【豊洲市場(とよすしじょう)】 新しい、キレイ、広い、ご飯が美味しい。記念写真スポットもある

今日は東京都江東区にある豊洲市場(とよすしじょう)を紹介します。

ここは、東京都内に11か所ある東京都中央卸売市場の一つで、長らく運営されていた【築地市場】の代替施設として建設された新しい市場です。

レジャー記

豊洲市場への公共交通機関でのアクセスは、ゆりかもめの「市場前駅」から歩行者デッキを通り、徒歩数分です。

車で行く場合、一般客は市場の駐車場を使えないので、周辺の有料駐車場を利用。

 

 

市場施設への入場は、開市日の午前5時から午後5時まで。

 

 

豊洲市場は、青果棟、水産卸売場棟、水産仲卸売場棟、管理施設棟に分かれています。

 

 

私たちが訪れたのは平日の昼時で、まずは昼食にしようと、水産仲卸売場棟の関連飲食店へ。すし、海鮮丼、和食、喫茶、うなぎ、とんかつ、洋食、牛丼、カレー、中華、鶏料理が食べられます。

 

 

いろんなお店があったのですがやっぱり寿司は大人気! 順番待ちの長い列ができていました。

 

 

私たちは寿司をあきらめて、魚がし料理「粋のや」に入りました。私は税込み2,300円の「いただき丼」を注文。とっくりに入っているのは魚介だしで、〆に海鮮茶漬けを楽しむことができる一品。ご飯の上にてんこ盛りのまぐろやイクラで、とっても美味しかったです!

私は一番値段が安い「いただき丼」を食べましたが、生海老つき、大トロつき、ほたてつき、ウニ盛りのいただき丼があるので、ぜひ食べてみてください。

 

 

こちらは夫が食べた税込み2,600円の「炙りのどぐろ5点丼」。炙りのどぐろ、イクラ、マグロ切り落とし、ホタテ、生えびが乗っています。のどぐろは脂乗りが良くて美味しいため、高級魚として有名ですね。

 

私たちは水産仲卸売場棟で食事しましたが、豊洲市場では、

  • 管理施設棟(7街区)に13店舗
  • 水産仲卸売場棟(6街区)に22店舗
  • 青果棟(5街区)に4店舗

のお店があるので、いろんなお店を探してください。

 

 

 

 

次は、水産仲卸売場棟へ。

壁には旬の魚情報や、仲卸のプロの技に関するパネル展示がありました。

 

 

ターレ(運搬車)の前で記念撮影することができます。

 

 

巨大マグロと背比べができます!

 

 

マグロを解体する包丁。一番上の卸包丁は日本刀みたいな長さですね!

そういえば、「豊洲市場は部屋が狭くてマグロ包丁を使えない」とTVニュースで訴えている方がいましたが、解決したのでしょうか…。

 

次は豊洲市場内プロショップ「魚がし横丁」へ。ここは一般客も買い物ができるところで、スパイス、豆腐、ノリ、文具、卵焼き、チーズ、味噌、こんにゃく、お茶、漬物、お肉、削り節、梱包容器、珍味などが売られています。

・・・が、私たちが訪れた平日の昼過ぎは閉店してシャッターが下りているところが全体の6割くらいで、ちょっと寂しい雰囲気でした。訪れる場合、午前8時から昼までが良いそうです。

約70店舗もあるので、ぜひ開いている時間に訪れてください。

 

 

これは上から仲卸売場の通路を見たのですが、営業終了していました。(一般客は入れません)

 

 

 

 

次は管理施設棟の豊洲市場PRコーナーへ。

ここは良い記念写真が撮れるのでオススメです。

いちばの妖精イッチー。

 

 

豊洲市場開場の日付とマグロと記念写真。

 

 

長らく築地市場で営業していましたが、老朽化問題、オープン型市場による衛生問題、事故の多発などで、4km離れた豊洲市場に移転したのが平成30年(2018年)10月11日。

 

豊洲市場がある場所はもともと東京ガスの施設があったところで、土壌汚染問題があり、土の入れ替えと盛り土をする必要があったため、豊洲市場開場は二年延期されました。

その後も部屋が狭くて包丁が使えないとか、排水溝が詰まってしまうとか、衛生的だけれども動線が悪いとかで、「築地に戻りたい!」という業者の方もいたようです。

 

 

築地市場で取引された最大級のサイズの国産クロマグロの模型。

 

 

かなり大きいですね! 良い記念写真スポットです。

生きているクロマグロを見たい方は、【葛西臨海水族園】へ!!

 

 

壁にはさかなクンの絵がかけられていました!

 

 

 

 

次は、水産卸売場棟へ。

 

 

二階通路。市場というよりも、病院の廊下みたいな雰囲気でした。

 

 

マグロセリは午前5時半〜6時半です。

私たちが訪れた時は、がらーーんとしていました。セリ時は、生鮮が約200本、冷凍が約1000本ほどのマグロが並ぶそうです!

 

 

次は青果棟へ。

 

 

ここの通路も広々としてキレイで、市場というよりもどこかのオフィスのような雰囲気。

 

青果卸売場。セリは午前6時半から行われるそうです。

 

 

野菜で作った宝船。

 

 

訪れたのが平日の昼時だったためか、セリも終わり、お店も閉まっているところが多かったので、なんだか寂しいなぁと思った豊洲市場でした。

賑やかな市場を楽しみたい方は、セリの時間帯や、午前中に訪れるのをおすすめします。

 

 

また、ゆりかもめの市場前駅の近くには江戸前場下町があり、ここでも飲食を楽しむことができます。

 

楽しいお出かけになりますように。

 

 

 

(このレジャー記は2022年のものです)

関連記事

買い物の記事です。

→→【大東京綜合卸売センター (府中市場)】 一般客歓迎! 鮮魚目当てに行くなら早朝! グルメを楽しみたいなら土曜日!

→→【築地 場外市場】 年末のお買物のコツや、混雑について。築地では値切りは禁物らしい

→→【築地散策】 2018年秋に築地市場は豊洲へ移転。場外市場はそのまま残る

→→【アメヤ横丁】 上野公園のすぐ近く。年末用品の買出しや、グルメなど

→→【亜州太陽市場 吉祥寺店】 2021年にオープン。アジア食材、日本最大級の品ぞろえ!

→→【那珂湊(なかみなと)おさかな市場】 激安すぎて財布の紐が緩む!! 生カキも食べれるし、魚介類好きは絶対に行くべし!!

交通アクセス

ゆりかもめ「市場前駅」から歩行者デッキを通って数分。

お得で便利な、旅の予約サイト