【大雪山旭岳ロープウェイ】 北海道で一番高い山! ロープウェイに乗ってカムイミンタラ(神様が遊ぶ庭)へ! チングルマがカワイイ

前回からの続きで、五泊六日北海道旅行 六日目の紹介です。

今日は、北海道最高峰の「大雪山旭岳(だいせつざんあさひだけ)」を紹介します。

→→2018年5泊6日北海道旅行記の行程はこちら・・・5泊6日で36か所を巡りました。

旅行記

2018年8月の五泊六日北海道旅行最後の目的地は、大雪山旭岳(だいせつざんあさひだけ)!

北海道のほぼ真ん中に位置する大雪山は、複数の火山から成る「火山群」で、一番高い山が「旭岳(あさひだけ)」なのです。

標高2,291mもあるのですが、途中までロープウェイで上がれます。

 

 

大雪山旭岳(だいせつざんあさひだけ)ロープウェイ乗り場。

ロープウェイは15~20分間隔で出ています。

 

「さて、ロープウェイに乗ろう! これが五泊六日北海道旅行、最後の思い出だよ!」とチケット売り場に向かってビックリ!

 

大人往復2,900円!?   Σ(´Д`lll);

 

・・・え、そんなに高かったの・・・?? 

 

 

大人二人と小学生1人なので(娘は未就学児なのでタダ)、ロープウェイ往復みんなで7,100円というビックリな金額が・・・(;^_^A

 

「あっれー?? こんなに高かったんだぁ。ごめん、なぜかしら私ったら、料金調べてなかったわ!」

 

・・・そう、私はなぜかしら、ここだけ料金を調べていなかった!(最後の目的地だったので、時間が余ったら行こうと思っていたため、リストには名前しか載せていなかった。旅を終えて振り返ってみれば、ここが最高の思い出なのですが)

 

 

今まで、青森の【八甲田ロープウェー】、山梨の【北八ヶ岳ロープウェイ】【カチカチ山ロープウェイ】、神奈川県の【駒ケ岳ロープウェイ】【箱根ロープウェイ】、熊本県の【阿蘇山ロープウェイ】、北海道の【有珠山ロープウェイ】と乗ってきましたが、だいたい往復2,000円未満の料金だったため、大雪山旭岳ロープウェイの2,900円という料金はかなり高いように思えた・・・。(私達が訪れた中で、今までで一個高いロープウェーは長野県白馬村の【アルペンライン】だったけれども、大雪山旭岳で記録更新)

 

6月1日から10月半ば過ぎまでのトップシーズンは高いですが、12月はじめから5月末のスキー期間は、大人往復1900円で乗れるようです。

ちなみに、ロープウェイの支払にクレジットカードは使用できないので、ご注意を。(ここで財布の残金が1万円ちょっとになって焦った)

 

 

ハイ、ロープウェイに乗りますよ!

雲のかかる大雪山旭岳(だいせつざんあさひだけ)。

この旭岳が北海道最高峰(北海道で一番高い山で、標高2,291m。

 

 

ウィキペディアから持ってきた写真ですが、旭岳(あさひだけ)は一番左下にあります。

旭岳の周りにいくつもの山がありますが、大雪山とは一つの山ではなくこれらを含めた「火山群」です。

 

 

大雪山山麓。

 

 

ロープウェイを下りました。山頂駅はヒンヤリ。

ロープウェイの上部にはアイヌの紋様が描かれており、おしゃれでした。

 

 

ロープウェイ山頂駅「姿見駅」内。

 

 

訪れた日の気温と風速。

周辺でのヒグマ目撃情報もあるので、ぜひ見てください。

 

クマとの事故を防ぐ最大の防御手段は、遭遇しないことです。

 

 

大雪山はアイヌ語で「カムイミンタラ」といい、「神・庭」の意味です。

アイヌの人にとってヒグマは神の化身(キムンカムイ、山の神)と考えられており、大雪山(だいせつざん)のアイヌ名「カムイミンタラ」は「ヒグマの生息地、ヒグマ(山の神)が遊ぶ庭」を意味しています。

 

 

たくさんの高山植物、野生動物が見られるようです。

 

 

旭岳山頂への登山ルート。

私達は小さな子供連れなので、山頂へは向かわず、青い丸で囲ったところを時計回りに一周しました。

旭岳ロープウェーを利用する大半の人はこのコースをとり、山頂まで行く人はごく一部です。

山頂に向かう方は装備を整えましょう!  ロープウェイ山頂駅から旭岳山頂までは片道約2.5時間かかります。また、例年6月第3週末が山開きで、9月下旬に初冠雪が降る頃までが登山シーズンです。それ以外は山頂には向かえませんのでご注意ください。

 

私達が辿ったルートは人も多く、ヒグマとの遭遇もありません。ロープで道をかこっているので、道に迷うこともないです。

4歳の娘とのんびり歩き、ぼーーーっと景色を眺めて休憩しながら、2時間かけて一周しました。(大人だけでスタスタ歩いたら1時間くらい)

 

 

 

 

大雪山旭岳ロープウェイ山頂駅「姿見駅」を出る。

 

 

駅を出てすぐの広場は、大雪山旭岳と記念写真を撮る良いスポットです!

着いた時はこのように雲がかかっていましたが、帰りは雲もとれて、


このような良い写真が撮れました♪

 

なんて美しい山!

 

 

私達はマップの黄色いコースを左回りに一周しました。距離は1.7km、大人の足で一時間。

高山植物の見ごろは7月中旬から8月上旬だそうで、訪れたのが8月下旬に入ろうといているころだったので、ちょっと見ごろは過ぎたかなと思ったのですが、

 

まだまだ高山植物は美しい花を咲かせていました!

それにしても、あちこちにボタボタ落ちている岩が気になる・・・。噴石でしょうか??

 

 

黄色い花はミヤマアキノキリンソウ。

薄ピンク色のヒラヒラがついているのは、チングルマです。

 

 

チングルマはこんな白い可愛い花を咲かせるのですが、花が落ちた後の姿が、先ほどのピンク色のヒラヒラ。

 

 

一面のチングルマ!

 

大雪山旭岳周辺の登山道は、数百mも続くチングルマの大群落があることで有名なのだそうです!

花が落ちた後でしたが、この薄ピンクのヒラヒラが、山のイソギンチャクといった姿で、なんともカワイイ。

ちなみに、チングルマは稚児車(ちごくるま)から来ているようで、花が落ちた後の姿が風車に見えたことに由来しているようです。

(花が落ちる前のチングルマは、長野県の【白馬八方尾根(はくばはっぽうおね)ハイキング】でも見た

 

こちらの青い花は、エゾオヤマリンドウ。

 

 

 

ミヤマリンドウ。

 

 

・・・と、高山植物可愛かったなぁと思いだしながら書いていたら長くなったので(ゴメンね、チングルマがすごく可愛かった!)、噴煙上げる旭岳に近づいたドキドキ体験は、次回の記事に続きます!(すぐに書きます)

 

 

次の記事はこちら

前回の大雪山旭岳(だいせつざん あさひだけ)の続きで、北海道五泊六日旅行の紹介です。 →→2018年5泊6日北海道旅行記の行程はこちら・・・5泊6日で36か所を巡りました。 旅行記   前回は大雪山旭岳ロープウ[…]

 

(この旅行記は2018年です)

 

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交通アクセス

公共交通機関で行く場合、旭川駅発、旭川空港経由のシャトルバス「いで湯号」に乗車。

車で行く場合、駐車場は500円です。普通自動車150台停められます。
駐車場係りのおじさんが「バックで入れるのは苦手か得意か」ときいて、停めやすい位置を教えてくれるので、バックでの駐車が苦手な人も安心。

料金

トップシーズン(2019/6/1~2019/10/20)は大人往復2900円、子供は往復1450円。未就学児は大人一人につき一人無料。例年6月第3週末が山開きになっており、それから9月下旬に初冠雪が降る頃までが登山シーズンです。

シーズン(2018/12/8~2019/5/31)はスキーができ、大人往復1900円、子供は往復950円。未就学児は大人一人につき一人無料。

クレジットカード決済はできないので、ご注意を。(2019年6月現在の情報)

近くの宿泊施設

ラビスタ大雪山。JR旭川駅より無料送迎サービスがあります(要予約)。旭岳ロープウェイ乗り場まで、650m。

 

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