前回の続きで、神奈川県の観光紹介です。
鎌倉の報国寺(竹寺)を散策した後、電車で三崎口駅まで行き、そこからバスに乗り換えて三崎港まで行きました。
レジャー記
バスに乗って、三崎港(みさきこう)に到着した私達は、「うらり」で軽食を楽しみました。
まぐろ串カツ、まぐろマン(とろまん)、まぐろカツカレーを、二階の殺風景な食事スペースで食べました。
軽食はあるものの、目当てにしていた海鮮丼の取り扱いはありませんでした。
顔出しパネル。
三崎といえばマグロですので、トロ、赤身、目玉、カマなどいろんな部分が売られています。他に海草や三浦半島の野菜、海草を練りこんだ麺などもありました。
早朝は、ここで水揚げの様子が見られるのかな?
うらりへはこの時、訪れたのが初めてだったのですが、2015年の年末にもう一度訪れました。
年末ビッグセールで食べたトロちまき、美味しかったです。
うらりの商品は、さほど安くないです。安くまぐろを買うのなら、毎週日曜日に行われている三崎港朝市か、年末ビッグセールがオススメです。
軽食では満腹にならなかったので、一階にあった飲食マップをもらい、まぐろ料理を食べに行きました。
三崎港には、いろんなまぐろ料理店があります。
安いところならば1500円くらい、高いところなら数千円でまぐろ料理を楽しめますので、お店探しを楽しんでくださいね。
(土日祝日の昼時は混みます)
満腹になった後は、三崎港バス停から、城ヶ島(じょうがしま)行きのバスに乗りました。
・三崎港バス停発 城ヶ島行きバス時刻表
城ヶ島は三浦半島最南端に浮かぶ周囲4kmの小島で、一周2時間もあればまわれる島です。
赤い風船の所が、城ヶ島。
城ヶ島の観光マップ。
まず白秋記念碑のバス停で下車し、記念碑と資料館を訪れました。(無料で入れます)
北原白秋さんは「ゆりかごの歌」を作詞された方です。自筆ノートのコピーや、短冊の展示がありました。
記念碑の上に見えるのは城ヶ島大橋です。
島の渡し舟にかわって、三崎と島を結ぶために昭和35年4月に完成しました。全長575m、幅7mの車道、その両側に幅2mの歩道があります。
橋の海上部分の高さは235mで当時最長であり、日本初の本格的な銅製の橋。
この大橋から望む房総半島からの日の出と、伊豆半島に沈む夕日を背にした富士山は、天下一とうたわれているそうです。
浜で貝殻を見つけて喜ぶ息子。
少し浜辺を散歩した後、徒歩で城ヶ島公園へ行き景色を楽しみました。
風の強い日だったので、あまり人はいませんでしたが、芝生の気持ち良い公園で、自動販売機やトイレもありました。
天気の良い日のピクニックは、気持ちがいいでしょうね。
崩落したところは、地層の観察にうってつけ。
特徴的なシマ模様は、関東ローム層と言って、新生代に堆積した富士山・箱根山由来の火山灰層です。
ウミウ展望台。
ウミウの生息地は、神奈川県指定天然記念物に指定されています。
なんだか日本じゃないみたいな景色でした。
毎年10月下旬になると、ウミウ、ヒメウが遠く千島列島から渡来し、翌年の四月まで見ることができるそうです。
約1000羽にも及ぶ鵜の乱舞は、冬の城ヶ島の風物詩で、北原白秋も深い関心を寄せていたそうです。
私達はさらに徒歩で進んで、波の侵食でできた「馬の背洞門」へ下り、記念撮影しました。
馬の背洞門は、自然が作った海蝕洞穴で、長い年月をかけて波浪、風雨などに浸食されてできたものだそうです。
高さ8m、横6m、厚さ2mで、土地の人は「馬の背の洞門」のほか「めぐりの洞門」、「眼鏡の洞門」などと呼んでいるそうです。
落石の危険があるため、洞門の前にはロープが張られており、足元へ行くことはできませんでした。
大正の関東大震災前は、この穴の中を小船で通行できたそうです。
ところどころに海岸へ降りる階段があり、降りられます。
この馬の背洞門あたりで磯遊びをする親子がチラホラ。
城ヶ島には京急ホテルがありますので、泊りがけで遊ぶこともできます。
景色が綺麗ですね。
良い写真が撮れます。
さらに進んで、帰りは城ヶ島灯台へ寄りました。
城ヶ島灯台は、大正の関東大震災で倒壊してしまった過去があるそうです。
関東大震災による地殻変動で、城ヶ島は1mから1.80mほど隆起したんだとか。
東日本大震災でも地殻変動は見られ、現在もじわじわと変動は続いているそうです。
・城ヶ島海域の西側から南側の沖にかけて約3kmの範囲で、1.9~6.3mの「浅所」と「水深減少」が観測された
地球は生き物だなぁと思いますね・・・・
地殻変動を知りたい方は同じく神奈川県の【諸磯隆起海岸(もろいそりゅうきかいがん)】、対岸の千葉県房総半島の【野島崎(のじまざき)】もご覧ください。
城ヶ島灯台からバス停の間には、たくさんの土産物店があり、マグロの真空パック食品、海鮮せんべい、貝細工の綺麗な壁掛けを買いました。
これで、2013年のゴールデンウィーク 三浦半島2デイきっぷを利用したレジャーは終わりです。
2020年の夏に、城ヶ島で磯遊びをしたので、こちらの記事もご覧ください。
先日、神奈川県の三浦半島最南端にある城ヶ島(じょうがしま)へ、磯遊びに行ってきたので紹介しようと思います。 レジャー記 神奈川県の島というと、【江の島】が有名ですが、今日紹介する城ヶ島(じょうがしま)もとっても素敵なところ。 […]
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交通アクセス
三崎口駅から、三崎港行き京急バスに乗り、約20分「三崎港」下車、徒歩約5分でうらりに到着します。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
城ヶ島へは、三崎口駅から城ヶ島行きのバスに乗っても可能(乗車時間30分)ですし、うらりで買物をした後、三崎港バス停から城ヶ島行きのバスに乗って行けます。
車で行く場合、有料駐車場があります。
フリー切符
京急線金沢文庫~浦賀間・逗子線・久里浜線各駅で自由に乗り降りできます。
1デイパスは品川駅から大人1920円、横浜からは1410円。
2デイパスは品川駅から大人2030円、横浜からは1620円です。
料金比較しても分かるように2デイパスはとてもお得です。
公式HPで注意事項などをよく読んでご利用ください。
料金について
うらり前から出ている「にじいろさかな号」は、中学生以上の大人1200円、子ども600円です。
特典は、フリーきっぷの種類によって違うので、フリーきっぷを扱う会社のホームページで確認してください。