前回の続きで、奈良県の観光を紹介します。
今日取り上げるのは「奈良のへそ」とも言われる黒滝(くろたき)村の、黒滝茶屋。
旅行記
黒滝村は、奈良のほぼ中央に位置していることから「奈良のへそ」とも呼ばれているようです。
【天河大弁財天社】へのお参りと観光の後、まっすぐ実家のある和歌山市へ帰ったのですが、途中に「黒滝茶屋」があったので寄りました。
前回の「ごろごろ水」の採水場(天川村)から黒滝茶屋(くろたきちゃや)までは、国道309号線を走って、車で21分。
ゆっくりと黒滝村の観光をしたかったのですが、実家の両親に子供たちを見てもらっていたため、早く帰る必要があり、黒滝茶屋での休憩だけで終わりました。
お昼ご飯時だったので、黒滝茶屋で「柿の葉寿司」を買いました。
海から遠い山奥の吉野で、江戸時代に生まれた押し寿司です。
柿の葉には殺菌効果があり、ほのかに良い匂いがします。
8個入りで850円。夫と仲良く半分こ。
黒滝茶屋の柿の葉寿司は、茶屋の中で、おばあちゃん達が作っています。
【かつらぎ町こんにゃくの里】の記事にも書きましたが、柿の葉寿司は、奈良・和歌山の山深い地域で食されてきました。
よく似た寿司で、和歌山の早なれずしや、大阪のバッテラなどがありますが、私は柿の葉寿司が大好き♪
夫も大好きなようで、かなりの確率で、柿の葉寿司の駅弁を買っています。
美味しいので、ぜひ食べてみてください。
柿の葉寿司と草餅(吉野のヨモギ使用)の他、子供を半日見てくれた実家の両親へのお土産に、ごろごろ水と吉野葛で作られた「名水くず餅」を買いました。
付属のきな粉と黒蜜をかけていただきます。プルンとして美味しかったです。
ちなみに、関西出身の私にとって「くず餅」と言えば、こちらのプルンプルンの葛餅ですが、関東へ引っ越して驚いたのが、関西と関東のくず餅は全くの別物だということ。(関西と関東は、月見団子、桜餅、正月の雑煮も違うのです!)
こちら、神奈川県川崎市の川崎大師で食べた「くず餅」。グニッと弾力があって、味も全然違う・・・。
関西の葛餅(くずもち)は葛粉(くずこ)を使用しており、関東の久寿餅(くずもち)は小麦粉のでんぷんで出来ています。
あ~~、久しぶりの葛餅、美味しかった・・・(^▽^*)
黒滝茶屋はレストランで食事ができ、1,000種類もの土産品を取りそろえており、奥吉野の名品は全て買えますが、水曜日は定休日ですのでご注意ください。
帰りはしばらく吉野川(よしのがわ)に沿ってドライブ。
吉野川は、うちの実家のすぐ北側を流れる、一級河川「紀ノ川(きのかわ)」の上流です。
実家の和歌山市を午前6時に出て、天川村と黒滝村で遊び、帰宅したのが13時半ごろ。
泊りであちこち回りたかったけれども、けっこう遊べました。
ずっと行きたかった【天河大弁財天社】にお参りできたし、【五代松鍾乳洞】は楽しかったし、大満足!
次は、奈良公園の紹介をしたいと思います。
大人のりんご病発症から11日・・・、なんだかぶり返したようで、38度の発熱と、お尻と太もも裏の筋肉痛が・・・ 痛くて、痛くて、眠れません~~。 何かしている方が気がまぎれるわっ、というわけで、こんな深夜にブログです。 今日[…]
(この旅行記は2018年です)
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