【城ヶ島(じょうがしま)を散歩】 うらりと三崎港でまぐろを楽しみ、三浦半島最南端の城ヶ島へ。三浦半島2デイきっぷ③

前回の続きで、神奈川県の観光紹介です。

鎌倉の報国寺(竹寺)を散策した後、電車で三崎口駅まで行き、そこからバスに乗り換えて三崎港まで行きました。

レジャー記

バスに乗って、三崎港(みさきこう)に到着した私達は、「うらり」で軽食を楽しみました。

 

 

まぐろ串カツ、まぐろマン(とろまん)、まぐろカツカレーを、二階の殺風景な食事スペースで食べました。

 

 

軽食はあるものの、目当てにしていた海鮮丼の取り扱いはありませんでした。

 

顔出しパネル。

三崎といえばマグロですので、トロ、赤身、目玉、カマなどいろんな部分が売られています。他に海草や三浦半島の野菜、海草を練りこんだ麺などもありました。

 

 

 

早朝は、ここで水揚げの様子が見られるのかな?

うらりへはこの時、訪れたのが初めてだったのですが、2015年の年末にもう一度訪れました。

 

年末ビッグセールで食べたトロちまき、美味しかったです。

 

うらりの商品は、さほど安くないです。安くまぐろを買うのなら、毎週日曜日に行われている三崎港朝市か、年末ビッグセールがオススメです。

 

軽食では満腹にならなかったので、一階にあった飲食マップをもらい、まぐろ料理を食べに行きました。

三崎港には、いろんなまぐろ料理店があります。
安いところならば1500円くらい、高いところなら数千円でまぐろ料理を楽しめますので、お店探しを楽しんでくださいね。
(土日祝日の昼時は混みます)

 

 

 

 

満腹になった後は、三崎港バス停から、城ヶ島(じょうがしま)行きのバスに乗りました。
三崎港バス停発 城ヶ島行きバス時刻表

 

城ヶ島は三浦半島最南端に浮かぶ周囲4kmの小島で、一周2時間もあればまわれる島です。

赤い風船の所が、城ヶ島。

 

城ヶ島の観光マップ。

 

 

まず白秋記念碑のバス停で下車し、記念碑と資料館を訪れました。(無料で入れます)
北原白秋さんは「ゆりかごの歌」を作詞された方です。自筆ノートのコピーや、短冊の展示がありました。

 

 

 

記念碑の上に見えるのは城ヶ島大橋です。

島の渡し舟にかわって、三崎と島を結ぶために昭和35年4月に完成しました。全長575m、幅7mの車道、その両側に幅2mの歩道があります。

橋の海上部分の高さは235mで当時最長であり、日本初の本格的な銅製の橋。

この大橋から望む房総半島からの日の出と、伊豆半島に沈む夕日を背にした富士山は、天下一とうたわれているそうです。

 

 

浜で貝殻を見つけて喜ぶ息子。

 

少し浜辺を散歩した後、徒歩で城ヶ島公園へ行き景色を楽しみました。

風の強い日だったので、あまり人はいませんでしたが、芝生の気持ち良い公園で、自動販売機やトイレもありました。

天気の良い日のピクニックは、気持ちがいいでしょうね。

 

崩落したところは、地層の観察にうってつけ。

特徴的なシマ模様は、関東ローム層と言って、新生代に堆積した富士山・箱根山由来の火山灰層です。

 

 

ウミウ展望台。

ウミウの生息地は、神奈川県指定天然記念物に指定されています。

なんだか日本じゃないみたいな景色でした。

毎年10月下旬になると、ウミウ、ヒメウが遠く千島列島から渡来し、翌年の四月まで見ることができるそうです。

約1000羽にも及ぶ鵜の乱舞は、冬の城ヶ島の風物詩で、北原白秋も深い関心を寄せていたそうです。

 

 

 

私達はさらに徒歩で進んで、波の侵食でできた「馬の背洞門」へ下り、記念撮影しました。

馬の背洞門は、自然が作った海蝕洞穴で、長い年月をかけて波浪、風雨などに浸食されてできたものだそうです。

高さ8m、横6m、厚さ2mで、土地の人は「馬の背の洞門」のほか「めぐりの洞門」、「眼鏡の洞門」などと呼んでいるそうです。

落石の危険があるため、洞門の前にはロープが張られており、足元へ行くことはできませんでした。

大正の関東大震災前は、この穴の中を小船で通行できたそうです。

 

 

 

ところどころに海岸へ降りる階段があり、降りられます。

 

 



この馬の背洞門あたりで磯遊びをする親子がチラホラ。
城ヶ島には京急ホテルがありますので、泊りがけで遊ぶこともできます。

2020年追記・・・残念ながら、城ヶ島京急ホテルは2020年5月に営業終了となりました。

 

景色が綺麗ですね。
良い写真が撮れます。

 

 

さらに進んで、帰りは城ヶ島灯台へ寄りました。

城ヶ島灯台は、大正の関東大震災で倒壊してしまった過去があるそうです。

関東大震災による地殻変動で、城ヶ島は1mから1.80mほど隆起したんだとか。

東日本大震災でも地殻変動は見られ、現在もじわじわと変動は続いているそうです。

城ヶ島海域の西側から南側の沖にかけて約3kmの範囲で、1.9~6.3mの「浅所」と「水深減少」が観測された

 

地球は生き物だなぁと思いますね・・・・

 

地殻変動を知りたい方は同じく神奈川県の【諸磯隆起海岸(もろいそりゅうきかいがん)】、対岸の千葉県房総半島の【野島崎(のじまざき)】もご覧ください。

 

 

城ヶ島灯台からバス停の間には、たくさんの土産物店があり、マグロの真空パック食品、海鮮せんべい、貝細工の綺麗な壁掛けを買いました。

 

これで、2013年のゴールデンウィーク 三浦半島2デイきっぷを利用したレジャーは終わりです。

 

 

2020年の夏に、城ヶ島で磯遊びをしたので、こちらの記事もご覧ください。

次の記事はこちら

先日、神奈川県の三浦半島最南端にある城ヶ島(じょうがしま)へ、磯遊びに行ってきたので紹介しようと思います。 レジャー記 神奈川県の島というと、【江の島】が有名ですが、今日紹介する城ヶ島(じょうがしま)もとっても素敵なところ。 […]

 

関連記事

→→【江の島観光 前編】 湘南名物の生シラスを食べる! 日本三大弁財天の江島神社(三社)巡り

→→湘南国際村フェスティバル、立石公園、長者ヶ崎など。三浦半島2デイきっぷ①

→→【横須賀 くりはま花の国】 ゴジラの滑り台と、尻こすり坂。三浦半島1デイきっぷ

交通アクセス

三崎口駅から、三崎港行き京急バスに乗り、約20分「三崎港」下車、徒歩約5分でうらりに到着します。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
城ヶ島へは、三崎口駅から城ヶ島行きのバスに乗っても可能(乗車時間30分)ですし、うらりで買物をした後、三崎港バス停から城ヶ島行きのバスに乗って行けます。
車で行く場合、有料駐車場があります。

フリー切符

三浦半島1デイ・三浦半島2デイきっぷ

→三浦半島1デイ・2デイきっぷ公式HP

京急線金沢文庫~浦賀間・逗子線・久里浜線各駅で自由に乗り降りできます。
1デイパスは品川駅から大人1920円、横浜からは1410円。
2デイパスは品川駅から大人2030円、横浜からは1620円です。

料金比較しても分かるように2デイパスはとてもお得です。

公式HPで注意事項などをよく読んでご利用ください。

三崎マグロ切符

三崎まぐろ切符 公式HP

料金について

うらり前から出ている「にじいろさかな号」は、中学生以上の大人1200円、子ども600円です。

特典は、フリーきっぷの種類によって違うので、フリーきっぷを扱う会社のホームページで確認してください。

お得で便利な、旅の予約サイト