【青森県観光物産館 アスパム】 青森県内で一番高い建物で、津軽三味線ライブなどが楽しめる

今日からしばらく青森県旅行記の紹介をしていきたいと思います。

 

2016年の1月に、八甲田山雪中行軍遭難資料館と、八甲田山の樹氷の記事を書いて、およそ一年半ぶりの青森県記事です。

旅行記

青森の玄関口と言えば、2010年12月に開業した東北新幹線の新青森駅。

新青森駅ビルにはいろんな土産物店が入っていますが、周辺は開発途中で、これといって観光するところがありません。

 

 

こちら、新青森駅から一駅離れた青森駅。

新青森駅が開業するまで青森の玄関口だったところで、周辺にはアスパム、Aファクトリー、ねぶたの家「わらっせ」、青函連絡船「八甲田丸」など観光するところがたくさんあります。

 

 

青森駅を出てすぐにある、青森県観光物産館「アスパム」。

青森駅東口から徒歩7分のところにあり、三角の形をした巨大な建物なので、すぐにわかると思います。

なにげにアスパムは、青森県内の建物で一番高い建物で、青森市のランドマークとなっています。

見た瞬間「なぜ三角?」と不思議だったのですが、「AOMORI」の「A」の形からデザインしたそうです。

 

 

こちら、アスパムを横から見たところ。

上部の出っ張ったところには、フロアが回転する展望カフェがあるのですが、10年ほど前から床が回らなくなってしまったそうです。

 

 

アスパムの近くには、ナゾのピラミッドがあるのだ・・・。

青森には、大石神ピラミッドキリストの墓などの謎スポット、宇宙人っぽい遮光器土偶や、ネス湖のネッシーの親戚?の十和田湖のトッシーやら、おもしろいスポットがあります。(青文字はそれぞれの記事に飛びますので、興味のある方はご覧ください)

 

 

 

毎年5月上旬ごろからアスパム裏に「ねぶた小屋」が設置されます。

写真は2016年7月に撮ったもの。

8月2日から青森ねぶた祭りが開催されますが、このねぶた小屋から出陣します。
青森ねぶた祭りは、こちらの記事でご覧ください

 

 

 

 

 

アスパムに来たら必ず買っている「パムパムアップル」。

ハート型のパムパムアップルは310円で、中にりんごとサツマイモクリームが入っています。
葉っぱ型のショソン・オ・ポムは210円。紅玉りんごを使用しています。

店内で焼き上げており、サックサク。
とっても美味しいのよ♪

 

 

こちら、お土産に良い紅玉のホールアップルパイ。期間限定販売で、1350円でした。

 

 

 

もう一つ、オススメなのが、ホタテソフトクリーム。

ホタテの味はあまりしませんが、コクがあって美味しいです。

 

 

アスパムが面する海(陸奥湾)は、ホタテの養殖で有名です。

昭和49年までは青森県が日本一でしたが、現在は北海道にナンバーワンを奪われ、二位の生産量となりました。

 

 

お尻みたいな形の陸奥湾(むつわん)は、左尻が青森湾、右尻が野辺地湾(のへじわん)とも分類されるそうな。赤い風船マークは青森駅です。

 

 

 

青森のホタテ、おいしいよっ♪

 

 

こちら、アスパム内にある、みちのく料理「西むら」のつがる定食。

じゃっぱ汁・ほたて貝焼きみそ・ほたての刺身・にしんの切込・がっくら漬け。

青森は、海の幸も、山の幸も、とっても美味しい♪

 

 

 

アスパム内には、青森ねぶたの展示があって、記念写真が撮れます。

 

 

 

津軽三味線音色頒布会では、津軽三味線 まんじ会、津軽三味線 竹山会、津軽三味線 福士三絃会の青森県内3会派が交代で生演奏をしてくださり、無料で聴けます。

演奏時間は11:30からと14:00からの各回30分間ですが、私達が訪れた時はお客さんが多かったためか、アンコールで3曲も演奏してくださりました。

 

 

有名な「津軽じょんがら節」。発祥は黒石市だそうです。

ぜひ生で聴いてください!
めっちゃカッコ良いです、津軽三味線。

 

 

 

エネルギー館あしたをおもう森。無料で入れます。


この展示も良かったのですが、2007年に訪れた時にあった「キャプテンジーオ」の方が好みだったわ・・・。

 

 

なつかしの「キャプテンジーオ」。

顔が縦長になったり、横長になったりする「お化け鏡」があり、夫とヘラヘラ笑いながら遊んだのが懐かしい・・・。

あれから10年経って、二人の子供に恵まれましたが、子供とお化け鏡で遊びたかったなぁ。

 

 

 

津軽こぎん刺し。津軽地方に伝わる刺し子技法の一つです。


こぎん刺しの研究家・衣類の収集家として民俗学者 田中忠三郎さんという方がおり、以前訪れた東京浅草の「アミューズミュージアム」の名誉館長です。

→→アミューズミュージアムの記事はこちら・・・青森県生まれの民俗学者田中さんが青森で集めたBORO(ボロ)を展示している美術館です。田中さんが、青森県内の村々を歩き回って40年間で集めた古い衣類は3,000点以上に上り、津軽・南部の刺し子着786点は国の重要有形民俗文化財に、紡績用具と麻布520点は青森県の有形民俗文化財に指定されています。

 

 

アスパムでは350円から、こぎん刺しの体験ができます。

 

 

アスパムは無料コーナーだけでも十分楽しいのですが、400円払えば展望台へ上がれます。
写真は、展望台から見た眺めで、黄色い船は青函連絡船「八甲田丸」。

80年間にわたり、青森港と函館港を結んでいました。(今は青函トンネルを使って函館へ行く)

 

船の中は有料の資料館になっていて、船の前には「津軽海峡・冬景色」の歌碑があります。

「わーたしも~~ひとり~~♪ 連絡線に乗り~~♪ こごえそうなカモメ見つめ泣いていました~♪  ああああ~~~~♪ 津軽海峡・冬景色~♪」

 

 

 

八甲田丸の左隣には、「青森ベイブリッジ」があります。

アスパムと同じく青森市のランドマークで、横浜ベイブリッジに憧れて名づけたのだそうです。
青森ベイブリッジには、いたる箇所に青森の頭文字である「A」のデザインがあるそうですよ。

 

 

 

ちなみにこちら、横浜ベイブリッジ

ここから見た夜景を歌ったのが、「ブルーライトヨコハマ」。
「街の明かりがとても綺麗ねヨコハマ~、ブルーライトヨコーーハーマーーー♪ あなーたと、二人、しーあーわーせーよーーー♪」

 

 

 

こちらも展望台からの眺めで、八甲田山(はっこうださん)です。


以前、八甲田山の雪中行軍資料館と樹氷について書いたので、興味のある方は過去記事をご覧下さい。

→→八甲田山雪中行軍遭難資料館の記事はこちら・・・雪山の恐ろしさ。映画「八甲田山」の史実を伝える資料館。
→→八甲田山の樹氷の記事はこちら・・・樹氷を見に行ったら物凄い荒天だった。

 

 

 

展望台とセット料金で、お得にパノラマ映画館も見れます。青森の名所や文化を見れるので、オススメです。

 

 

 

次は、アスパムのすぐ近くにある「ワ・ラッセ」を紹介します。

青森ねぶたは毎年8月2日から一週間ほどの開催ですが、「ワ・ラッセ」では年中ねぶた体験が出来ます。(それでもやっぱり、祭りが一番ですけどね!)

 

次の記事はこちら

続けて、青森県青森市「青森駅」近くの観光スポットを取り上げます。 今日、紹介するのは「ワ・ラッセ」。 ハネト体験ができる土日祝に訪れるのがオススメ! 旅行記 わらっせは、青森駅を出てすぐです。 前回の【青森県[…]

次の記事はこちら

前回からの続きで、青森県青森市の「青森ねぶた祭り」の紹介です。 旅行記 青森県各地にはたくさんの「ねぶた祭り」がありますが、中でも有名なのは、 青森市の【青森ねぶた祭り】 弘前市の【弘前ねぷた祭り】 五所川[…]

 

(この旅行記は2007年と2016年です)

関連記事

青森市内の観光記事です。

→→青森観光りんご農園。3玉300円のりんご狩り・・・青森県は日本一のリンゴ生産量を誇ります。

→→八甲田山で、樹氷を見た。冬の八甲田山は過酷だった! 八甲田ロープウェー

→→三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)・・・日本最大級の縄文集落跡。縄文時代は一万年も続いた。

→→八甲田山雪中行軍遭難資料館。雪山は恐ろしい事を、多くの人に知ってほしい

交通アクセス

新青森駅で新幹線を降り、JR奥羽本線に乗り換え、一駅離れた青森駅で下車。
青森駅東口から徒歩8分。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

車で行く場合、最初の1時間220円 ⁄ 以降の30分毎110円の有料駐車場があります。
アスパム館内での買物・食事で、金額に応じて駐車場無料サービスがあります。

料金について

入館無料。
展望台にいく場合、大人400円、中高生300円、小学生200円。
パノラマ映画は、大人600円、中高生450円、小学生300円。
二つのセット券は、大人800円、中高生600円、小学生400円で、お得です。
アスパムと八甲田丸とのセット券などもありますので、アスパム料金案内をご覧下さい。

近くの宿泊施設

ホテルルートイン青森駅前。

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