【葛西臨海水族園】 ディズニーランドの隣駅! 見所はマグロの大水槽!

続けて東京・ミュージアムぐるっとパス対象施設である、東京都江戸川区の葛西臨海(かさいりんかい)水族園について書きます。

ここは、東日本で最も人気のある水族館だそうです(2017年の人気ランキング)。

レジャー記

葛西臨海水族園の最寄り駅は、JR京葉線「葛西臨海公園駅」で、徒歩5分です。車で行く場合、葛西臨海公園の有料駐車場を利用。

マップのように、葛西臨海水族園はディズニーランドの隣の駅にあるので、天気の悪い日は「ディズニーランドをやめて水族館にしようか」とデート・レジャーの行先変更をする方で、若干混むようです。

 

 

水族館の入園口。


入館料は、大人700円、中学生250円、小学生以下無料。

私はぐるっとパスで入園、息子は小学生なので無料でした。

大きな水族館なのに、この料金はお得です!

 

ちなみに、葛西臨海水族園は、イルカショーがありません。魚の展示のみです。

 

開園時間は、9時30分~17時(入園および入園券・年間パスポートの発売は16時まで)
水曜日休館。

 

入り口ゲート手前に、マグロと背比べが出来るボードがあります。

葛西臨海水族園の展示で有名なのは、マグロ

 

 

特徴的なドーム。水族館は、このドームの下。

ここから見る夕日は、とっても綺麗でした。【東京ディズニーランド】もよく見えます。

 

 

三階のガラスドームから入場し、二階、一階へと下っていく造りです。

 

 

降りてすぐ出迎えてくれるのがアカシュモクザメ。ハンマーヘッドシャークともいわれますね。

展示の中で、イチオシだそうです。

 

 

マンボウもいました。アメリカ合衆国の人口並みの卵を産む魚です。
3億個以上の卵を産むのですけれども、ほとんどマグロや鰹などに食べられてしまうそうです。

 

 

 

イワシの群れが、キラキラ光って綺麗でした。

一階がメインの展示エリアになっていて、太平洋、インド洋、大西洋、カリブ海、北極・南極の海、深海の生物があります。
いろんな海域のさまざまな生物が展示されていて、見ごたえがありました。

 

 

 

こちら熱帯魚。

映画「ファインディング・ニモ」でお馴染みのカクレクマノミ、ナンヨウハギや、可愛いチンアナゴ、ニシキアナゴもいました。

ウツボとハリセンボンは、大きくてびっくりしました!

 

 

 

深海魚の展示で、タカアシガニとキンメダイ。他にグソクムシもいました。(ダイオウグソクムシはいない)
ギンザメの仲間を見れたのはうれしかったです。

 

 

こちら、南極の生物「グリプトノートゥスアンタルクティクス」。

ウジャウジャッと足が生えていて、「ンギャッ!気持ち悪いわね~」と思いましたが、冷たい海でしっかり生きているエライやつです。

なんだか、古生代の生き物みたいな外見してるなぁ~。ダンゴムシの仲間だそうですよ。

生き物は、ほんとに不思議です。

「グリプトノートゥスアンタルクティクス」を5秒以内に3回言えたらスゴイね。

南極と北極についてのパネル展示もあり、勉強になりました。北極海と南極大陸の面積は、ほぼ同じなんだそうです。(日本列島の37倍の面積)

 

 

 

葛西臨海水族園のオススメはなんと言っても、ドーナツ型のマグロの大水槽。

「黒いダイヤ」とも言われる、黒マグロです。

黒マグロは「本マグロ」として、おすし屋さんでもお馴染みですね。(他のマグロより高い)

成魚は全長3 m・体重400 kgを超えて、遊泳速度は70-90 km/hに達するそうです!(ハヤッ!)

 

とっても美味しい本マグロですが、乱獲が進んで個体数が減っているそうで、国際自然保護連合(IUCN)は絶滅危惧種に指定しています。

 

近畿大学水産研究所が2002年に人工孵化からの完全養殖に成功したそうで、この技術がもっと高まれば、個体数が増えるかもしれませんね。

 

この大水槽は、2014年12月にクロマグロやスマ、ハガツオなど計約160匹が相次いで死に、3月にはマグロ1匹だけになるという大量死が起こってニュースになりました。(死亡原因は複合的なものらしい)

 

私が訪れたのは、その2年後だったのですが、写真のようにけっこうな数のマグロが元気に泳いでいました。

 

 

 

一日に1回、14時半からマグロの餌やりがあり、解説を聞くことが出来ます。

マグロは泳ぐのが速くて、迫力がありました。

 

マグロ大水槽前は、座って鑑賞できるスペースがあり、一番内側(通路側)の席のみ解説端末があって、体の各部位や、泳ぎ方などの動画が見れました。

 

 

フンボルトペンギンがたくさん。(イワトビペンギンもちょっといる)
10:30、15:00にエサやりと解説を聞けます。

 

 

最小のペンギンといわれるフェアリーペンギンを見れたのは感動しました!
関東で見られるのは葛西臨海水族館(東京都)だけで、日本では4つの水族館でしか見れません。

 

 

珍しい鳥、エトピリカも見れます。これも日本で見られる水族館は4つくらいしかありません。
上手に水中を泳いで魚を獲ります。

 

 

 

タッチプールは2箇所あります。

一つは予約の要らないもので、もう一つは写真の、予約が必要な「タッチンフィーリン」。

タッチンフィーリンは各回15分、定員30名の入れ替え制で整理券が必要です。
運良く一番最後の回の整理券をもらえました。
午前6回、午後から10回配っています。

 

 

東京の海の水槽は、階段を上って、上から観察できます。

 

 

 

これは、上から見たホウボウ。
足のようなヒレが生えていて、海底をチョコチョコ歩く面白い魚なんですが、ヒレを広げて泳いでいる姿はこんなに綺麗なんです。
ぜひぜひ、上からご覧になってください。
イセエビは、横から見るよりも上から見たほうがわかりやすいです。

良い展示の仕方をしているな~と関心しました。

 

 

 

タコノマクラ。名前が面白いですねぇ。

 

 

 

ちなみに、東京湾の海水は旧江戸川と荒川の水が流れ込んでいるため、塩分濃度が低くて生き物を飼うには適していないそうで、水族館の海水はずーっと南の八丈島の沖合いから運んできた海水を使っているそうです。

 

葛西臨海水族館は、イルカがいませんし、ジンベイザメも見られません。クラゲの展示も少ないです。また、ラッコ、ホッキョクグマ、アザラシ、オットセイなどの海獣の展示がありません。

けれども、いろんな海域の展示は見ごたえがありましたし、なんと言っても「マグロの大水槽」は必見です!

 

大きな体で丈夫そうに見えるマグロですが、とってもデリケート。

 

マグロのいけすから出荷までの生存率は30%程度しかないそうで、マダイ養殖の80%に比べてもかなり低いらしいです。

 

一時大量死してしまい心配しましたが、迫力あるマグロたちを見ることができて大満足でした!

 

 

 

クリスマスシーズンに行くと、ツリー前で良い写真が撮れます。

 

 

夕日がきれい~♪

 

 

 

次は、葛西臨海公園について簡単に書きたいと思います。

 

 

次の記事はこちら

前回、葛西臨海水族園を書いたので、次は簡単に葛西臨海(かさいりんかい)公園について書きます。 レジャー記 葛西臨海公園の最寄り駅は、葛西臨海公園駅です。 マップのように、ディズニーリゾートの隣の駅です。  […]

 

 

(このレジャー記は2016年です)

 

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交通アクセス

JR京葉線「葛西臨海公園駅」下車、徒歩5分。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

車で行く場合、葛西臨海公園の有料駐車場を利用することになります。181台収容。1時間まで200円、以後30分毎に100円。

料金について

大人700円、中学生250円。小学生以下無料。
みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)、開園記念日(10月10日)は無料で入れます。
こどもの日は中学生無料。
開園時間は、9時30分~17時(入園および入園券・年間パスポートの発売は16時まで)
水曜日休館。
東京ミュージアムぐるっとパス対象施設です。
ぐるっとパスは2ヶ月間有効のチケットブックです。

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