チョットnow記

ちょっと出かけて、色色知見。四人家族の旅行記です。

滋賀県旅行記

【アクア琵琶②、瀬田川と洗堰(あらいぜき)】 戦前最大の煉瓦可動堰があり、堰の役割について学べる

投稿日:2018年5月31日 更新日:

前回の続きで、琵琶湖一周旅の五日目、「アクア琵琶その②」です。

旅行記・レジャー記

アクア琵琶の無料豪雨体験の次は、本館の展示紹介と、アクア琵琶の前の瀬田川(せたがわ)の堰(せき)について書きます。

 

入館無料の「アクア琵琶」本館。2018年で、開館25周年。

 

入り口を入ってすぐに、顔出しパネルがありました!

アクア琵琶のキャラクター「ビワズくん」の上にまたがっている犬の穴から顔を出します。(なぜ犬?

 

 

顔出しパネルの後ろは、無料のパンフレットコーナーや、説明パネル。

 

 

ここの見どころは、旧瀬田川洗堰(明治38年に造られた)の開閉作業の様子を、実物大で再現した展示。

32門あるうちの1門だけ取り出し、その一門の高さ3分の1の部分のみ展示しています。

 

 

瀬田川は、琵琶湖から流れ出る「唯一の天然河川」で、明治時代につくられた旧瀬田川洗堰は別名「南郷洗堰(なんごうあらいぜき)」とも呼ばれ、淀川改良工事の一環として築造、利水・治水に役立ちました。(琵琶湖から瀬田川へ流れた水は、宇治川→淀川と名前を変え、大阪湾に出る。学生時代、淀川の花火大会を見に行きましたが、あの川は琵琶湖の水だったんですねぇ)

 

 

館内一階に一部分だけ再現された南郷洗堰の「実物」は、アクア琵琶の前に、一部分だけ遺構として残されています。

写真左から半ばにかけて映っている途中で切れた堰が、明治時代に造られた「南郷洗堰」の一部で、土木学会選奨土木遺産に認定されています。

今は一部分しか残されていませんが、戦前最大の煉瓦可動堰だったようです。

 

 

南郷洗堰の上には、当時使われていた太い角材が残されています。

この角材を何本も何本も、手動で堰にはめ落として壁を造り、水をせき止めていました。

堰の全開から全閉までの作業に24時間以上かかっていたというから、大変な労力が必要だったのです。

 

そこで、昭和36年に電動式で遠隔自動制御つきの洗堰が出来上がり、人力で角材をはめ落としていた旧洗堰は、約60年にわたる役割を終えました。

 

 

 

現在の瀬田川洗堰(せたがわあらいぜき)は、写真の中央右あたり。

この瀬田川洗堰が、365日稼働して水位を管理しているため、下流の淀川で必要とされている水道用水・工業用水の確保や、洪水から守るなどしてくれている・・・というから、瀬田川洗堰はかなり重要な役割を果たしているということが、よくわかりますね。

 

 

  • 日本一大きな湖「琵琶湖」から流出している河川は、瀬田川のみ! 瀬田川は、宇治川、淀川と名前を変えて、大阪湾へ注ぐ。
  • 琵琶湖と、瀬田川・宇治川・淀川の水位を守っているのが、瀬田川洗堰。

 

・・・ハイ、勉強になりました!

 

 

さて、本館の展示に戻りますが、瀬田川洗堰の他に、「天ケ瀬ダム」の勉強コーナーもあります。

天ケ瀬(あまがせ)ダムは、淀川本流に建設された唯一のダムで、水力発電もできます。

 

 

天ケ瀬ダムの工事で使われたのが、「シャフト式遠隔操縦水中作業機」。

水深30~40メートルで行われる各種作業を、潜水士を使わずに、安全・確実に行える機械です。

 

 

 

このシャフト式遠隔操縦水中作業機を、操縦体験できます。

 

 

画面はこんな感じ。

夫しか体験していないため、私にはよくわからない・・・

 

 

 

息子が喜んだのは、その隣にあったゲーム。

天ケ瀬ダム周辺と水路トンネル内部を巡るゲームです。

これはかなり面白かったので、オススメ!(最後に順位が出る)

 

 

トリックアートコーナーもあり、割と楽しい。

 

 

もう一度言いますが、ここは入館無料です。

いろいろ勉強になり、けっこう遊べるので、オススメ。

 

 

これらは一階の展示で、二階は主に琵琶湖の水利用、水管理、琵琶湖のおさかな図鑑、パソコンゲームコーナーがあります。(二階は団体さんがいたので、あまり見ずに終わった)

 

 

最後は、二階から三階へ。

なんと、大阪城と琵琶湖の水位は、ほぼ同じ高さなのだそうです。

 

 

 

大阪城。(また今度、紹介します)

お城のてっぺんのしゃちほこが浸かるくらいまでが、琵琶湖の水位。

 

 

余談ですが、琵琶湖最大のパワースポットと言われている「竹生島(ちくぶしま)」の記事がこちらにありますので、ご覧ください。

 

 

 

写真が増えるのでこれくらいにしておきますが、三階は、「田上山(たなかみやま)砂防コーナー」でした。

失われた山の緑を再生するための工事で、世界にも技術提供しているようです。

 

 

私たちは、この後も予定がびっしり入っていたので、アクア琵琶での滞在時間は一時間ほどでしたが、二時間くらいかけて見たかったなぁ・・・と思いました。

 

自然の大切さを知ることはもちろん、人の手を加えて利水・治水をしてきた歴史を知るのに、とても良い資料館です。(ゲームもできますし!)

 

 

アクア琵琶の展示と、歴史的価値の高い旧洗堰、中でも豪雨体験は子供が大喜びだったので、ぜひ訪れてみてください。

 

 

次は、大津市を出て琵琶湖の南部エリアである野洲市(やすし)に突入。三上山(みかみやま)と御上神社(みかみじんじゃ)について取り上げます。

 

三上山は、近江富士とも呼ばれる標高432メートルの山で、「ピラミッド?」と言われています。

 

→→【三上山、御上神社】 近江冨士とも言われる三上山はピラミッド?

 

 

関連記事

→→【水のめぐみ館 アクア琵琶】 無料で豪雨体験! 一時間に600mmの世界最大雨量がスゴイ!・・・前回の記事です。

→→【瀬田の唐橋】の記事はこちら・・・瀬田川にかかる、日本三大古橋の一つ。

→→【びわこ花噴水】 世界最大級の無料噴水ショー。開催場所は、琵琶湖大津港です

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、JR石山駅より京阪バス20分「南郷洗堰」下車、徒歩5分。または、京阪電鉄石山坂本線「石山寺」駅から京阪バス10分「南郷洗堰」下車、徒歩5分。

車で行く場合、駐車場は無料です。24台駐車可能(うち身障者用1台)。

料金

入館無料。
開館時間は9:30~16:30。
年末年始休み。

近くの宿泊施設

南郷温泉 二葉屋。アクア琵琶から徒歩10分。

お得で便利な、旅の予約サイト

●国内旅館の予約
じゃらん】(国内24000軒の宿をネットで予約。最大10%ポイント還元)
楽天トラベル 国内宿泊】楽天ポイントがたまります。
Yahoo!トラベル】Tポイントがたまります。

●レンタカー比較検討・予約は【じゃらんレンタカー

●新幹線・航空券+宿泊予約は【JTB 新幹線・航空券+宿泊

●高速バス、夜行バスの予約は【ウィラートラベル

●バスツアーの予約は【クラブツーリズム バスツアー】。ツアーはラクで便利です。

-滋賀県旅行記
-, , ,

執筆者:チョットnow


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

【比叡山延暦寺 横川(よかわ)エリア②】 比叡山中興の祖で、おみくじの創始者「元三大師」が住み、葬られた地

前回の続きで、比叡山延暦寺の紹介です。 横川エリアの紹介その②です。 目次1 旅行記・レジャー記1.1 関連記事2 交通アクセス3 料金4 近くの宿泊施設5 お得で便利な、旅の予約サイト 旅行記・レジ …

【海洋堂ミュージアムショップ】 ここだけでしか入手できない「ドラゴンのフィギュア」ゲット!

前回の続きで、長浜観光をとりあげます。 体験コーナーたくさん、見どころたくさんの黒壁スクエアの中でも、一番楽しみにしていたのが「海洋堂ミュージアムショップ」。 ここは楽しいので、ぜひ入ってください! …

【スパリゾート雄琴「あがりゃんせ」が利用できる温泉宿「ことゆう」】

前回からの続きで、琵琶湖一周旅です。 二日間の京都旅行をからめた五泊六日の旅のうち、二日目の行程は、→→【竹生島観光】→→【琵琶湖周航の歌 資料館】→→【白髭神社】→→【道の駅 琵琶湖大橋米プラザ】→ …

【日吉大社 奥宮】 牛尾宮遥拝所から片道30分の登山。金大巌(こがねのおおいわ)は美しい鏡岩だった!

前回の続きで、琵琶湖一周旅行二日目の行程。 全国に約3,800ある日吉神社・日枝神社・山王神社の総本社である「日吉大社(ひよしたいしゃ)」の西本宮と東本宮の次は、奥宮の紹介です。 目次1 旅行記・レジ …

【阿賀神社(太郎坊宮)】 悪い心のある者は、巨石にはさまれる? 勝運の神様がいるパワースポット

前回の続きで、琵琶湖一周旅五日目の行程です。 【水のめぐみ館 アクア琵琶】で豪雨体験→【三上山、御上神社】でピラミッド?を見る→【道の駅 竜王かがみの里】で昼食の次は、パワースポットとして有名な阿賀神 …

管理人:チョットnow

年齢:30代後半

居住地:神奈川県

 

遠距離恋愛がきっかけで旅行の楽しさに目覚め、結婚後もいろんなところに出かけています。

マイホームも、マイカーもいらない!(家の購入失敗して4年で売った~、大変だったわ!)

とにかく、旅がしたい!  旅は新発見の連続!

現在は国内旅行がメインですが、子供がもう少し大きくなったら海外旅行もたくさんしたいです。

この人生一度きり。

いろんな所を見て、心の思い出ボックスをいっぱいにしたいと思います。

詳しい自己紹介、ブログの注意事項はこちらのページでご覧ください。

ブログランキングに参加しています。
よろしければクリックお願いいたします(*^_^*)

にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ