなる本殿(国指定重要文化財)があります。

丹生都比売神社は、全国に約180社ある丹生都比売神を祀る神社の総本社で、「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つとして、高野山や前回とりあげた丹生官省符神社と共に世界文化遺産に登録されています。

「紀伊国の一之宮」とされているそうですが、ウィキペディアによると日前神宮・國懸神宮と伊太祁曽神社も紀伊国の一之宮とされているようです。

 

 

日前神宮・國懸神宮と伊太祁曽神社は、どちらも和歌山市にある神社です。

 

 

佐波(さわ)神社。

 

 

 

佐波神社あたりから、丹生都比売神社の本殿が見えます。

右から順番に第一殿、第二殿、第三殿、第四殿。一番左端が若宮です。

 

御祭神は、

第一殿 丹生都比売大神 にうつひめのおおかみ (丹生明神) にうみょうじん
第二殿 高野御子大神 たかのみこのおおかみ (狩場明神) かりばみょうじん
第三殿 大食都比売大神 おおげつひめのおおかみ (気比明神) けひみょうじん
第四殿 市杵島比売大神 いちきしまひめのおおかみ (厳島明神) いつくしまみょうじん。
若宮の御祭神は行勝上人で、丹生都比売神社の第三殿・第四殿を勧請した人物。

 

丹生都比売大神と、高野御子大神(狩場明神)は、前回の丹生官省符神社の祭神と同じで、弘法大師空海を高野山へ導いた神様です。

 


丹生都比売神社に関しては、弘法大師空海が高野山金剛峯寺を開いた際に地主神たる丹生都比売神社から神領を譲られた、とする伝説が知られる。

高野山と丹生都比売神社の関係を語る最古の縁起として、11世紀から12世紀の『金剛峯寺建立修行縁起』がある。

これによると、弘仁7年(817年)に空海は「南山の犬飼」という2匹の犬を連れた猟者に大和国宇智郡から紀伊国境まで案内され、のち山民に山へ導かれたという。

以上の説話は『今昔物語集』等にも記載されており、説話における前者は高野御子神(狩場明神)、後者は丹生都比売神(丹生明神)の化身といわれる。

『丹生祝氏本系帳』には、丹生氏がもと狩人で神の贄のため二頭の犬を連れて狩りをしたという伝承があり、これが高野山開創に取り入れられたと見られている。

空海の死後、その弟子達により丹生都比売神社の神領はさらに高野山の寺領となった。丹生都比売神社が高野山に正式に帰属するようになったのは、10世紀末の高野山初代検校で第4代執行の雅真の頃とされる。

(ウィキペディアから抜粋)

 

高野山奥の院の記事で書きましたが、丹生都比売神社と空海を取り上げた番組がありました。(現在見れません)

  • 「丹」・・・赤い石や砂。貴重なものだった。不老不死の秘薬の原料?
  • 「丹生」・・・不老不死の秘薬を生み出すこと。
  • 「丹生神社」・・・丹を生産する人たちが作った。
  • 「丹生一族」・・・丹を生産する一族。丹生都比売神社の宮司さんは丹生姓。丹生一族は、古代の豪族で、1700年前から丹を生産していた。
  • 丹生都比売神社の宮司さんは「丹」が不老不死の秘薬であると名言しませんでした。

歴史ミステリー、ドキドキしますね。

 

 

お参りの後は社務所で、竹の祓い布(1000円)と、ハンカチ(700円、いろんな色あり)を授与して頂きました。

古来から竹には神霊が宿り、罪穢れや災禍を祓う力を備え持っているものとされてきたようで、丹生都比売神社で無病息災を祈るお祓いをしてくださっているものです。

 

すべすべで温かい感じがして、とても気持ちが良い布です。肌着にしたいくらい。

 

 

(竹布のハンカチはインターネットで入手できます)

 

 

境内の左側には御影堂、多宝塔跡地、大峯修験者の碑伝、光明真言板碑、協ノ宿石厨子があります。

高野山との関係が深い神社だったので、古くは多宝塔・御影堂・不動堂・山王堂・護摩所・鐘楼・経蔵・坊舎等の仏教建物が営まれていたそうですうが、神仏分離によって除かれたそうです。

境内は国の史跡に指定されています。

 

 

 

 

 

 

付近には「蛇が出るので注意」と注意書きがありました。蛇は見ませんでしたが、サワガニとカエルをたくさん見かけました。

あれだけカエルがいれば、蛇もいるでしょうね。

 

 

光明真言板碑(こうみょうしんごんいたい)。

光明真言は密教の真髄ともいうべき真言(言葉自体に神聖な力が宿り、神仏に働きかけができると考えられていた呪句)だそうです。
光明真言についてはこちら

 

 

私は歴史ミステリーが大好きなので、今回の丹生都比売神社参拝は、長野県の諏訪大社4社めぐりのようにドキドキしました。

 

 

次は、かつらぎ町から和歌山市に帰る途中にあった「こんにゃくの里」を紹介し、和歌山市の観光紹介に戻りたいと思います。

関連記事

弘法大師空海に関係する記事です。

→→丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)・・・弘法大師空海創建の社。空海を高野山へ導いた丹生都比売大神と高野御子大神(狩場明神)を祀る神社。

→→高野山の記事はこちらから・・・大門や奥の院など。

→→生石(おいし)高原の記事はこちらから・・・空海が修行した山。

→→慈尊院(世界遺産)・・・弘法大師空海の母公(玉依御前)と関わりの深い寺。珍しい乳房型の絵馬がある。

 

 

丹生都比売神社と関わりのある記事はこちら

→→日前宮(にちぜんぐう)の記事はこちら・・・丹生都比売神社と同じく、紀伊国一宮です。2,600年以上の歴史ある御宮で、日前宮のご神体ヤタノカガミの前に造られた鏡が、ご神体。伊勢神宮に並ぶ準皇祖神の扱いを受けていた。

→→伊太祁曽神社の記事はこちら・・・丹生都比売神社と同じく、紀伊国一宮です。もともと日前宮の地にありましたが、移されました。日本中に木を植えた神様イタケルノミコトがご祭神です。

→→塩釜神社と不老橋。子授け・安産・製塩の神様。丹生都比売神社と関わりがある。・・・和歌山市和歌浦。

→→鶴岡八幡宮の記事はこちら・・・鎌倉幕府の中心地だった。丹生都比売神社は、鎌倉幕府の保護を受け、13世紀末期から日前・国懸神宮と比肩するようになりました。

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、橋本駅で電車を下車します。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
9月中旬から11月末の土日祝日に限り、橋本駅から「高野山麓世界遺産バス」が出るので乗車し、「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」で下車します。

 

前回の丹生官省符神社から行く場合、徒歩10分離れた「道の駅柿の里くどやま」から乗車できます。
詳しくは高野山麓世界遺産バスをご覧ください。
(高野山まで行ける便利なバスですが、本数が少なく、期間限定です。料金は1000円)
注意・特定の運航日のみで、毎日運行していません。
[利用可能区間]下記(1)〜(4)のいずれかの利用が可能です。
(1) 南海・JR橋本駅→丹生都比売神社<乗換>→奥の院(片道)
(2) 奥の院→丹生都比売神社<乗換>→南海・JR橋本駅(片道)
(3) 南海・JR橋本駅→丹生都比売神社→南海・JR橋本駅(往復)
(4) 奥の院→丹生都比売神社→奥の院(往復)
※「道の駅くどやま」および「矢立」では途中下車可
問い合わせは、南海リンカンバスへしてください。(0736-32-0779)

正月三が日と、1月17日の厄除け・御田祭りの際、橋本駅・妙寺駅から丹生都比売神社まで無料バスが運行するようです。(正月三が日は一日3本、1月17日は一日2本)

年中運行しているバスは、かつらぎ町コミュニティバスで、JR笠田駅前から丹生都比売神社まで大人150円で行けます。(天野コース。時刻表はこちら。一日6本出ています。乗車時間は30分ほど。年末年始の運行は無し)

タクシーで行く場合、笠田駅から乗ると15分で到着。

車で行く場合、無料駐車場があります。

近くの宿泊施設

山荘 天の里。丹生都比売神社から1.7km。徒歩20分、車で6分。

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執筆者:チョットnow


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