【静岡県林業技術センター きのこ総合センター】 伊豆は原木しいたけ栽培発祥の地! きのこの顔出しパネルで記念撮影ができる。毒きのこの見分け方

前回からの続きで、静岡県伊豆半島の旅行紹介です。

【伊豆 修善寺観光】の次は、車で5分ほど離れた静岡県林業技術センター きのこ総合センターへ行ったので紹介します。

なんとここ、入館料が無料です!

見学記

上のマップにあるように、【修禅寺(しゅぜんじ)】と修善寺虹の郷の間に、きのこ総合センターはあります。

 

 

もともとここに寄るつもりはなかったのですが、車で前を通りかかって「なんか気になる」と入ってみました。

嬉しいことに、この施設の入館料は無料です。

開館時間は10時から16時。

 

 

菌類とは、植物でも動物でもない第三の生物なのです!!

 

 

きのこはそこに生えている木で種類が変わってきます。

 

 

竹やぶにはキヌガサタケやスッポンタケが生える。
キヌガサタケは「これは食べれないだろ」と思ったのですが、中国ではスポンジ状の托とレース状の菌網とを食用にしているそうです。

 

こんなキノコもあるんですね! アカイカタケ!

かなりクサイそうです!

 

 

こちらはタマゴタケ。見た感じやばそうなキノコですが、実はとっても美味しいキノコ♪

 

 

きのこといえば、やっぱりシイタケでしょう!

伊豆は原木しいたけ栽培発祥の地なのです!

 

 

 

しいたけ、

 

 

ベニテングタケ、

 

 

シロオニタケ、

 

 

タマゴタケなど、いろんなキノコの顔出しパネルがあり、写真撮影が楽しかったです♪

さあ、あなたもカワイイきのこになってみましょう!!!!

 

 

 

 

 

毒きのこの解説が豊富だったので、載せておきます。

食後20分から症状が出るものもあれば、食後4~5日で症状が出るものもあるのですね。

 

 

キノコの迷信は信じない!!

 

 

毒きのこの見分け方も載せておきます。

キノコ狩りの前に、まずは勉強が必須ですねぇ・・・。

 

 

 

 

私達が訪れたのは2016年の3月。

日本冬虫夏草の会理事である大塚健佑氏が写真提供と解説をしている「怪しいキノコ写真展 冬虫夏草の世界」が開催されている時期でした。

冬虫夏草(とうちゅうかそう)とは、キノコが昆虫やクモに寄生して、体内に菌糸の集合体である菌核を形成し、昆虫の頭部や間接部などから棒状の子実体を形成したもので、中医学・漢方の生薬や、薬膳料理・中華料理などの素材として用いられます。

ポスターにあるように「虫が苦手な方はご遠慮ください」。

私は虫OKな人なので(【カブトムシを飼っていた】)、遠慮なくここに写真を貼らせてもらいます!!

 

 

では、いいですか???

 

虫からキノコが生えている写真を何枚か載せますよ???

 

 

まずはオサムシタケ。

オサムシは、漫画の神様の手塚治虫(てづかおさむ)さんが大好きだった虫。手塚さんの本名は「手塚治」なのですが、ペンネームに「虫」をつけて「手塚治虫」になりました。

地上を歩き回る肉食の甲虫で、美しい色のものも多いオサムシさんですが、なんと、キノコ生えちゃうんですね~~!

 

 

 

写真。

人間の身体からこんなにニョキニョキと別の生命体が出てくることはないですから、不思議な感じがしますね・・・。

 

 

こちらはヤンマタケ。

オレンジ色のものがニョキニョキ出ていますね。

なんか・・・、ゾッとしますね!

冬虫夏草の花形だそうですよ!!

 

 

アリから出ているタイワンアリタケ。

 

 

虫は虫同士で食べ合うだけじゃなく、鳥、動物、魚や、人間にも(日本では蜂の子やイナゴが有名)食べられるし、害虫駆除のため農薬や殺虫剤でいっぱい殺されちゃうし、キノコにも寄生されるし・・・で、大変ですね!

 

 

普段気付けないだけで自然界にはダイナミックな生存競争がある!

自然に目を向けるきっかけになればいいと、結ばれていました。

 

 


日本冬虫夏草の会理事 大塚健佑氏が出ている動画があったので、載せておきます。

 

 

 

以前、東京できのこ展に行ったので、こちらの記事もご覧ください。

次の記事はこちら

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次は、すぐ近くにある修善寺虹の郷を紹介します。

 

 

次の記事はこちら

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(この旅行記は2016年のものです)

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交通アクセス

修善寺虹の郷のすぐ近くです。

車で行く場合、無料駐車場があります。

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