今日は、今が見ごろの東京都府中市の「府中市郷土の森の梅まつり」について紹介します。
2023年の開催は、2月4日から3月12日までです。
レジャー記
府中市郷土の森は、駐車場無料です。公共交通機関で行く場合、分倍河原(ぶばいがわら)駅からバスに乗り、郷土の森前で下車です。
郷土の森への入場料は、大人300円、子供150円、幼児無料です。(写真右の大きな建物は府中市郷土の森博物館で、追加料金なしで入れます)
私たちは昼前に到着したのですが、入場まで20分くらい待ちました。
いつもはすぐ入場できるので、かなりにぎわっていて驚きました。
後ろで並んでいたおじいさんが「去年は車で来たんだけど、駐車場がいっぱいだったから停められなくて、そのまま帰ったんだよ」とおっしゃっていました。
梅まつりはすごい人出なので、できれば公共交通機関で行くのをオススメします。
入場口から梅園まではけっこう遠いので、途中にある歴史的建造物などを見学しながら進みました。
訪れたのは3月4日。昨日がひな祭りだったので、旧島田家住宅では雛壇の展示がありました。
真ん中の雛壇の最上部が豪華でビックリ! 宮殿みたいな雛壇もあるんですねぇ。
訪れた日は野点茶会が催されており、点てたてのお抹茶が600円でいただけました。
美しい梅の下でのお抹茶、さぞかし美味しいでしょう!
府中市郷土の森では、約120種類、1,300本もの梅が咲いています。(私達が訪れた2018年は、約60種類、1,100本でしたが、後に種類が増えたそうです!)
園内は広いので、散策には一時間くらいかかります。
いくつか、梅の写真を貼っていきますね。白、赤、桃色と、様々な梅の花が咲き誇って、鮮やかで、良い香りがしました。
初めて見た梅「輪違い」。同じ枝に、白梅と紅梅が咲いている野生種で「思いのまま」とも言われているそうです。
同じ枝に、紅梅と白梅。・・・わかるかな?
ぜひ現地に行って、よく観察してくださいね♪
朝鮮梅「臥龍梅(がりょうばい)」。
伊達政宗が、今から400年前の朝鮮出兵時に朝鮮から持ち帰り、初代仙台藩主となった後もこよなく愛した梅(天然記念物)の子孫です。
背の低い梅の木で、枝が横に広がるように伸びているので、背の高い梅の木よりも花を観賞しやすいです。
余談ですが、伊達政宗の終焉の地は、東京の日比谷公園です。こちらもまた後日、紹介したいと思います。
こちら、府中市制施行60周年記念樹「大宰府の梅」。
平成27年2月に、福岡県の大宰府天満宮から寄贈された梅の若木が二本植えられています。
写真は「鹿児島紅梅」。
こちらも太宰府天満宮から贈られた「大和牡丹」。
太宰府天満宮のご神木である梅の木は「飛梅」と言い、和歌と学問の神様「菅原道真公」が無実の罪で、京都から大宰府へ左遷される時に詠んだ歌、
「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅花(うめのはな) 主なしとて 春を忘るな」
の梅で、主人の道真を慕って、京都から大宰府まで一夜で空をかけてきたのだそうです。
樹齢千年を超える飛梅・・・、見てみたいなぁ。白梅だそうです。
正門から一番遠いところにある、ロウバイの小径。
蝋梅(ロウバイ)は、中国原産の落葉低木で、ものすごく甘い匂いがします。二月下旬が一番香るので、三月は見ごろを少し過ぎていたため、匂いがちょっと控えめでした。
ロウバイ園は、近くにあるサントリー武蔵野ビール工場の協力により作られているようです。
お腹が空いたので、郷土の森名物の「ハケ上団子」。飛騨高山直送の団子で、目の前で焼いてくれます。一本80円。
府中市郷土の森は、立川断層の上にあり、ハケとは崖のことを意味するそうです。断層(崖)=ハケの上の団子屋「ハケの茶屋」は、園内旧町役場の横にありますが、梅祭り中は特設テントでも名物団子を食べられます。
一緒に買った芋ドーナツは、川越市からの出張店舗のようで、中にサツマイモアンが入っていました。
旧三岡家長屋門の先にある「ふるさと体験館」では、梅にちなんだ飾り作りが行われていました。時期により工作は変わるので、公式HPを見てお出かけしてください。
見て可愛い、嗅いで気持ちの良い梅の花。
おしべの先の花粉の粒粒が、とってもカワイイ。
お土産売り場で買った「特選 梅ようかん」。
府中市郷土の森でとれた梅を使用しているそうです。
しっかりと「梅」の味がして、美味しかったです♪
楽しいお出かけになりますように♪
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(このレジャー記は2018年です)
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府中市郷土の森の記事です。
→→府中市郷土の森博物館の記事はこちら・・・郷土の森入場料だけで入れます。プラネタリウムは2018年5月2日にリニューアルオープンします。
→→府中市郷土の森 あじさい祭りの記事はこちら・・・アジサイが一万株! 夏季は水遊びもできます。
→→府中市郷土の森公園(交通遊園)の記事はこちら・・・郷土の森の、道路を挟んだ向かい側にあります。無料で釣り、格安ゴーカートを楽しめます。夏季は大賀ハスが奇麗です。
→→サントリー武蔵野ビール工場の記事はこちら・・・郷土の森から徒歩20分ほど。事前に予約が必要ですが、ビールの試飲ができます。
→→熱海梅園の記事はこちら・・・静岡県熱海市の梅園。こちらも奇麗でした。
交通アクセス
アクセスは、京王分倍河原駅で電車を下車し、駅前のバス乗り場から分52・府52の路線バスに乗車するか、ちゅうバスに乗って行きます。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
路線バスも、ちゅうバスも1時間に2本ずつしかないのですが、10~15分ずれて運行しているので、府中市郷土の森博物館方面のバスは、1時間に4本あると考えて良いです。
2018年の料金で、路線バスは180円(ICカードなら175円)。郷土の森正門前下車です。ちゅうバスは100円。南町2丁目下車徒歩6分です。
路線バスは郷土の森博物館前にバス停がありますが、ちゅうバスのバス停は離れているのでご注意ください。
→→路線バス分52・府52の時刻表はこちら(ちゅうバスより高いですが近くて便利)
車で行く場合、200台停められる無料駐車場があります。
料金について
博物館の入館料金は大人300円、中学生以下150円。
プラネタリウムは大人600円、中学生以下300円。
4歳未満は無料です。
東京ミュージアムぐるっとパス対象施設です。ぐるっとパスは2ヶ月間有効のチケットブックです。
開館時間は午前9時から午後5時。入館は16時まで。
休館日は月曜日。
ロッカーは100円で、お金が返却されるタイプです。
近くの宿泊施設
府中アーバンホテル別館。分倍河原駅の隣「府中駅」南口から徒歩1分。