嘘かまことか。青森の「キリストの墓」に埋葬されているのは、本当にキリストなのだろうか

6月26日にこの記事の8割くらいを書いていたのですが、途中でパソコンに不具合が起こったため、今日になってしまいました。

 

前回の記事、青森の謎スポット「キリストの墓」の記事はこちらからご覧ください。

新郷(しんごう)村は、昔「戸来(ヘライ)村」と言い、村民たちは謎の土饅頭を「偉い人のお墓だから大切にしなさい」とだけ言われてきました。

それを「キリストの墓だ」と言ったのは、昭和10年に茨城県から訪れた竹内巨麿さんで、竹内家の古文書(竹内文書)に書かれていたため。

 

 

 

「竹内文書」に書かれていたことは以下の通り。

・キリストは21歳の時、日本に渡り、12年間神学について修行を重ね、33歳の時ユダヤに帰った。

・ユダヤで神の教えについて伝道を行ったが、当時のユダヤ人たちはキリストの教えを容れず、キリストを捕らえて十字架に磔刑にして処そうとしたが、イエスの弟イスキリが兄の身代わりになった。

・ゴルゴダの丘で磔刑にされたのは弟のイスキリの方。イスキリは「神よ 何ぞ吾れを捨て給うや」と悲痛な声を発して殺されてしまった。

・刑を逃れたキリストは弟子数人たちと逃げ、逃避から4年目の2月26日にアラスカから船に乗り、青森の八戸港からヘライ村(現 新郷村)へ上陸。

・再び日本に戻ってきたキリストは十来太郎大天空(とらいたろうだいてんくう)と名前を改めて、ヘライ村のミユ子という日本人女性と結婚し、3女を育てた。

・キリストは、ヘライ村で106歳の天寿を全うした。

 

 

 

 

まぁ、「そんなわけないだろう」と思ってしまいますよね。

 

しかし、これについて書かれている本があるのです。
それが「超巨大「宇宙文明」の真相―進化最高「カテゴリー9」の惑星から持ち帰ったかつてなき精緻な「外宇宙情報」」という本。

 

私は、ほかの宇宙人・・・つまり、プレアデス、グレイ、オリオンなどの宇宙人から得たとされる情報は知りませんので、この本に書かれていることに整合性があるのかわかりません。

 

超巨大「宇宙文明」の真相―進化最高「カテゴリー9」の惑星から持ち帰ったかつてなき精緻な「外宇宙情報」」の著者はオーストラリアに住んでいたミシェル・デマルケ氏(フランス系)で、ある日、最高に進化したカテゴリー9のティアウーバ星人にさらわれ(ちょっと強制的に招待された)、地球人は地球で発生したのではなく、別の惑星から移り住んできた人たちの子孫であること、地球の「いわゆる文明(物質文明)」は間違った進化であり、このままでは良くない未来になることなどを教えられます。

 

 

これらのことを教えてくれたティアウーバ星人とは何者かというと、地球が属している「天の川銀河系の仲間」です。

 

 

【国立天文台 三鷹キャンパス】の記事に貼った写真を再掲します。

赤い丸で囲まれた範囲が1000光年ゾーンで、夜空に見える多くの星が存在する範囲です。本当に小さな円です。
黄色い線で囲まれたゾーンが、JASMINが高精度に測定する範囲。

太陽系は天の川銀河に属していますが、わからないことだらけ。

 

 

 

銀河とは星の集まりで、地球人が数えたらとりあえず2兆個はありそうだね、ということになっているようです。


天の川銀河だけでもすごい数の星なのに、そんな銀河が2兆個もある。

 

 

 


想像できないほど、ものすごい数の星があるわけですが、それらは進化度にあわせて第1から第9カテゴリーに分かれており、私達の地球は「カテゴリー1」で、進化度で言うと「幼稚園レベル」。

別名「悲しみの星」なのだそうです。

 

 

カテゴリー1に属する惑星はとても多いようで、地球人の大半の祖先は、同じくカテゴリー1の惑星が居住不可能になったため、いくつかの星から逃れてきた人たちのようです。

 

 

ティアウーバ星はと言いますと、地球と同じ天の川銀河に属する黄金色に輝く星で、カテゴリーは最高レベルの9。

 

天の川銀河には「カテゴリー9」の惑星は、ティアウーバ星を含めて3つしかないそうです。

 

 

彼らはレベルの低い星に定期的に訪れたり、時にはまぎれて暮らしたりしながら、宇宙と自然の法則にのっとった生活をするように助言していますが、「経験や知識に富んだ兄が、未熟な弟の宿題をかわりにしてあげるのは駄目。弟自身の成長にならないから」と同じ話で、あれやこれやとひっくるめて面倒を見てくれているわけではありません。基本的に、自分たちの問題は自分で解決しなさいよ、の姿勢。

 

どれだけ進化した宇宙人であろうが、未来は不確定なので100年先を正確に予測するのは不可能なため、「起こりえるであろう未来」を予測し「今から方向転換しなさいよ」とアドバイスをくれているそうです。

 

 

 

 

ティアウーバ星人のメッセージを、本からいくつか抜き出してみました。

「最も危険なのは核兵器ではなく、物質主義である」

「人が死ねば、それまで蓄えてきたものを放棄しなくてはならないのに、地球人はたった一つのゴール・裕福をめざし、人生は全て富の追求に関わる。それは必然的に羨望・嫉妬・富者への憎しみ・貧者への軽蔑を生みだし、道徳的、精神的な大惨事を引き起こす」

「文明を蝕むものの原因として、危険なものから順に言うと、第一にお金、第二に政治家、第三にジャーナリズム麻薬、第四に宗教

「精神性が未熟で争いごとが耐えないカテゴリーの低い星は、憎しみあい核戦争で相互破壊をしてしまう」

「暴力は決して利益をもたらしません。むしろ解決策は愛と心の修練にある」

「宇宙の法則では、その人がどの惑星に住もうとも、人間の基本的義務は精神性を発達させることである、と決定されています。人間は精神性を高めるために、肉体を持って存在しているのです」

「我々は宇宙の法則に従い、完全になるまで何度も生まれ変わらなければならない。なぜなら我々はわずかでも不完全であるものは受け入れない大精霊と再び一緒になろうとするからだ」

「速やかに化石燃料から水素エネルギーに移行し、汚染をやめましょう」

「あなた方は自然に逆らっています。創造主があなた方にゆだねたものを守るよりは破壊し、複雑にデザインされている生体系に干渉しています。大気汚染、水質汚濁、騒音問題に関心を払い、改善しましょう

 

 

・・・まぁ、すごく現実的な話です。

 

 

「全世界は一つの舞台であり、すべての男と女はその役者にすぎない」

 

 

と、シェークスピアは言いましたが、カテゴリー1の地球人は舞台(環境)を大事にせず、他の役者も粗末に扱うため、ガタガタの舞台の上で、喧嘩しているような状態でしょう。

 

・舞台(環境)を大事にしましょう
・ほかの役者と仲良くしましょう

 

この基礎すらできていないのだから、カテゴリー1の幼稚園レベルと言われても仕方がない。

 

 

こんなふうに宇宙・自然の法則に逆らい、争いの耐えない地球人。

 

どうにかして、宇宙の法則、神の愛を教えねば・・・。

 

けれども、言葉で教えても神(創造主であり大精霊)を信じない!

なぜならば、「地球人は証拠を求める」から。

だったら、実際に奇跡を見せてあげましょう。

 

その計画のため、キリストが送られたのだそうです。

その方法と、青森のキリストとは・・・、

・処女のマリアに胎児を移植して処女懐妊させた。ティアウーバ星人は肉体を作ることが出来る。肉体は9つの体で作られているので、クローン人間とは違う製法。作られた胎児には高度に進歩を遂げたアストラル体を内在させた。

・キリストが生まれた地に、羊飼い達を道案内した。道案内役に光る球体を使用したので、ベツレヘムの星として伝わった。

・ヘロデ王が、救世主の登場で自分の治世が崩されることを恐れて、2606人の赤ん坊を殺す命令を下した時、マリア、ヨセフ、赤子のイエスと、二頭のロバを宇宙船に避難させ、エジプト近くに連れて行った。

・キリストの肉体には高度に進化を遂げたアストラル体が内包していたので、優れた才能を発揮し、12歳のとき、神殿づとめの学者を驚かせた。

・しかし生まれるときに忘却の川を渡って全てを忘れたので、天才であったけれども、死人を蘇らせたり、病人を治すことはできなかった。

・キリストは14歳のとき、12歳の弟オウリキを連れて、両親の家からビルマ、インド、中国、日本へと旅に出た。弟は中国で殺されてしまい、彼の一房の髪を肌身から離さず旅を続けた。

・50歳のとき、日本に到着。結婚し、三女をもうけて、45年間暮らした新郷村で死んだ。

 

本には「その墓の側にはオウリキの一房の髪を納めた小さな箱を埋めたもう一つの墓があります」と書かれています。

 

 

 

 

竹内文書に記されていた内容とはちょっと違いますが、

・キリストはゴルゴダの丘で磔にされて死ななかった
・青森にキリストが来ていた
・青森で3女もうけて天寿を全うした
・隣に弟の墓がある

のは、同じですね。

 

 

では、イスラエルで病を治したり、磔にされて死んで生き返ったキリストは何なのか、というとこれとはまた違うキリストなのだそうです。

 

つまり、キリストと呼ばれた人は、一人ではなく2人いたということです。

 

 

「人」は肉体が死ぬと忘却の川へ魂が行き、そこで全ての記憶を消されてしまうので、生前は奇跡が使えたけれども別の肉体に宿って生まれると、青森のキリストのように「天才だけど奇跡を起こせない」ケースになるようで、ティアウーバ星人は「記憶(奇跡が起こせる能力)を持ちながらにして地球人の体に入る」必要がありました。

 

そこで、24時間かけてキリストの体を作り、この任務に自ら申し出た同胞のティアウーバ星人が肉体を捨て、作られたキリストの体をまといました。

 

このキリスト(魂がティアウーバ星人、肉体が作り物)を「アーリオック」と言うそうです。

 

アーリオックキリストは、死人を蘇らせたり、目や耳の不自由な人々を治癒しました。

 

磔にされて肉体が死んだ時、ティアウーバ星人の仲間が墓石を退けて肉体を回収し、宇宙船で復活させたのだそうです。

 

この作られたキリストの体は、長くカールのかかった明るい栗毛色の髪、皮膚は地球人になじみのある色合い、身長は180cmくらいで、あごに柔らかなヤギひげがあり、命の盛りにある年齢で、ティアウーバ星に保管されているそうです。

 

 

 

新郷村のキリストの墓。この土饅頭の下にあるのは、マリアが処女懐胎し、日本に渡った人間のキリスト。

 

 

一方、エルサレムの「聖墳墓教会」に入ったのは、人工的に作られた肉体にティアウーバ星人の魂を入れたアーリオックキリスト。その体は復活した後、ティアウーバ星へ・・・?

 

 

 

ティアウーバ星人達によるキリスト劇により、「死後の生命が本当に存在する(魂は不滅)」のだということを示し、各人はキリストの真性の輝きを持っているのだと説得することにより、人々の希望を再生させたのだそうです。

 

「自然や宇宙の法則」を知ってもらいたいがために行ったのに、自らの個人的関心に目を向ける聖職者が、いろんな儀式や法則を導入し、宗教や宗派を作り出し、ものごとを複雑にして、まったくわけのわからないものにしてしまった・・・とティアウーバ星人。

 

 

面白いのが、ティアウーバ星人がミシェルにかけた言葉。

 

「宗教は地球の呪いの一つです」
「300年間はキリストが残したメッセージは守られてきましたが、そのあとは歪められ、現在、地球のあなた方は2000年前よりもひどい状態に舞い戻ってしまいました」

 

宗教戦争や差別を思うと、的を射た表現だと思います。

 

 

マハトマ・ガンジーの言葉

「歴史に記録されている世の中で最も極悪で残酷な罪は、宗教という名の下に行われている」

 

 

 

 

詳しいことは本を読んでほしいのですが、趣旨は以下のようになります。

創造主(宇宙の中心にいる大精霊)は物質世界を通して精神的な体験を求め、さまざまなものを想像し、創造した。

私たちも、その創造物の一つ。

すべてのものには、それぞれの役割がある。

宇宙、自然の法則にのっとり、自然を大切にし、人と愛し合い、高次の自我(ハイアー・セルフ)と共に生きる。

肉体はただの乗り物であり、どの星に生まれようが精神性を発達させるために存在している。

様々な体験をするため、人は生き死にを繰り返す。

ゴールは、完全な創造主(大精霊)との一体化。

物質主義は間違った進化。

 

 

 

 

ティアウーバ星人タオの言葉を引用。

地球の若い世代は今、自分自身を真剣に見つめなおしています。

彼らは転換期に差し掛かっています。さまざまな出来事がそう導き、これまでになく彼らは孤独感を抱いています。

彼らが孤独感から解放させるには、カルトや宗教グループに参加することによってでは無理です。

もし、あなたが自分自身を向上させたいなら、瞑想を行い、ついで集中しなければなりません。もっとも偉大で、最も美しい寺院はその人自身の内部にあるからです。

答えを求めるには、自分自身の内部を見て学ばなければなりません

どこかほかのところからやってくる助けを待っていてはいけません。

さもないと失望するだけで終わってしまうでしょう。

 

 

 

本にはアトランティスやムーのことも書いています。
「ムーは本当の文明だった」、とティアウーバ星人のタオは褒めていました。水素エンジンや、反磁力・反重力エネルギー、超音波振動システムを使い、ピラミッドで宇宙エネルギーを捕獲して他の惑星とコミュニケーションをとり、誰も不正を行わず、お金のない社会で、王は崇拝されるべき存在ではなく人々の代表であったそうです。

 

 

 

 

「地球人は証拠を求める」と、ミシェルは何度も言われてしまいますが、私自身も「この本は本当のことなのか」と疑う気持ちがありました。

 

そこで、すべての知識が詰まっているといわれるアカシックレコードにアクセスできるゲリー・ボーネルさんは、キリストとマリアのことをどう書いているのだろう、と著書「アトランティスの叡智」を読みました。

長くなるので簡単にまとめると、

・マリアはアセンションの血統に生まれた女性で、自力で処女懐胎した。(単性生殖)
・イエスは彼女の「一人だけの」息子である。(兄弟はいない)
・イエスには二人の娘と一人の息子がいた

と、見えたそうです。

 

 

では他のアカシックリーダーにはどのように見えたのだろう・・・とネットで検索すると、
・キリストはエジプトで3年、インドで6年修行し、ヨルダンに立ち寄った後、イスラエルに戻った。
・キリストは磔にされず、まったく世の中が知らない人物が身代わりにかけられた。身代わりになったのは、弟ではなく、弟子。キリストは弟子の「身代わりになる」との申し出を受けた。
・キリストは難を逃れて各地を放浪した後、42歳ごろ天に帰った。

 

となり、頭の中が「?????」になりました。

 

けれども、キリストがどうであったかよりも、「愛と善意のメッセージ」に目を向けたほうが良いと思います。

 

また、この本が事実であるならば、モーセもティアウーバ星人による介入だったようで、十戒の話はほぼ真実なのだそうです。

 

モーセの十戒

・主が唯一の神であること
・偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
・神の名をみだりに唱えてはならないこと
・安息日を守ること
・父母を敬うこと
・殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ)
・姦淫をしてはいけないこと
・盗んではいけないこと
・偽証してはいけないこと
・隣人の家をむさぼってはいけないこと

 

 

モーセとキリストが伝えた「宇宙と自然の法則・基礎編」は、あなたにはどのように思えたでしょうか。

 

私は、「ガタガタの舞台の上で、役者同士の喧嘩はやめよう」と思ったので、できる範囲で環境問題の改善をし、周りの人を大切にしようと思います。

 

瞑想の練習もしようかな・・・。

 

 

次は、キリストの墓から車で6分の距離にある「大石神(おおいしがみ)ピラミッド」について書きます。

 

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(この旅行記は2015年です)

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