と紹介し、最後は青森県弘前市の「弘前(ひろさき)ねぷた」です。
青森県には、たくさんねぶた祭りがありますが、
・青森ねぶた祭り
・五所川原立佞武多祭り
・弘前ねぷた祭り
は、「青森三大ねぶた(ねぷた)祭り」と言われています。
旅行記
弘前ねぷた祭りは、毎年8月1日から7日にかけて行われます。
私達が見たのは、最終日7日の午前運行。「七日日(なぬかび)」と呼ばれるそうです。
本当は2016年8月6日の夜に、弘前ねぷた祭りを見る予定だったのですが、【立佞武多(たちねぷた)の館】で心がわりし、【五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)祭り】を見ることになりました。
祭りを見終わって弘前市内の旅館に移動した時には、もう祭りが終わっており、扇形のねぷたを乗せた軽トラックが帰途についているところでした・・・。
最終日(七日)は、午前10時からの駅前通りでの運行と、岩木川河川敷での夜間運行・フィナーレ(なぬかびおくり)の2回。
本当は、夜間の「なぬかびおくり」を見たかったのですが、この日の夜には関東へ帰らないといけなかったので、駅前通りでの午前運行を見ました。
大迫力の、「津軽情っ張り大太鼓(つがるじょっぱりおおだいこ)」が先陣をきります。直径3.3m! 胴の長さは3.6m!
弘前ねぷた祭りの掛け声は、「ヤーヤドー!」です。
これがですねぇ、おっちゃん・お兄さん方が、野太い声で、
「ィヤ~~~~ッヤッドォォォォオ!!!」
って叫ぶんです。
扇形のねぷたが多くて、なんだか女性的なイメージを勝手に持っていたので、掛け声に驚きました。
「ねぷたは流れろ 豆の葉はとまれ いやいやいやよ」という「ねぷた歌」の「いやいやいやよ」が現在の「ヤーヤドー」に変わったのではないかという説の他に、「ねぷた喧嘩」がはげしく行われていた時代、「ヤァ!ヤァ!」という怒声がそこら中で響いていたのが「ヤーヤドー」になったとも言われるそうです。
ちなみに、青森ねぶたは「ラッセーラー!」、五所川原立佞武多は「ヤッテマーレー!」です。
五所川原立佞武多祭りと同じく、弘前ねぷたもハネトがないため、一般の観光客は参加できません。
観光客が参加できるのは、青森ねぶたのハネトのみです。
2016年のお祭りの様子は、ユーチューブでご覧ください。
夜間運行の映像です!
人形型の組ねぷたもありました。
鹿島大明神と地震なまずと要石。
中型のや、大型のや、いろんなねぷたが続々とやってきます。
運行台数は大小あわせて約80台にもなり、青森県内のねぷたで、一番台数が多いのだそうです。
さすが城下町、弘前!
- 青森ねぶた・・・毎年大型ねぶた22台を作り変える
- 五所川原立佞武多・・・毎年一台だけ新しく作り、一番古いねぷたと入れ替えて運行
まだ来る、まだ来る、まだ来るよ~~~♪ いっぱいあるなーーーー!
弘前ねぷたは、やっぱり扇型が美しいです!
後ろも綺麗なんですよ!
扇ねぷたは、左右に紐がついているのでクルクルと回転させたり、自動昇降機で上下に動かしたりします。
表面は「鏡絵」と言い、裏面は「見送り絵」というのだそうです。
鏡絵は勇壮な武者、見送り絵は女性が多いのだそうです。
ダレ!?
団体毎に衣装が異なるようでした。青森ねぶたとは違い、跳人(ハネト)はいません。
午前だったので、絵が綺麗に見えて嬉しかったのですが、「やっぱり夜間運行が見たかったな~~!」と思ったのでした。
次は、津軽藩ねぷた村を紹介します。
前回、青森県弘前(ひろさき)市の弘前ねぷた祭りについて書きましたので、今日は津軽藩ねぷた村を紹介します。 青森三大ねぶた(ねぷた)は、それぞれ年中楽しめるように展示・体験施設を持っています。 「青森ね[…]
(この旅行記は2016年です)
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五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)の記事です。
・立佞武多(たちねぷた)の館の記事はこちら・・・五所川原立佞武多を年中展示しています。
・五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)祭り① の記事はこちら
・五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)祭り②の記事はこちら
交通アクセス
弘前駅出てすぐ。
新青森駅から弘前駅は、8駅離れています。乗車時間40分くらい、580円。
車で行く場合、駅周辺の有料駐車場を利用することになりますが、お祭り時期は非常に混み合うので、公共交通機関で来るのをお勧めします。
近くの宿泊施設
ホテルルートイン 弘前駅前。