学校でのインフルエンザワクチン集団接種が中止になった理由。ワクチン被害は「バイオハザード」であり、私たちは今、最大の薬害の渦中にいる

前回、旧日本陸軍の研究所だった、神奈川県川崎市にある【登戸研究所資料館】を紹介しました。風船爆弾や、怪力光線、毒物の青酸ニトリール、中国の経済を混乱させようとして作った偽札など、秘密作戦に従事していた特殊な研究所です。

 

登戸研究所について取材した赤穂高等学校平和ゼミナールの本「高校生が追う陸軍登戸研究所」は、1991年に出版されたもので、とても読みやすい良い本なのですが、アマゾンでも楽天ブックスでも中古本での取り扱いしかなく、3,000円から4,000円の高値がついています。

私は現在、登戸研究所のある神奈川県川崎市に住んでいるため、川崎市立図書館に置かれてありましたが、他の地域に住んでいる方は図書館に置かれていないのではないか、と思います。

今日はこの本から、登戸研究所、731部隊、アメリカのフォートデトリック基地、ウィルスとワクチンについて引用します。

ちょっと長いですが、最後の方は私たちにも関わってくる「パンデミックとワクチン問題」へと繋がりますので、お付き合いください。

 

旧日本陸軍の登戸研究所と、帝銀事件の関係

帝銀事件とは、戦後間もない1948年(昭和23年)1月26日に起きた、帝国銀行椎名町支店で行員16名中12名が青酸化合物によって毒殺されたという事件である。

犯人はテンペラ画家の平沢貞道とされ、1955年(昭和30年)に最高裁において死刑が確定した(平沢死刑囚は1987年5月肺炎のため医療刑務所で獄死した)。

犯人は消毒班と偽り、予防薬と称して青酸化合物を混入した液体を行員に飲ませて毒殺した。しかし死亡に至るまでの経過から見て、判決にあるような市販の青酸カリ(即効性)ではなく、遅効性の青酸ニトリールである疑いがもたれていた。青酸ニトリールこそ、陸軍登戸研究所が極秘に研究し製造した毒薬なのである。

「去年かな、日本テレビで帝銀事件の放送があったんですよ。あれは読売新聞でしょ。読売新聞の連中が、初めから平沢は真犯人ではないと考えていてね。去年、帝銀事件の模擬法廷をさせて、私(元登戸研究所研究員)も証人の一人として出たんですよ。(同じく登戸研究所員だった)伴さんと瀧脇君と僕と三人でテレビ局へ行こうと言ってあったんです。そうしたら僕一人しか来ていない。(中略)どういう話をしたかというと、読売新聞の担当の人たちは青酸ニトリールにすごく疑いを持っていて、青酸ニトリールがどんなふうにして平沢さんの手に渡ったのかということが一番の問題になったわけです。『終戦当時、そういったものの保管の責任者は私なんです。青酸ニトリール、全部の資材、四科のすべての資材が私の責任なんです。そういうものが流れ出したことについては記憶している、それは終戦後だ。参謀本部、陸軍省、憲兵隊、そんなところから、自殺用に、いちばん楽に死ねる薬をくれというわけで。あの参謀本部八課では、そういう薬品を登戸が持っているということを知っているから。そこで結局、私のところに来るのです。そしてその当時としては、そういうものを出すには、僕の上の科長だとか、所長の篠田中将なんかの許可を経なければ駄目なんです。陸軍省だとか参謀本部だとか、そういう使いが私のところに来て、私は青酸ニトリールのケースに入っていたやつを何十個入っていたか忘れましたが、まあ30本ないし50本は入っていたでしょう。そんな箱を二箱も三箱も渡したことは記憶しています』と、そういう話をしたんです。だから、その陸軍省とか参謀本部の憲兵隊などからさらに流れたかどうかは、僕にはわからないわけです。それから、私は正式なルートで出したわけですよ。隠れて出した人があったかどうかは、わかりません」

高校生が追う陸軍登戸研究所 115~116ページより引用)

戦後の登戸研究所所員は、アメリカに技術資料の提供をして戦犯指名を逃れた

陸軍登戸研究所の第二科のメンバーも、科長の山田桜大佐、伴繁雄さんなどがGHQに召喚された。伴さんはそのとき「戦犯指名を覚悟していた」と、私たちに話してくれた。

しかし、陸軍登戸研究所の元所員で戦犯指名されたものは、所長の篠田中将以下、誰もいない。

そのことから、731部隊同様、アメリカに技術資料の提供をし、その見返りとして戦犯指名を逃れたのではないかという疑いが残る。現実に、枯葉剤などの研究成果が、その後のベトナム戦争で使われている。

高校生が追う陸軍登戸研究所 131ページより引用)

 

 

 

「三科の山本さんが技術指導のためにアメリカに渡ったので、その後を引き継いで僕がGPSOのチーフになったんだ。GPSOとはガバメント・プリンティング・サプライズ・オフィスの略で、おもな仕事は偽造書類や偽造パスポートなどを作っていた」と、伴さんは当時の様子を語ってくれた。

さらに、北沢さんも「陸軍登戸研究所で研究されていた枯葉剤の技術が、ベトナム戦争で使用されたのではないか」と、私たちの聞き取り調査の時に語ってくれた。

終戦後、陸軍登戸研究所のことが人々の話題に上ることは無かった。わずかに、登戸研究所のことが話題になったのは、帝銀事件に関する捜査でこの地方に警視庁の二名の刑事が来たときと、偽千円札事件で旧陸軍登戸研究所の所員が疑われ、同様に警視庁の刑事が来た時のみであった。

終戦時に消滅したはずの陸軍登戸研究所。しかし人々から忘れられたはずのこの研究所の技術は、私たちの知らない所で今日まで脈々と繋がっているのだ。現在、問題となっている国立予防研究所における最近の日米共同研究にしても、陸軍登戸研究所や731部隊の元所員が関わっているという。登戸研究所の極超短波や赤外線による研究は、現在のミサイル追撃装置に繋がっている。

「でも僕は今の技術にはついていけない。当時、登戸研究所で開発されていた毒薬より、今の農薬の方がはるかに毒性が強い。情報戦にしても、地上ではなく、宇宙の時代だ。しかし、本当に重要な情報というものは、ごく一部の関係者しか知らないということだ。一般の人々には知らされていない。このことが、いちばん恐ろしいことだ」

伴さんが語ってくれたこの言葉は、現在に生きる私たちに、とても重大な警鐘を鳴らしているように思える。

高校生が追う陸軍登戸研究所 132ページより引用)

 

 

旧日本軍研究者、予防衛生研究所、アメリカのフォートデトリック基地のつながり

国立予防衛生研究所が731部隊と繋がる過去を持っているだけでなく、現在も米軍の生物戦争計画になんらかの形でかかわっている疑いがあることがわかってきた。

登戸研究所や731部隊は、化学物質や伝染性ウィルスなどを研究・培養し、非人道的な生体事件の方法で研究していた。その「研究成果」は戦後、米陸軍伝染病研究所(メリーランド州フォートデトリック基地)に引き渡され、石井四郎軍医中将らも米陸軍伝染病研究所に連れていかれ、直接その研究を指導した。

現在でも、この研究所は米軍の「生物戦争計画」において、中心的な役割を果たしているという。この米陸軍伝染病研究所が中国やアルゼンチンで「人体実験」を行い、学会などでも人権侵害として強い批判を浴びたことは記憶に新しい。(1989年1月)

731部隊の医師たちの流れをくむ予防衛生研究所が、やはり731の研究を引き継いだ米軍「生物戦争計画」にかかわり、731の本拠地であった古巣・新宿区戸山の軍医学跡地に移転する・・・このことを知って、「731部隊が現代によみがえろうとしている!」と感じるのは僕たちだけではないだろう。

僕たちは、「731部隊(その中枢は防疫給水本部) —— 米軍 —— 予防衛生研究所」という生物兵器にかかわる研究ネットワークの全体像、つまり戦前・戦後の謀略戦研究所の全体像を調べてみたくなった。

 

高校生が追う陸軍登戸研究所 136ページより引用)

 731部隊と米軍 「生物戦争計画」

前述したように、731部隊や登戸研究所がもっていた細菌戦争や毒ガス戦争に関する膨大なデータは、それらを研究した研究者の一部とともに、戦後すぐに米軍に引き渡された。その中でも、とくに米軍が欲しがったのは、ちょっと他ではできない生体実験のデータである。

米軍がこれらの資料をもとにして、研究と改良を重ねて、朝鮮戦争で細菌戦を実行したことについては、いくつも調査報告がある。またC兵器(化学兵器)についても、ベトナム戦争での枯葉剤など、やはり実戦に使われた例が少なからず報告されている。

本来、1925年の「ジュネーブ議定書」以降、国際的なBC(生物化学)兵器禁止協定がいくつもあり、こういうことは起こってはならないはずだが、残念ながら今でもBC兵器の研究や開発は続けられているのが実態である。

現代の生物兵器の開発は、遺伝子組み換えの技術(バイオテクノロジー)を利用して未知の病原体をつくり出して、それを軍事的に利用するところに特徴がある。もし、異常に生命力がある病原体で、しかも治療手段が無いような病原体が開発されて戦争で使用されれば、人類の生存自体が重大な危機にさらされる。

こういう危険な研究・開発計画の中でもっとも大がかりなものが、米国防総省の「生物戦争防衛計画」である。いちおう「防衛」という言葉がついているが、歴史的に見れば、わざわざ「侵略」「攻撃」と銘打った侵略行為はない。とくに生物兵器の開発の場合には「攻撃」と「防衛」の区別がつかず、そういった区別は無意味である。

というのは、予防法や治療法の分かっていない病原体を実際に戦争でばらまいてしまったら、自分達も危険だからである。また、「敵が非常に強力な病原体を開発する可能性があるから、それに対する防衛手段を研究する」という口実で、自分達も「防衛手段の研究のために」新しい強力な病原体を開発する。だから、アメリカのマスコミもこの計画を「生物戦争計画」とか「超細菌戦争計画」とか呼んでいる。この名称の方が正確だと言えよう。

実際、あの731部隊も「防疫給水隊」という名称であった。これは表看板が「防疫」だったというだけではなく、実際にそういう役割も果たしていた。しかし同時に、細菌攻撃のための部隊でもあった。このように、どちらが本業で、どちらが副業だという区別はなかなかできない。

この「生物戦争計画」に関して、もう一つ重大な危険がある。それは、開発された病原体が、実際の戦争で使用されないとしても、そのような病原体が何らかの事故で漏出する可能性があるということである。その周辺の住民に、やはり大変な「バイオハザード(生物災害)」をもたらすことになるであろう。

この「バイオハザード」とは、もともとは「ケミカルハザード(科学災害、いわゆる公害)」に対してできた言葉である。狭い意味ではバイオ研究所の実験室での感染事故のことを言うが、ここでは「微生物を含めた生物による災害・公害」という意味に広くとって考えていくことにしたい。

高校生が追う陸軍登戸研究所 157~158ページより引用)

 

 

 

1990年4月9日付「東京新聞」の記事より引用

米軍細菌戦の拠点と密かに共同研究 予研幹部や東大研究員・731部隊と同内容

国立予防衛生研究所や東大、大阪大の研究員が、米軍の細菌戦の研究拠点であるワシントンの米軍病理学研究所研究員らと、細菌戦とも関連の深い「腎症候性出血熱」について共同研究を続けていたことが、8日までに明らかになった。この病気は「流行性出血熱」ともいわれ、戦時中は細菌戦部隊として知られる旧日本軍731部隊が、戦後は米軍が研究を続けているが、日本の研究者が参加した「軍学共同研究」の内容が明るみに出たのは初めて。この問題について関係機関は「あくまで学術目的」を強調しているが「731部隊の研究とほぼ同一の内容で、軍事利用されるのは明白」と指摘する研究者もおり、科学研究の在り方を問うものとして議論を呼びそうだ。

 

バイオハザードと731部隊 柴田教授の話

(以下、柴田進午教授のコメント)

あなたがたはインフルエンザ・ワクチンの注射をうけたことがありますね。法律で定められた集団強制接種でしたから。ところがあれはね、全然効かないんです。そして、効かないどころか副作用で重度の神経障害が現れたり死亡したりする事故が起きています。それが前橋市で問題になって、前橋市では1977年以来、医師会の意見もあって強制接種をやめたんです。

それでその後、ずっと調べてみると、強制接種を続けている所と比べて、インフルエンザの感染率はぜんぜん変わらない。

世界中で学童に対するワクチンの集団強制接種を制度化しているのは日本だけなんです。それがこんな具合に、効き目がないどころか、事故まで起こるということで、批判が強くなって、やっと1987年に強制ではなく、任意で希望者に接種するということになったわけです。

では、こんなワクチンを開発したのはだれか。集団強制接種を推進したのはだれか。そして当然、どこかの機関が責任をもってワクチンを検定して、認定したはずですね。そうでなければ国民に強制できませんから。それは一体だれか。

この新薬の検定という役目を担っているのが予研です。(注:予防衛生研究所は1947年に厚生省所管の研究施設として設置され、1997年に改称されて現在は国立感染症研究所という名前になっています)

 

そして、インフルエンザ・ワクチンを進める中心となった人物が福見秀雄という元予研所長で、戦前は731部隊などの防疫給水部の総本山だった陸軍防疫研究室の軍医少佐でもあった人です。

福見秀雄という人が、このワクチンは効かないということを知らずに進めたのかというと、そうではありません。その前からわかっていたはずなんです。そういう学説としてもありましたし、効かない理由も簡単なものだからです。

インフルエンザには実に多くの種類があって、毎年、流行する型が違います。みなさんもニュースなどでよく聞くでしょう。「今年の流行は何々型ウィルスです」って。ワクチンというのは、この型があわないとまったく無意味ですよね。

そこで予研では、「今年はこの型が流行しそうだ」という予測を立てて、その年に接種するワクチンを製造するんですが、この予測がほとんどはずれる。

この冬(1989年)は久ぶりに当たったそうですけどね。だから、インフルエンザのワクチンは、実際にはほとんどが効かないということになるわけです。

このインフルエンザワクチンの場合、効かないというだけで、それが無害ならまだいいんですが、死亡者を出すような事故まで起きているんですから、これも明らかに人為的なバイオハザードだと言えますね。

古くは731部隊が敗戦で撤収したあと、周辺の中国人にペストが流行したということがあります。最近では、1980年ころですが、ソ連のスベルドロフスクで、炭疽菌という非常に致死性の高い病原体が漏れてたくさんの人が死んだという米国防総省の発表もあります。

次に、今の日本の状況で、こういう病原体の漏出があったらどうなるかということを考えてみましょう。

以前は病原体というのは街の中にあったんです。ところが下水道の普及など、公衆衛生の水準が向上したこともあって、街の中の病原体は非常に少なくなった。では、日本から病原体がいなくなったのかというと、そうではない。今日では病原体は研究所にあるわけです。しかも通常よりも濃縮され強力にされた、あらゆる種類の病原体が、ものすごい量で培養されているんですね。

この点は、予研の北村敬部長自身が「近年、多くの微生物感染症の疫学像が著しく変化し、一般社会に病原微生物が常在して流行発生を繰り返すことが少なくなり、微生物研究所が最大の汚染源となる可能性を有する状況が一般化しつつあり」と指摘していますよ。

他方では、これは街の中の病原体が少なくなったということと裏腹の関係なんですが、免疫の水準が日本人全体として下がってきていると思うんです。今の状況の下で病原体が漏出したら、これは重大なバイオハザードが引き起こされることになるのではないかと思います。

では、そういう漏出事故が起こる可能性は実際にあるのかという問題です。戦争で使う場合や、実験のためにわざと病原体をばらまいてみるなんて言う言語道断なケースを除いても、事故で漏出する可能性がゼロだと言い切れる人は誰もいません。その意味でも「最大の汚染源」になる可能性は十分にあると思います。

これは予研の例で見ますと、1947年の創設から72年までの26年間に80例の感染事故が報告されています。また、四回の火災事故を起こしています。そのうち一つは爆発事故ですよ。爆発事故は2年前のことで、メタノールによるものでした。

予研ではひとつの研究室で、このような引火性物質を50リットルも抱えていると言われますから、もし火災が全館に広がったらどういうことになるか。まさに火薬庫に火をつけたようなものです。そうなれば病原体を含めてみんな飛んで行ってしまうということになりますね。

僕はね、バイオテクノロジー事態は医学などの発展のために必要だし、研究を進めて欲しいと思っています。それに「絶対に事故が起こる」とも思っていません。そうではなくて、「絶対に事故が起こらない」とは言えないから、場所が問題だと言っているんです。ですから、この種の研究機関は、周囲の環境も考えて設置されなければならないと思うんですよ。研究所の立地条件こそが最大の安全装置だというのが、僕の考えです。

高校生が追う陸軍登戸研究所 163~166ページより引用)

 

日米医学協力について

(以下、柴田進午教授のコメント)

米軍の「生物戦争計画」で、「契約研究機関」とされているのが世界中で109あるんですが、そのなかには日本の研究機関は一つもありません。正式な「契約」となると、日本の憲法や国民世論との関係でまずいということだろうと思います。しかし、そういう表立った公的な協力関係は無くても、人的なつながりで協力するケースは非常に多いんです。

これもいちいち紹介しているとキリがありませんから、一つだけ例をあげましょう。米陸軍伝染病研究所(フォートデトリック基地)のシュマルジョン博士が最近発表した腎症候性出血熱ウィルスに関する論文には、共同研究者として杉山和夫氏の名前があげられているんですが、この人は予研の主任研究官なんですね。

(中略)

研究対象となった腎症候性出血熱ウィルスは、なにかと問題にあるいわくつきのウィルスなんですね。戦前731部隊によって「兵器」としての価値を見出されて研究がすすめられ、戦後、この研究成果を引き継いだ米軍が、それを実際に朝鮮戦争で使用した。70年代の中ごろには、韓国でその「変異株」とみられるものが大流行しましたが、これは実験のために米軍が人為的に流行させたのではないかとの疑惑が公に指摘されています。

日本でも60~70年代にかけて大阪の梅田で流行したことがあります。(119名が感染して2名が死亡)

そして今、フォートデトリックが、このウィルスをとりわけ熱心に研究している。去年(1989年)の1月には、中国の湖北省医科大学と協力して、200人以上の中国人に人体実験を行い、アルゼンチンでも同様の人体実験を行って、アメリカの学会で人権侵害として激しく非難されているところです。

さきのシュマルジョン氏の論文に書かれた杉山氏の肩書には「予研主任研究官」というのが抜けているんですが、こういうウィルスの共同研究に後ろめたさを感じたためなのか、それとも単なるミスなのか、いずれにしても、こういうふうにして隠れた「協力」関係が続いていることは事実なんです。

こうした協力関係を作り出す背景にあるのは、1965年から始まった「日米医学協定」です。これは佐藤・ジョン会議で決まったことです。

それ以降、毎年のように日本とアメリカで研究会が行われていて、今では九つの分科会ができているんですが、それぞれ日米あわせて60~70人の研究者が出席しています。

これが本当に医学の発展のためのものなら文句をつけることもないんですが、この研究会は非公開なんですね。いったい何で学術的な研究会が公開できないのか。僕が九つある分科会のうち、ウィルス部会の出席者のリストを手に入れて調べてみましたら、ちょうどそこに先の例に挙げたシュマルジョン氏や杉山氏などの予研の研究者たちが一緒に出席していました。そして、アメリカ側の出席者のほぼ3分の1が軍関係者だったんですね。要するに、米軍関係者が大きい顔をして出席して、非公開の研究会を持っている。こういうところで、人的なコネができていって、留学とか共同研究ということになっているんだと思います。

僕は、これは予研と406部隊の関係の変形に過ぎないと見ています。当の予研の人だって、そう言っていたんですから。日米医学協力が始まった翌年の1966年、予研の高橋三雄氏が「日本の科学者」に寄せた文章のなかで、すでに「日米医学協力」の危険な本質を指摘しています。「日米医学協力」はアメリカの軍事政策の一環であり、これと断固戦わなければならないと主張しているんですね。

高校生が追う陸軍登戸研究所 167~169ページより引用)

 

あとがき。今まさに「バイオハザード(生物災害)」

1991年に出版された本を紹介しましたが、どのような感想をお持ちになったでしょうか。

私が子供の頃は学校でインフルエンザワクチンの集団接種がありましたが、私の子供たちはありません。

「あれ? 確かインフルの集団ワクチンって学校に来てたけど、いつから中止になったんだろう」とふと疑問に思うことはあったのですが、この本を読んで「効果が無いからインフルエンザワクチンの集団接種は中止になった」ということと、「世界中で学童に対するワクチンの集団強制接種を制度化しているのは日本だけだった」と知り、驚きました。

さらに、インフルエンザワクチンを進める中心となった人物が福見秀雄という元予研所長で、戦前は731部隊などの防疫給水部の総本山だった陸軍防疫研究室の軍医少佐でもあった人というのも、驚き・・・。

おまけにアメリカと共同で様々な研究を非公開で行う、日米医学協力まで結んでいるとは。

 

私たちは2019年から今日まで「新型コロナウィルス」という驚異に苦しみました。アメリカは中国の武漢ウィルス研究所から漏出したと主張していますし(アメリカはこの研究所に資金提供をしている)、一方の中国はアメリカのフォートデトリック基地から漏出したのだと主張しています。

どちらが本当か知りませんが、細菌戦・・・恐ろしいですね。

日本は海外に比べて新型コロナの感染者や死者が少なかったため、「ファクターX」と呼ばれる日本人特有の未知の要因が存在しているという指摘がされていましたが、新型コロナワクチンを打って打って打ちまくって、世界一の感染者数となりました。

 

 

 

 

※新型コロナワクチンの、日本での接種者数

オミクロン株対応ワクチンの国内接種率は43.4% (2023年2月20日公表)

 

 

新型コロナウィルスワクチンの危険性は、

→→【新型コロナワクチンは打つな!】人がいっぱい死んでいる。これからもたくさん人が減る・・・と思う

→→【新型コロナワクチン】ファイザーCEOへの突撃インタビューを見ましたか?

→→新型コロナワクチン接種後死亡遺族と、厚生労働省の勉強会

で訴えてきましたが、もしも自分の近くに「コロナの9波が来てるというし、コロナワクチンを打つ予定」と言っている人がいたら、危険性を教えてあげてください。教えたのにも関わらず、「ワクチンを打ちたいんだ」という人は止められないので仕方ないですが(自由意志の尊重)。

 

 

 

 

 

 

ワクチンが効かないというだけで、それが無害ならまだいいんですが、死亡者を出すような事故まで起きているんですから、これも明らかに人為的なバイオハザードだと言えますね。

 

 

 

 

 

ファイザーのCEO アルバート・ブーラは、2019年1月にカリフォルニアに集まり、「2023年までに世界の人口を50%削減するという目標を設定し、この夢は現実になりつつある」と答えています。「人口削減」は陰謀論ではなく、実際に考えられ実行されていることなのです。

 

 

 

金、金、金・・・、いやになりますね。

国民を守る仕事をしてほしいですね。

 

 

 


新型コロナワクチン(mRNAワクチン)を打っているつもりが、もしかしたらDNAを打っていたんじゃないか・・・、新型コロナワクチン接種者の遺伝子が組み換えられたのでは、子供達の遺伝子が変化したのでは・・・と疑われているそうです。また、ワクチン製造に全く関係のない発がん遺伝子を持っているウィルスも混入されていた疑惑があるようです。

対策は、あらゆるワクチンの接種を止め、ロットを調べなおすことだそうです。

 

 

→→mRNA医薬品を福島・南相馬で製造へ 計画発表・・・福島・南相馬市に新型コロナワクチン工場 米製薬から受託、23年稼働へ。国内で接種が進むファイザー製と同型ワクチンの原薬製造工場を2022(令和四)年1月に着工し、2023年4月に稼働を始める予定。ワクチンは米国の製薬会社が開発中で、2025年末までに製剤や物流などの施設を追加で整備し、国内外への供給体制を構築する

「日本の死亡率はイギリスの100分の1だ! 日本モデル、ファクターXだ」と世界から絶賛された日本だったのに、なんでこんな流れ(治験中のワクチンをせっせと何発も打って免疫不全を起こして、たくさんの人が死んでいる)になってしまったんでしょうね。

前回の【登戸研究所資料館】の記事にも書きましたが、宣伝作戦がこの状態を引き起こしたのでしょうね。TV等のマスメディアの罪は大きいです。

こんな怪しい注射に税金を投入して一部の既得権益者を潤すよりも、もっと私たちに良い還元方法で使い、社会を健全なものにしてほしいです。

そして何より、命を救い、豊かな美しい日本にしてほしいです。

 

そのためには、私たち国民一人一人の気づきと、「反対」の意思表示が必要です。

 

シープル(sheep + people 従順で自分の意見がなく大勢に従う人々)はやめて、目覚めましょう!!!!

次の記事はこちら

令和5年9月20日以降、新型コロナワクチン(オミクロン株XBB.1.5対応)の接種が開始されました。 生後6か月以上の全ての方を対象にしています。     今まで当ブログで、複数回、コロナワクチン[…]

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