【トルコ・シリア地震】 ぜひ募金を! トルコと日本は結びつきの深い国です

テレビでも報道されていますが、2023年2月6日未明に、トルコ南部からシリア北部にかけて、マグニチュード7.8の巨大地震が発生しました。

 

 

 

 

トルコと日本は長い付き合いがあり、トルコは親日国家です。

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駐日トルコ大使館のツイッターより。

義援金詐欺が気になる方は、駐日トルコ共和国大使館ならびに在名古屋トルコ共和国総領事館の口座に義援金を送ると良いと思います。

一人でも多くの方が救われることを願っています。

 

 

 

2023年3月追記・・・トルコ大使館などの銀行口座に寄せられた日本からの募金が約54億円となりました。日本からの募金が、世界で最も多かったようです。まだインフラの復旧や、死亡者数の確認に時間と資金が必要になるそうです。トルコ・シリア地震の死者は5万人を越えてしまいました。一日も早い復興と安寧を願っています。

 

 

 

巨大地震に苦しむトルコですが、去年からスウェーデンのNATO加盟を巡り、政治的にもかなり苦しい状態であったようです。

 バイデン政権は2023年5月に実施されるトルコ大統領選の後に、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟に向けてトルコに圧力をかけるか、あるいは懐柔できると考えているかもしれない。
その背景にあるのはおそらく、エルドアンが再選を果たせば選挙のために国内でアメリカに対する強硬姿勢を維持する必要がなくなるから、こちら(アメリカ)の言うことを聞くだろうという期待。あるいはエルドアンが敗れた場合、新大統領が関係改善のためにアメリカの言いなりになるという期待だろう。

→→怒れるエルドアン、その真の標的は──根幹にある「アメリカ不信」 2023年1月31日

 

 

 


トルコ大統領人形「逆さづり」やコーラン焼却…トルコvsスウェーデンに見えるエルドアン大統領の思惑(2023年2月3日)・・・トルコ地震の3日前にアップされたニュース動画。わかりやすいのでぜひご覧ください。

 

 

 

(地震が起こる三日前の、2023年2月3日 5時36分にNHKが伝えたニュース)

NATO=北大西洋条約機構への加盟を申請している北欧のスウェーデンとフィンランドの首相がそろって会見し、両国が同時に加盟する意義を改めて強調しました。背景には、スウェーデンの加盟にトルコが難色を示していることがあります。

スウェーデンとフィンランドは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて去年5月、NATO加盟を申請し、実現には30の加盟国すべての承認が必要です。

このうちトルコは、スウェーデンで極右団体の代表がイスラム教の聖典コーランに火をつけたことなどを受けてスウェーデンの加盟に難色を示し、エルドアン大統領はフィンランドの加盟だけを承認する可能性も示唆しています。

こうした中、スウェーデンのクリステション首相とフィンランドのマリン首相が2日、そろって会見しました。

クリステション首相は「トルコと交わした覚書のすべての項目について、具体的な結果を出してきた」と述べ、トルコの求めに応じてテロ対策のための法整備などを進めてきたとしました。
また、マリン首相は「両国の安全保障は一体で、同時に加盟することがNATO全体の利益にもかなう」と強調しました。

両国は、NATO首脳会談が行われる7月までに加盟を実現させたい意向ですが、トルコのエルドアン大統領は5月に行われる見通しの大統領選挙などに向けて国内の支持を得るため、スウェーデンに対し強硬な姿勢をとり続けると見られ、加盟の見通しは立っていません

スウェーデン フィンランド “NATO 同時に加盟を” 両首相会見

 

 

 

爆撃よりもすさまじい地震の被害により、

 

2万人の死者がでて、市民の怒りはトルコ政府へ向かいました。

 

2023年5月に行われるトルコの大統領選で、エルドアン政権がどうなるのか気になります。

エルドアン氏は2003年3月から2014年8月まで首相、2014年8月以降は大統領を務めており、この約20年間トルコ政治にさまざまな変化をもたらしてきた方です。

 

 

 

 

エルドアン政権がどうなるかで、世界情勢も変わってくるようです。

 

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