今日は、東京きのこ同好会多摩支部さん主催の「第10回きのこ展」に行ってきました。
とても楽しかったので紹介しようと思います。
見学記
きのこ展の開催場所は、東京都多摩市。多摩センター駅から徒歩5分ほどにある「パルテノン多摩」で行われます。
入場料は無料です。
巨大なパルテノン多摩。(2022年7月にリニューアルオープンするそうです)
階段は登らず、右へ。
階段の右にある扉(男性と女性が入っていく扉)が、「きのこ展」の入り口です。
東京きのこ同好会の「きのこ展」は二年に一度開催されます。
今回もいろんなキノコがそろっていました!
二年前の第9回きのこ展同様、幼児~小学生の子供達もけっこう来ていました。
うちの子供達も、キノコ(の外観)が好きです。
色、大きさ、質感、香りのキツイもの・・・様々です。
死んだカメムシからキノコが出ています。
名前はずばり、「カメムシタケ」。
以前、静岡の「きのこ総合センター」に入ったことがあるのですが、「怪しいキノコ写真展 冬虫夏草の世界」が開催されており、こんなふうに虫の体からキノコがニョキニョキ出ている写真がありました。
甲虫、蛾、セミ、ハエなどの幼虫・成虫、クモも、キノコに寄生されるそうです(虫も大変ねー)。
白くておいしそうですが、「ドクツルタケ」との名前通り、死亡例のある毒キノコです。
これとよく似たシロマツタケモドキは食用キノコ。ドクツルタケを誤食したら大変ですね・・・。
ベニテングダケ(上)と、タマゴダケ(下)。
どちらも赤いキノコです。
赤いキノコは毒っぽい印象を持ちますが、タマゴダケは食べられるキノコで、ベニテングダケは死亡例のある毒キノコです。
タマゴダケの老菌はベニテングダケとよく似ているので、注意が必要。
ひだが抹茶シフォンケーキみたいな、不思議なキノコ「オオキノボリイグチ」。
これは食べられんキノコやろ・・・と思ったけど、実は食べられるキノコ。
会場の壁には、キノコ同好会会員さんが撮影したキノコ写真とコメントがありました。
紫色のキノコ、ブルーのキノコ・・・、大変驚きました。
キノコは「森の妖精」と言われるのも、納得です。
最後はアンケートを提出して、しおりをもらいました。
私は、カエンタケ。
息子は、ムラサキヤマドリタケ。
娘は、ハナオチバタケ。
さあ、問題です!
これらのキノコは、食べられるでしょうか?
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(正解はこの下。ヒント、一個だけ食べられる)
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正解はこちら
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カエンタケ・・・猛毒。触っただけで手がただれる危険キノコ。
ムラサキヤマドリタケ・・・どぎつい紫色は毒っぽい印象を与えるけれども、実は大変美味しいキノコらしい。
ハナオチバタケ・・・食べた人がいないのでよくわからないらしい。食不適キノコ。
美味しそうなのに毒キノコだったり、マズそうなのに美味しいキノコだったり、キノコの世界は実に不思議ですねぇ。
無料鑑定コーナーもあるので、「これ食べられるんだろうか?」なキノコをお持ちの方は、持って行ってみてはどうでしょうか。
歴代きのこ展の看板展示を見ていると、はじめは「毒キノコを見分けよう」という趣旨から始まったようです。
・・・ということで、静岡の【静岡県林業技術センター きのこ総合センター】にあった、毒キノコパネルもおまけで載せておきます。
キノコ狩りの前に、まずは勉強が必須ですねぇ・・・。
明日(10月1日)の17時まで、第十回きのこ展が開催されているので、ぜひお出かけしてください。
とても楽しかったのでオススメ!
また二年後の第11回きのこ展を楽しみにしています♪ (追記・・・第11回きのこ展は、2019年9月28日から30日まで開催です)
(この見学記は2017年です)