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和歌山県旅行記

【三段壁洞窟、牟婁大辯才天】 熊野水軍が、船を隠した洞窟

投稿日:2016年10月18日 更新日:

前回の三段壁の記事からの続きで、三段壁の洞窟について取り上げます。

散策記

私たちが訪れたのは、2008年のゴールデンウィークでした。

洞窟へのエレベーターがある建物。

 

洞窟見学は中学生以上の大人1300円、小学生は650円かかります。
営業時間は8:00~17:00(最終入場16:50)
明光バスフリー切符を提示すれば100円引きです。

 

私達が訪れた2008年5月は、おまけでお箸をもらえました。(私は赤で、夫は黒)

 

 

洞窟は地下36mにあり、エレベーターで約24秒かかります。
熊野水軍姿で記念撮影できます。(体を鎧に当てているだけで、着ているわけではありません)

 


 

2018年1月追記・・・写真フォルダを整理していたら、由来の写真を見つけました。鬼ヶ城の話が書かれてあり、驚きました。

獅子岩、鬼ヶ城。 巨大な奇岩は、なんとも雄大で、不思議だった・・・。(三重県)

 

 

 

 

通路は200メートルあります。

 

 

リップル。
約1600万年前に波や潮流によって、海底の砂や泥が動かされて、地層の表面に作られたもの。

 

 

潮吹き岩。

 

 

洞窟から外を見たところ。
波の荒い日は危険なため洞窟内は閉鎖されます。

 

 

 

徳川吉宗は、江戸幕府の8代将軍となった方です。TVドラマ「暴れん坊将軍」でお馴染みですね。

吉宗は、紀州藩主でした。

→→【和歌山城】徳川御三家の一つ紀州徳川家。8代将軍徳川吉宗と、忍者集団お庭番・・・吉宗は紀州藩主から、江戸幕府の8代将軍となった。

 

 

 

ドドドーン、ザザーーンと波の音が響く洞窟の散策は、ゆっくり歩いて20分くらいでしょうか。

説明書きを丁寧に見たらもう少し時間がかかるかもしれません。

 


 

瀬戸鉛山鉱山採掘場跡もあります。

 

 

 

牟婁大辯才天。

日本一大きい青銅製の弁天様(水の神)で、高さ3m、横幅2m、重さ3トン。
大黒天と毘沙門天に十六童子を従えており、どのような願いも叶えると言われているそうです。

 

 

牟婁大辯才天 十六童子の天井は、こんなふうに御灯明がいっぱい吊るされており、雰囲気が良いです。

 

「洞窟の弁天様は、眼下に雄大なる太平洋を見下ろし、古い歴史と伝説のあるこの地に弁天様をお祭りして、有史以来今日まで不幸にも自殺された数千の霊を永遠にお祭りした亡き霊も喜ばれることと思って矢先、ある夜忽然と日ごろ信仰する弁天様が海の見える場所へ鎮座したいとの霊惑をお受けしたので、社長の新藤源吾氏は早速大和五条の総本山に請願し、仏師の池田正源氏が精魂込めて製作、同洞窟内に安置された」

と、説明書きにありました。

 

 

熊野水軍番所小屋。

 

 

 

熊野水軍の軍船図。

なんか・・・すごくないですか?
天守閣のようなものが乗っているし・・・。

 

ろを漕ぐ水夫百人以上、戦闘用の武士百人以上が乗っていたそうです。

 

こんな水軍が味方についてくれたら頼もしいですね。

 

平家は内海の水軍を擁していたので、海戦では平家のほうに利がありましたが、総勢2,000名・200隻の船を擁する熊野水軍が源氏に加勢したこともあり、源氏方が勝利しました。

 

もしも熊野水軍が平家に加勢していたら・・・、歴史は変わっていたのかも・・・?

 

(ウィキペディアから熊野水軍について抜粋)

「紀淡海峡など四国と紀伊半島の間に出没した南海海賊の多くは熊野の浦々を拠点とする海の領主で、彼らを熊野別当が統括していた。熊野別当には源氏とつながりを持つ新宮別当家と、平氏とつながりをもつ田辺別当家という二つの有力な家があり、源平双方と関わっていた。乱の最終決戦である壇ノ浦の戦いでは平氏方であった湛増が源氏方に付き、源氏を勝利に導いた。将のひとりに熊野の藤白鈴木氏があり、鈴木重家・重善は源平合戦で当水軍を率い源氏に貢献した。」

 

 

湛増(たんぞう)は、熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)の統轄にあたった役職「熊野別当」の、第21代を就任した人です。

 

さらに「義経記」によると、武蔵坊弁慶の父親とも言われている人です。

 

武蔵坊弁慶は、京都の五条の大橋で牛若丸(源義経)と戦い、忠臣となった人ですね。

 

湛増の父親湛快(たんかい)が平治の乱で平清盛につき恩顧を受けたため、はじめは平家方についていましたが、源氏方の新宮勢や那智勢と戦い、負けてしまいます。

 

その後、源氏・平氏双方より助力を請われて、源氏につくべきか平氏につくべきか、新熊野十二所神社(現在は 【闘鶏神社】)で紅白の闘鶏をおこない、神様の意向を占ったといわれているそうです。

 

 

闘鶏神社の、武蔵坊弁慶(左)と、湛増(右)の像。

武蔵坊弁慶生誕の地であり、闘鶏神社のある田辺市(たなべし)は、白浜町の北で3駅離れています。

 

 

 

明光バスでめぐる白浜町観光の流れで千畳敷を紹介したいところですが、次は田辺市の闘鶏神社と、武蔵坊弁慶生誕地の碑について取り上げたいと思います。(その後、千畳敷を取り上げます)

 

 

 

 

関連記事

→→三段壁・・・前回の記事です。

→→【小町通りと、鶴岡八幡宮】 源平の争いにゾッとする。頼朝と政子、義経と静御前・・・治承・寿永の乱(源平合戦)が好きな方は、こちらの記事もどうぞ。

近くの宿泊施設

湯快リゾート 南紀白浜温泉 ホテル千畳。三段壁から800m。徒歩10分。

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執筆者:チョットnow


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