【地球岬、金屏風、トッカリショ】 海抜100m前後の断崖絶壁の景勝地。駐車場無料。幸福の鐘はデートにぴったり

前回からの続きで、五泊六日北海道旅行の2日目の紹介です。

二日目の午前は【登別温泉】の観光をし、【倶多楽湖(くったらこ)】を見て、室蘭市(むろらんし)の地球岬(ちきゅうみさき)へ行きました。

→→2018年5泊6日北海道旅行記の行程はこちら・・・5泊6日で36か所を巡りました。

旅行記

前回の【倶多楽湖(くったらこ)】から地球岬へは、37kmくらい離れており、車で46分かかります。

地球岬の駐車場は、無料です。

 

朝日新聞社主催の「北海道の自然100選」の中で、得票第一位となったようです。

150種類以上の野鳥が確認されるとはスゴイですね。

ここは、渡り鳥のルートになっているため、いろんな鳥が観察できるようです。

 

階段を上って、展望台へ。

 

展望台からの景色。水平線がキレイに見えます。

真っ白な「地球岬灯台」が美しいですね。

ここは初日の出の名所です。

渡り鳥が飛んでいるところはさぞかし美しいでしょうねぇ・・・。

 

 

地球岬の語源は、アイヌ語の「ポロ・チケップ(親である断崖)」からきており、ポロ・チケップ→チケウエ→チキウと転訛し、「地球岬」との当て字が使われました。

ここもアイヌ語から来ていたのですね。(札幌、美瑛、小樽も、アイヌ語から来ています。北海道の地名の80%はアイヌ語から来ている)

 

 

遠くに山の影が見えるのは、活火山の駒ケ岳(コマガタケ)です。

 

そのもーーーーーーーーーっと向こうに、青森の下北半島があるようですが、この日は曇っていたので見えませんでした。

 

地球岬は風が強いことで有名ですが、私達が訪れた時はそよ風程度でした。

気温が低い時期に行くと寒いと思うので、防寒対策をしっかりしていきましょう。

 

 

幸福の鐘。カップルでならすと結ばれるというジンクスがあるそうです。

 

 

地球岬灯台の右手側は、このような崖です。

海抜100m前後の断崖絶壁が、約14kmに渡って連なっています。

 

 

地球岬周辺の観光マップ。断崖絶壁が続き、地球岬の他に、金屏風(きんびょうぶ)、トッカリショも見所です。

 

ちょうどお昼時だったので、地球岬の売店で軽食をとることにしました。

やきとりまんじゅうカレーラーメンまんじゅうが気になる・・・。

まんじゅうの中にカレーラーメンが入っているのだろうか・・・?

 

 

というわけで、買ってみました。丸いダンゴは、おまけでくれました。(しかも子供達に、飴もくれた!)

 

 

左が焼き鳥まんじゅう。右が、カレーラーメンまんじゅう。本当にカレーラーメンが入っていて笑った(^_^;)

味は結構おいしかったです。まんじゅうもラーメンも小麦なので、お互いにジャマをしない。例えていうなら、おにぎりの中心にチャーハンが入っているような感じでしょうか。

焼き鳥まんじゅうは、普通の肉まんの中に、缶詰の焼き鳥(?)が2~3個入っているような感じでした。

 

 

面白い食べ物だったなぁ~と、車に乗り込み、まずは金屏風へ。

この二枚の写真は、夫に撮ってもらいました。

・・・というのもですね、

写真中央に金屏風が見えるスポットがあるのですが、車を停めるスペースがない!

ちなみに、この道路の右へ行くと地球岬で、左へ行くとトッカリショです。

 

 

私はずっと運転席におり、停車時間が10秒ほどだったので、夫が3枚の写真を撮って終わりました。

断崖絶壁に太陽が映えることから、金屏風と名付けられたようです。

 

 

金屏風からトッカリショへの道は、一部が車1.5台分くらいの道幅しかありませんが、距離は1kmも離れていないので、車だと2分で着きます。

 

トッカリショに到着。

地球岬、金屏風、トッカリショと3つ続けて見ましたが、私たち家族はみんな「トッカリショが一番きれい」との感想を持ちました(^_^;)

こちら、反対側。形がおもしろいですね。

 

 

トッカリショは、トゥカリショと言い、「アザラシ・岩」を意味し、漁場として使われていたそうです。

看板にある松浦武四郎(まつうらたけしろう)さんは、以前、【北海道地震】 アイヌ語地名を知り、防災意識を高めよう! 災害に関係する地名は各地にあるの記事に書いたので、ご覧ください。「蝦夷地」を「ホッカイドウ」と名付けた方です。

 

トッカリショは地球岬から近いので、あわせてまわるのをオススメします!

とても美しい所でした。

 

 

次の目的地は、元室蘭南部藩陣屋跡(もとむろらんなんぶじんやあと)。

地球岬からは、13.5km。車で25分の距離です。

 

 

車一台分くらいの車道を通り抜け、

 

 

白鳥大橋(無料)を通る。

ここは、日本国内初の積雪寒冷地に造られた長大橋で、ウィキペディアによると、「東日本最大のつり橋」なのだそうです。全長は1,380m。

横浜ベイブリッジで長さ830m、お台場のレインボーブリッジで798mというから、確かに白鳥大橋は長いですね。

 

続けて書くと長くなるので、元室蘭南部藩陣屋跡は、次の記事で紹介します。

 

次の記事はこちら

前回からの続きで、五泊六日の北海道旅行、二日目の紹介です。 午前中は【登別温泉】周辺、昼からは室蘭市の【地球岬、金屏風、トッカリショ】を見て、車で15分ほど離れた元室蘭南部藩陣屋跡(もとむろらん なんぶじんやあと)へ向かいました。 […]

 

(この旅行記は2018年です)

 

関連記事

→→2018年・秋  北海道 五泊六日旅行の行程・・・この旅行の行程まとめ。

 

→→【倶多楽湖(くったらこ)】 大湯沼から日和山展望台を経由して、水質の良い美しいカルデラ湖へ・・・前回の記事です。

交通アクセス

母恋駅から、道南バスに乗り、「地球岬団地バス停」で下車、徒歩15分(1キロメートル)。
車で行く場合、無料駐車場があります。

近くの宿泊施設

第二プリンスホテル 室蘭ビュー(旧 エスカル室蘭)。母恋駅から2km。

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