【宙(そら)と緑の科学館】 生田緑地のプラネタリウム。アストロテラスがオススメ! 多摩区民祭りでプラネタリウムが無料で見れます

今日取り上げる神奈川県川崎市多摩区の「生田(いくた)緑地」は、前回紹介した藤子・F・不二雄ミュージアムから徒歩20分ほど離れています。ミュージアム前から出ている、生田緑地行きのバスに乗っていくのをオススメします。

生田緑地はいろんな施設が入っているので、一日遊べます。

10月には多摩区民祭が行われ、大変賑わいます。

見学記

生田緑地には【岡本太郎美術館】【日本民家園(生田緑地内)】などの施設があるのですが、中でもオススメは無料で入れる「宙(そら)と緑の科学館」。

東ビジターセンターから徒歩3分くらいのところにあります。

 


科学館前の「かわさきぷりんちゃん」の顔出しパネル。

近くに、国鉄ブルートレインと、D51の展示があり、ブルートレインは中に入って休憩できます。

科学館は無料で、授乳室とオムツ替えスペース、コインロッカーもあります。

常設展示は川崎の自然をテーマにしたもので、広くはありませんが子供達が触りたくなるようなしかけが施してあり、幼稚園児でも楽しめます。

 

 

では博物館の中へ入りましょう。

入ってすぐに目をひくのが、生田緑地約100万年の歴史が、8mの地層模型(約5分の1)として縮小再現された壁!

 

館内のQRコードをスマホなどで読み込むと、かわさきぷりんちゃんと写真が撮れます!

 

館内に展示された、たくさんの生き物の標本は、この辺りが自然豊かなことを教えてくれます。

 

巨大なスズメバチの巣。

田舎の祖母宅に飾ってあったものより大きくて、びっくりしました。(スズメバチの巣は縁起物で、玄関先に飾ると厄除けになるらしい)

 

 


大正2年に川崎市麻生区万福寺で見つかったアケボノゾウの臼歯化石。
川崎市重要天然記念物です。

 

 

 

土曜日・日曜日は、実験工房やワークショップ、生田緑地観察会などが行われています。

 

 

当日参加できるものもあれば、事前に申し込みが必要なものもあります。

 

春休みと夏休みは、小学生を対象にした理科教室も行っています。

 

 

この科学館の素晴らしいところは、3階の「アストロテラス」です。

コンピュータ制御された4台の大型望遠鏡を導入しており、天気の良い日は無料で太陽観察、土曜日の夜には「星を見る夕べ」という天体観測会が行われています。(時間が決まっているので公式HPでチェックしてください)

 

 


太陽のプロミネンスを観察する大型望遠鏡。かっこいい!

 

係員さんがいるので、質問にも答えていただけます。

 

他に、太陽の黒点の観察もでき、私達が訪れた時は金星や月も見ることができました。

 

アストロテラスの公開時間は、平日14~14:45、土日祝日は11:00~11:45、14:00~14:45です。

 

無料で観察できるので、晴れた日に訪れた時はぜひご覧になってください。

 

2017年9月追記・・・Xフレアが起こった後のプロミネンスを、アストロテラスで見せていただきました。

→→特大プロミネンスの写真はこちらの記事でご覧ください・・・係員さんも「初めてこのサイズを見た」と驚いたプロミネンス。

 

 

 


一階のプラネタリウムは有料で、一般400円、高校生大学生200円。中学生以下は無料。

 

世界最高の星空と言われている「MEGASTAR」の最新機種を使用しています。

 

科学館のために新規開発された、次世代型の特別仕様機で、肉眼では見えない星も描き出しています。

 

投影された星空は、宝石をちりばめたような美しさで、心底驚きます。

 

美しくて、神秘的で、壮大で、思わず涙が滲みました。

私には星の一つ一つが、命の輝きのように思えたのです。

 

序盤は今夜見える星空や、星座の話で、後半は季節の番組に応じて特定の星を取り上げ詳しく説明してくれます。

私たちは「ベテルギウス」についての番組を見ました。 ベテルギウスは地球から500~600光年ほど離れた巨大な星で、オリオン座の右肩に位置する赤い星。
冬の大三角形を作る星の一つで、太陽の約600倍ほどの直径がある大きな星です。

解説員さんの優しい口調で、星の誕生と終わりについて話を聞いていると、ちょっとした宇宙旅行をしている気分になります。

 

 

宇宙にある星の数は、地球の全砂浜の全砂粒よりも、さらに多い」と言われています。

 

この壮大な宇宙空間の中に、生命があるのは私達の地球だけ。

・・・どう思われますか、この不思議。

生命が息づくのはこの地球だけ。広い広い宇宙の中で、たった一つだけの、孤独な存在なのだろうか?

皆さんも、この不思議をプラネタリウムで感じてくださいね。

 

国立天文台三鷹キャンパスもオススメ!・・・国立天文台の本部で、無料で見学できます。「やっぱり宇宙人っているよね」って思う)
さて、このプラネタリウム、ありがたいことに「ベビー&キッズアワー」として4歳くらいまでのお子さんと保護者を対象にした上映を水曜日に行っています。

 

クリスマスにはバイオリンとプラネタリウムをあわせたコンサートもしています(事前に申し込み必要)。

 

また、毎年10~11月に開催される「多摩区民祭り」では、無料でプラネタリウムを見れます。(無料観覧には定員があります。先着順)

 

 



多摩区民祭りでは、消防士さんの姿で記念撮影できたり、お菓子をもらえたり、とても賑わいます。

 

 


起震車。
震度7になると、何かにつかまっていないと立っていられません。
私が体験した最高震度は、東日本大震災の震度5弱でした。

 

 


びりびりゲーム。
棒が電気線に触れたらアウト。
参加賞としてお菓子がもらえました。

 

楽しいお出かけになりますように♪

 

(このレジャー記は2016年、2018年、2020年です)

 

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→→藤子・F・不二雄ミュージアム(ドラえもんミュージアム)の記事はこちら・・・生田緑地から徒歩20分ほど離れています。事前にチケット予約購入の必要があり餡巣。

→→生田緑地バラ苑の記事はこちら・・・生田緑地から20分ほど離れています。春と秋のみ開園で、無料で入れるバラ園です。オススメ!

交通アクセス

JR南武線・小田急線 登戸駅前から、生田緑地行きのバス(藤子・F・不二雄ミュージアム前経由)に乗車。東ビジターセンター前のバス停まで連れて行ってもらえます。
(午前10時台~午後4時台に1時間に1本の運行、藤子・F・不二雄ミュージアム休館日は運休です)

または小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口より、市バス【溝19】おし沼経由「溝口駅南口」行き、「生田緑地入口」下車。
徒歩約3分で東口ビジターセンターに到着します。

生田緑地には、東口と西口に有料駐車場があります。
平日、岡本太郎美術館・かわさき宙と緑の科学館(プラネタリウム)・川崎市立日本民家園のいずれか2施設以上を見学した方は、入庫後最初の2時間(400円)超過後の追加分が最大で2時間分無料になります。

料金について

生田緑地の中には、科学館・プラネタリウムと、日本民家園、岡本太郎美術館があります。
宙(そら)と緑の科学館自体は入館無料です。

プラネタリウムは、一般400円、高校生大学生200円。中学生以下は無料ですが人数分の座席券を発券してもらう必要があります。立ち見はできません。途中退場した場合、再入場できません。

プラネタリウム、民家園、岡本太郎美術館、藤子・F・不二雄ミュージアムの半券、WAONカード、多摩区民子育て支援パスポートをお持ちの方は、生田緑地の有料施設が2割引で利用できます。

プラネタリウム、民家園、岡本太郎美術館の半券は当日限り割引有効ですが、藤子・F・不二雄ミュージアムの半券は利用日から2ヶ月有効です。

開館時間は9:30~17:00。
月曜、祝日の翌日、年末年始休館です。

近くの宿泊施設

ホテルモリノ新百合丘。向ヶ丘遊園駅から4駅離れた新百合ヶ丘駅出てすぐ。

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