2023年10月7日に起きたハマスによるイスラエル攻撃が発端で、報復攻撃(というかガザの民族浄化計画)が進行中

2023年10月7日に、武装組織ハマスがイスラエルに 5000発以上のロケット弾を発射し、海、陸、空からイスラエルに侵入しました。現在、イスラエルによる報復攻撃が激しくなっており、ガザでの一般人の犠牲者が一万人を越えたそうです。

 

バーニー・サンダース上院議員(無所属、元民主党大統領候補、ユダヤ系)が、ガザの無差別殺戮の停止を呼びかけた。
「私達が今見ているのは、現代史の中で最も恐ろしい瞬間の一つです。
ご指摘の通り、ハマスが野蛮な方法でイスラエルを攻撃し、何百人もの男性、女性、子供を殺しました。
イスラエルには自衛権がある。それに反対する人はいないと思う。
しかし、彼らが今やっていることは、難民キャンプを爆撃し、救急車を爆撃し、国際法に違反して何千人もの罪のない男性、女性、子どもたちを殺すという無差別的なものであり、断じて容認できない。
やめるべきだ。
そして、米国がイスラエルに毎年38億ドルを供与していることは周知の事実だ。今、彼らはその金はいらないと言うことができる。

(中略)

我々は人道的災害を目の当たりにしている。
米国はイスラエルに多額の資金を投入している。私達の仕事は、あなた方には自衛の権利がある、と言うことです。
しかし、パレスチナの子どもたちは、イスラエルやアメリカの子供達と同じように大切なのです。罪のない人々の無差別殺戮をやめてください。」

 

 

 

イスラエルには世界最大の諜報機関や、世界トップレベルの軍事システムがあるにもかかわらず、武装集団ハマスの奇襲攻撃を許してしまったことに対して、いろいろ情報が出ているので載せておきます。

 

戦争の目的は「イスラエルによるガザの民族浄化計画」であることがイスラエル情報省からの流出書類で判明   In Deep

イスラエル軍は、「国境監視情報兵士たちの警告を無視」するどころか、10月7日当日には「警護を完全に放棄していた」のです。ハマスの攻撃が「起きてほしい」としていたかのような動きです。
そして、最近、この戦争の目的が、
「イスラエルによるガザの民族浄化計画」
であることが、流出した「イスラエル情報省発行の文書」で判明しました。

戦争の最終的な目的はともかく、当面の目標は、
「ガザからすべてのパレスチナ人を排除すること」
を想定した文書です。

 

また、10月24日のAP通信によると、イスラエルの首相ネタニヤフは、カタールを仲介してハマスに資金提供をしていたそうです。

ハマスのリーダーはカタールにおり、強力なハマスが存在すれば二国家解決(パレスチナを認める)が不可能になるだろうという考えから、ネタニヤフにとってハマスが脅威である方が都合が良いので、何年も裏で援助していたそうです。

 

 

 

また、今のイスラエルとパレスチナは六年前のミアシャイマーの予言通りになっていると評判になっているそうです。
ジョン・ミアシャイマーは国際政治学者で、イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策という本で有名になりました。(アメリカの外交政策を親イスラエルにするための団体がイスラエルロビー)

ミアシャイマーの予言(6年前)
「イスラエルが評判を落とす重要な汚点は、パレスチナ人に対する残虐な扱いであり、アパルトヘイト国家と化している事実である。つい最近まで、イスラエルとその支持者たちは、いずれはイスラエルと共存する合法的なパレスチナ国家が誕生するだろうという虚構を維持することができたが、今やその可能性は事実上ゼロであり、大イスラエルへと向かっている。」

 

 

 

2023.10.15【イスラエル】10/7は偽旗だったのか?【及川幸久−BREAKING−】

 

 

 


2023.11.8【イスラエル】イスラエル-ハマス紛争と米国ネオコンの夢【及川幸久−BREAKING−】

 

イスラエルとパレスチナの紛争には留まらず、アメリカのネオコンの悲願はイランを叩くことであるので、争いはさらに拡大しそうです。

イランはホルムズ海峡を一瞬にして封鎖することができ、ここは世界の石油の2割、液化天然ガスの18%を通過させているのだそうです。(日本にとっては90%以上の石油の通り道

ガザ沖で発見された数十億ドル規模の天然ガス(パレスチナのもの)を、イスラエルが不法に奪おうとしていることに対して、イランが「ホルムズ海峡を封鎖する」とちらつかせていたり、イスラエルのガザへの大虐殺の報復としてイスラムの石油産油国全体が西側諸国に石油供給を止めることを考えているそうです。

20世紀にあったオイルショック(イスラエルを支持した国にオイルは渡さない)がまたやってくることになり、果たして日本は大丈夫なのでしょうか・・・。

また、以前記事にしましたが、「聖書の暗号」でイスラエルと日本は最終戦争のページで共に名前が出てくる唯一の国であり、イスラエルには核戦争、日本には大地震がやってくると記されています。

次の記事はこちら

今日は、25年前の1997年に出版された「聖書の暗号 」という本を紹介しようと思います。   著者はマイクル・ドロズニンというアメリカの方で、ワシントン・ポストやウォールストリート・ジャーナルの元記者。 ニュ[…]

 

 

イスラエルの戦争はものすごく長期化すると予想されており、第三次世界大戦につながるのではないか・・・と懸念され(もう第三次世界大戦中と言っている方もいる)、これから世界はどうなるのでしょう。

 

北緯33度線から始まった50年ぶりの大戦争が放つ最終戦争の気配  In Deep
第三次世界大戦は、政治的シオニストとイスラム世界の指導者たちとの間での「エージェント」と「イルミナティ」によって引き起こされる両者の意見の相違を利用することによって助長されなければならない。

そして、その戦争は、イスラムと政治的シオニズムが相互に破壊し合うような方法で行われなければならない。