【多摩動物公園】 世界で初めてライオンバスを運行した所! 私のお気に入り動物園!

 

今日取り上げるのは、東京都日野市にある多摩(たま)動物公園です。

レジャー記

京王線か、多摩モノレール線の「多摩動物公園駅」下車、徒歩1分です。

車で行く場合、有料駐車場があります。

 

多摩モノレール線で行く場合、入園整理券と、多摩モノレールの一日乗車券がセットになったお得なセット券がオススメです。通常1,470円かかるところ、1,000円です。

 

 

京王線で行く場合、多摩モノレール線のようなお得なセット券は無いのですが、写真のように電車がすごくカワイイです!



ゾウ、トラ、ペリカン、シカの四両あるので、子供がめちゃくちゃ喜びます!

 

 

 

関西出身の私が、関東で初めて訪れた動物園が多摩動物公園でした!(【上野動物園】は子供が生まれてから行った)

開園から閉園までずーーーっといたのですが、最後の数種類の動物を見ることができないくらい時間が足りなかったです。

動物観察が好きなじっくり派は一日がかりで遊べます。

子供はサーーッと駆け抜けてしまうので、半日ほどで見てしまうと思います。

 

 


多摩動物公園の入場料は、高校生以上の大人600円、中学生200円(都内在住・在学の中学生は無料。生徒手帳が必要です)、小学生以下無料。
年に4回以上訪れる方は、年間パスポートの購入がお得です。(大人2400円)
開園時間9:30~17:00
水曜日休園(大型休みは開園しています)

 

 

東京ミュージアムぐるっとパス対象施設です。

 

 

多摩動物公園は1958年5月5日に開園し、当初は上野動物園の分園という形だったそうです。恩賜上野動物園の約4倍の敷地があり、世界屈指の広さを誇るそうです。

 

多摩動物公園で現在飼育している動物は、約320種ほどです。

 

多摩動物園は、今まで訪れた動物園の中で、私が一番好きな動物園です。

ただ、丘陵地に作られた動物園で、坂が多くてかなり広いので疲れます。(特に夏は汗だくになってグッタリ)

 

 

上り坂の疲れを、少し忘れさせてくれる工夫がしてあります。夫の足裏の長さはキリン、私はチンパンジーサイズ。

「この動物の足ってこんなサイズなんだー♪」と言っている間に、上り終えているので、こういう心遣いは嬉しいですね。

 

「疲れるのはいやだわ・・・」という方は、無料の園内シャトルバスを利用しましょう。
停車ポイントは、ソデグロヅル舎前、インドサイ舎前、オランウータン舎前、動物慰霊碑前、アジアの平原、ソデグロヅル舎前です。
満席の場合、乗れませんのでご注意ください。

 

 

多摩動物公園と言ったら、なんといってもライオンバス

ぜひ乗りましょう!

ひときわ目を惹く派手な建物。これが、ライオンバスの旧・乗車建物です。

発着所の耐震化およびバリアフリー化に伴う建て替え工事で、2016年4月から運休することに。

 

 

2019年5月に訪れた時の写真。新しいライオンバス乗り場は、2021年7月に完成し運行再開!

 

 

ライオンバスは、高校生以上の大人は500円、三歳から中学生は150円、三歳未満は無料です。

 

 

ライオンバスチケットは、乗り場近くの自動券売機で購入します。

平日は待たずに乗れますが、土日祝日はけっこう混みあいます。

世界初のライオンバスです。

今やいろんな動物園・サファリパークでライオンバスがありますが、多摩動物公園のライオンバスをオススメする理由は、強化ガラス窓(厚さ16㎜)で、鉄格子ではない、ということです。

 

透明なガラス越しに見るライオンは美しいですし、綺麗な写真が撮れます。


窓近くに肉をひっかけてくれているので、こんなに近くで見ることができるのです!(お腹がいっぱいだと来てくれないことも)

 

 

近くにはアフリカゾウもいて、ボランティアの方がいらっしゃる時はお話を聞くことができます。

アフリカゾウの耳の模型と写真を撮れます。

 

 

もう一つの名物、昆虫館。

 

 

なんと、昆虫館を上から見たら、チョウチョとバッタに見えるのです!

 

 

昆虫館は大きな温室で、チョウチョがたくさん舞っています。

初めて訪れた時は、「うわぁ~、楽園みたいだぁ~♪」と、すごく感動しました。

チョウチョと言えば春・夏ですが、この昆虫館では季節を問わず、いつでもたくさんのチョウチョを見ることができるのです。

バッタもいますので、足元に注意して歩いてくださいね。

 

 

昆虫館でたくさん飛んでいる、白黒のまだら模様の蝶々は「オオゴマダラ」と言い、写真は繭です。
金色で綺麗~。

オオゴマダラは、羽化してから数ヶ月、条件がよければ半年ほど生き続けるそうです。

 

 

昆虫館の一階には、ハキリアリの巣があるのでぜひ見てください!

せっせと葉っぱを運ぶ姿は、とっても勤勉で、アリ社会のレベルの高さがよくわかります。

アリは葉っぱを食べるのではなく、これでキノコを栽培して食べるのです。

 

昆虫館では「グローワーム」の展示もあります。グローワームはヒカリキノコバエの幼虫で、オーストラリアやニュージーランドの洞窟に生息し、天井で光を放つ昆虫です。
暗室に入って天井を見上げると、まるで星空のようで驚きます。

 

 

タランチュラ。
腹部はエビの味噌の味・・・と、森山中の大島さんが言ってましたね。
タランチュラがシャシャシャッと足で腹部を掻いて飛ばす毛にも毒があるので、危険。

 

 

葉っぱに擬態した虫、コノハムシ。
けっこう大きくてびっくり。

 

 

 

冬の寒い日に撮ったニホンザルの写真。
こんなふうに、寒さに身を寄せている状態を「さるだんご」と言うそうです。

可愛いですね。

 

 

オーストラリア園にはコアラがいます。

出入り口近くで糞の匂いを嗅ぐことができました。ユーカリしか食べないので、良いにおい!
運が良ければ、赤ちゃんコアラを見ることができます。

 

 

カンガルーもたくさんいるんです! 私は動物の中で、一番カンガルーが好きです。(一時間ずっと眺めていたいくらい大好き)

 

 

グデッと横になっていたり、お腹をぼりぼり掻いたり、ビョンビョン跳んだり、見てるだけで癒される~~。

 

 

ママカンガルーの袋に顔をつっこんで、オッパイを飲む子カンガルー。

 

 

訪問時間が遅いと、カンガルー舎に帰ってしまい、ポロポロうんこしか見れませんのでご注意を!

 

 

お食事中のキリン。
わざとカゴの中に餌を入れて与えています。
こんなふうに食べにくくすることで夢中になって餌を食べる時間ができ、かえってストレスが減るそうです。
(確かに動物園の中にいるのは退屈でしょうね・・・)

 

 

フラミンゴ。

 

 

チンパンジーの展示も凝ってます。

人工のアリ塚に枝をいれて、中のジュースをなめていました。(かしこいな~)

 

チンパンジー舎には、ジュースの自動販売機が設置されていて、毎日13時半からおこなう「キーパーズトーク」では、チンパンジーが自動販売機を使う様子を見れます。

全20頭のうち、自動販売機にコインを入れて使う行動ができるのは15頭だそうです。

 

 

チンパンジーだけではなく、オランウータンの展示も凝っています。

「スカイウォーク」といって、道路を挟んだ向かい側の敷地に、高いところに渡されたロープを伝って移動するのを見ることができます。

今まで6回ほど訪れているのですが、一度も見たことがありません。

ああ・・・、いつか、スカイウォークしてるところを見たいっ!

頭上をオランウータンが移動するだなんて、想像するだけでワクワクする!

ボルネオオランウータンのメス「ジプシー」は、現在推定60歳で、世界最高齢だそうです。

 

 

スカイウォークしている映像は、オランウータン舎のモニターで流しているので見れます。

 

ああ・・・、生で見たい!

 

ちなみに、オランウータンの子育ては6~9年と哺乳類で最長で、その期間、母親は次の子供を出産しないそうです。

 

 

特徴的な姿のマレーバク。
バクは、夢を食べる「獏」と姿が似ていることから、この名前がついたそうです。
ホント、不思議な姿をしていますよね。
一昨年、マレーバクの赤ちゃんが生まれて「アタル」という名前がつけられました。

 

 

 

パネル展示も面白い。

ムフロンが網を壊す犯行現場。

 

 

ライオンバス、昆虫館のほかに、オススメするのは「モグラのいえ」です。

 

モグラ、見たことありますか?

→→公園で、モグラを見た。 生きたモグラを見た人は、1割しかいないらしい。 ・・・2017年末、近所の公園でモグラを見ました。

多摩動物公園で、モグラを見れるんです!

天井付近にまでパイプが渡されていて、運が良ければ頭上のパイプをトコトコ移動してくれます。

 

 

近くには、動物ふれあいコーナーがあり、モルモットを抱っこできます。実施時間は10:30〜11:30と、13時〜14時で、土曜・日曜・祝日は、開園直後(9:30)から配布される整理券が必要で、無料です。
平日は整理券が不要で、開催時間は13時~14時のみ。

 

こんなふうに、見所たくさんで、広大な敷地の多摩動物園。

 

 

園内のいろんなところには、廃車になったバスが置かれてあり、自由に中に入ることができます。車好きっ子は、ここで長時間遊び、なかなか離れてくれません。

あ~、思い出すだけで、また行きたくなってくる!

なんて素晴らしい動物園なんでしょう!

 

大好きよ、多摩動物公園!!

 

皆さんもぜひ、お出かけしてくださいね。

 

 

最後になりましたが、多摩動物公園は日本で唯一、タスマニアデビルを飼育しています

別記事に書きましたので、あわせてご覧ください。

次の記事はこちら

今日は、東京都日野市の多摩動物公園を紹介します。(紹介するのは二回目! 前回の記事は【多摩動物公園】 世界で初めてライオンバスを運行した所! 私のお気に入り動物園!でご覧ください) レジャー記 京王線か、多摩モノレール線の「多[…]

 

(このレジャー記は2012年、2014年、2023年です)

関連記事

→→多摩動物園に、日本初のタスマニアデビル舎ができました

→→京王れーるランドの記事はこちら・・・多摩動物園の道路を挟んだ向かい側にあります。

→→上野動物園。世界三大珍獣が見られる、日本最古の動物園。

→→【旭山動物園】の記事はこちら・・・北海道旭川市。行動展示の先駆者。

交通アクセス

京王線か、多摩モノレール線「多摩動物公園駅」下車、徒歩1分です。
電車の乗り換えは、ヤフー路線などでお調べください。

多摩動物公園には、専用の駐車場がありませんので、正門近くの有料駐車場を利用することになります。

 

お得なセット切符

多摩モノレールを利用して、多摩動物公園へ行く場合、お得なセット切符があります。
入園整理券と、多摩モノレールの一日乗車券がセットになって、通常1470円が1000円です。

料金について

高校生以上の大人600円
中学生200円(都内在住・在学の中学生は無料。生徒手帳が必要です)
小学生以下無料
みどりの日(5月4日)/開園記念日(5月5日)/都民の日(10月1日)は、無料で入れます。
年に4回以上訪れる方は、年間パスポートの購入がお得です。(大人2400円)
開園時間9:30~17:00
水曜日休園(大型休みは開園しています)

広大な園内にはシャトルバスが運行してます。無料で利用できます。

ぐるっとパス対象施設です。ぐるっとパスは2ヶ月間有効のチケットブックです。

近くの宿泊施設

京王プラザホテル多摩。多摩モノレール線 多摩動物園駅から4駅離れた多摩センター駅出てすぐ。

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