【大國魂神社】 1900年以上の歴史がある。樹齢1000年の銀杏と、武蔵国府跡について

前回、府中市郷土の森博物館を取り上げたので、その流れで同じく府中市の大国魂(おおくにたま)神社を取り上げます。

ここは東京五社の一つで、毎年5月に行われる「くらやみ祭り」が有名です。

府中市郷土の森博物館では、常設展として「くらやみ祭り」の御輿などの展示があり、1階のミュージアムショップでは府中市に関係する資料が安い値段で売られています。

東京五社とは、明治神宮東京大神宮靖国神社日枝神社、大國魂神社です。

5社のうち4社は東京特別区内にあり、大國魂神社のみ府中市です。

参拝記

京王線府中駅から徒歩で向かいました。

駅前通はこのような立派な並木道(表参道)で、源 義家像がありました。

 

 

 

源 義家(みなもとのよしいえ)像。

通称、八幡太郎(はちまんたろう)。後に鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府を開いた足利尊氏などの祖先にあたります。

父の頼義と共に、奥州で起きた乱を鎮めた帰りに、戦勝祈願成就の報賽として、1,000本ものケヤキの苗を大國魂神社に奉納したのが、けやき並木のはじまりと伝えられているので、像が建てられたようです。

 

源氏ファンは、小町通りと、鶴岡八幡宮の記事もご覧ください。

 

 

 

 

 

 

二柱の大きなケヤキが、まるで天然の鳥居のようでした。

樹齢900年とも言われている御神木だそうです。

 

 

 

大國魂神社の大鳥居。

 

 

 

大鳥居を超えた左側に、小さな神社「宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)」があります。

創建は大國魂神社と同時期で、1182年に源頼朝が、妻である北条政子のために使者を送り、安産祈願した神社です。

御祭神は天鈿女命(あめのうづめのみこと)で、演芸の神、安産の神様。

 

宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)では、底に穴の空いた柄杓(ひしゃく)を奉納します。

「底の穴から水が抜け出るように安産でありますように」、との願いを込めるそうです。
柄杓は、大國魂神社の授与所で授けているそうです。

 


 

大國魂神社の手水舎。龍神の彫刻が美しいです。

 

 

 

手水舎の天井にも、龍神。

 

 

 

立派な随神門。

 

 

随神門をくぐってすぐ、左右に、鶴石・亀石があります。
どこをどう見れば鶴と亀なのかさっぱりわからない石でした。


・・・んー、わからん。

どこが鶴で、どのあたりが亀?

形から来ているのではなさそうですね。

 

 

中雀門では、夏越の祓(なごしのはらえ)の「茅の輪くぐり」(ちのわくぐり)がありました。

 

 

 

こちら、拝殿。
大國魂神社の創建は、人皇第十二代景行天皇41年(111年)5月5日ですから、1,900年以上の歴史がある神社です。

主祭神は大國魂大神 (おおくにたまのおおかみ)。
素盞鳴尊(すさのおのみこと)の子孫である、出雲大社の大国主神(オオクニヌシ神)と同神とされています。

 

 

 

拝殿左側に「すもも祭り」のからすうちわがありました。
すもも祭りは、毎年7月20日に行われ、からすうちわ・からす扇子を買うことができ、これらで扇ぐと害虫は駆除され病気は平癒する、という深い信仰があるそうです。

 


 

水神社。創立年代不明。
深井戸からの地下水を竜頭口より流しており、御水取りに来る参拝者で賑わうそうです。
私が訪れた時は何か作業をしていたようだったので、遠くから写真を撮るだけになりました。

 

 

 

本殿の裏側にまわると、大イチョウの木があります。
樹齢千年といわれている御神木で、大國魂神社の七不思議の一つに数えられているそうです。

大イチョウの根元には、蜷貝(にながい)というものがおり、母乳が出ない時にこの蜷貝を煎じて飲むと出が良くなる、という言い伝えがあるそうです。

 

 

「うわぁ・・・すごい木だなぁ」

と手を合わせてお参り。

すると、ゾゾゾゾッと背中に軽い震えのようなものが来ました。

 

そのあと、なぜかしらどっぷりと疲労感・・・(なぜ? こんなことは初めてでした。とにかく、足が重くて重くて、疲労・・・)

 

帰りの電車の中で「パワースポット 疲れる」で検索するとどうも、パワースポットには相性があるそうで。

私は、この大銀杏との相性があまりよくなかったのでしょうか?

とりあえず産後の肥立ちはすこぶるよかった(産後七日目には自転車に乗って買物に行くほど元気だった)し、母乳はピューピュー出て、助産師さん・保健師さんに”幸せなおっぱい”と言われるほどでしたので、「母乳が出ないときに蜷貝を煎じて飲むと出が良くなる、手を合わせて祈ると産後の肥立ちがよくなる」とかいうあたりが、私には縁が無かったパワースポットということでしょうか?

(よくわからん・・・。でもホント、疲れた・・・。吸い取られた?かもしれない私のエネルギーが、母乳で困っている誰かに分けられると嬉しいのですが・・・)

 

 

(注意)
私は産後一週間目には自転車に乗っていましたが、産後の自転車は一ヵ月後にするほうが良いそうです。会陰切開の傷が悪くなったり、骨盤が緩んでいる状態なので体に良くないそうです。
私達夫婦は里帰り出産・親の手伝いなど無く、夫婦で二度の産後を乗り越えたのですが、ちょっと無理しがちな生活だったのかもしれません。私のようなことはせず、お体を労わってください。ちなみに、産後の手伝いは、無ければ無いで乗り越えられますが、夫の家事能力で負担がぜんぜん違います・・・。(うちの夫は家事が大得意で、御飯どころか手作りオヤツまで作ってくれます)

 

 

 

はい、境内に戻ります。

 

こちら「高野まき」。

高野山(和歌山県)に多い木なので、コウヤマキと名付けられており、高野山では霊木。
秋篠宮家の悠仁親王のお印の木でもあります。

 


 

参拝を終えた私は、宝物殿に入りました。

拝観時間は午前10時から午後4時まで。拝観料金は大人200円、子ども100円。

宝物殿では、大國魂神社の例大祭「くらやみ祭り」で担がれる、八基の神輿と大太鼓が格納されており、日本一の大太鼓を見ることができます。

日本一の大太鼓(最大直径2.5m!)のバチが、野球のバットみたいで驚きました!

大太鼓の前では、くらやみ祭りの映像が流されており、「いつか祭りを見てみたいなぁ~~」と思いました。

くらやみ祭りは関東三大奇祭の一つと言われ、毎年5月3日〜6日に行われます。GW中のお祭りなので、大混雑するそうです。

 

 

 

(くらやみ祭り・ウィキペディアより抜粋)

祭りが暗闇に行われる理由は、貴いものを見る事は許されないという古来から存在する儀礼に起因し、神聖な御霊が神社から神輿に移り御旅所に渡御するのは人目に触れる事のない暗闇でなければならないという神事の伝統がそのまま現代まで引き継がれているためである。
徳川幕府(江戸時代)期には現在の様な神幸の形になった様で、神輿渡御は午後11時ごろ開始され、翌日午前3時〜4時頃に神社に戻ったというが、1959年(昭和34年)に午後4時渡御開始、翌日午前4時に還御開始と改められた。その後、2003年(平成15年)に午後6時渡御開始となるなど、時代背景に応じて柔軟に変化している。

 

 

人目に触れる事のない、暗闇でなければならない・・・。

 

そういえば、20年に一度行われる伊勢神宮の式年遷宮「遷御の儀」も、夜に行われますね。

さぞかし神秘的な光景でしょうね・・・。

 

宝物館での他の見所は、東大寺南大門の金剛力士像を快慶と共に作った運慶の作と言われている、木造狛犬(国指定重要文化財)です。

思ったほど大きくなかったのですが、力強くて曲線の美しい狛犬でした。

他に、徳川慶喜自筆の額や、徳川家の朱印状(6代・7代・15代将軍の分を除く十二通)、式年遷宮で伊勢神宮から下ろされた宝物を見ることができます。

 

 

 

 

境内にはほかに、東照宮と、住吉神社・大鷲神社がありました。

 

 


 

大国魂神社の境内は以上で終わりなのですが、もう一つ見所を紹介をしておきます。

 

宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)の後ろ側に駐車場があり、道路を挟んだ向かい側に朱色の柱が何本か立っているところがあります。

そこが、国史跡「武蔵国府跡」です。

武蔵国とは、現在の東京都、埼玉県のほぼ全域と神奈川県の川崎市・横浜市の大部分を含む広大な国で、21もの郡を管轄する大国でした。

 

奈良時代から平安時代に、このあたりには武蔵の国の国府が置かれ、行政・文化の中心地となっていたそうです。

 

赤い柱の向こう側にあるガラス壁の建物は、小さな無人資料館になっていて、無料で入れます。

 

 

けれども正直に言うと、イマイチ迫力に欠けます。

 

 

武蔵国府の壮大さを感じたい方は、ぜひ、大国魂神社の手水舎の少し奥にある「ふるさと歴史館」に入ってください。


「国府百景バーチャルツーリング」というコーナーがあって、オンラインゲームみたいなバーチャルツアー映像で武蔵国府の大きさを感じることが出来ます。

無料で入れますし、あまり人がいないので楽しめます。

 

大国魂神社では7月20日に「すもも祭り」、7月12日に宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)で安産特別祈願祭がありますので、ぜひお出かけしてみてくださいね。

 

 

関連記事

→→府中市郷土の森博物館・・・常設展として「くらやみ祭り」の御輿などの展示があります。

 

東京五社の記事はこちらからどうぞ。

→→明治神宮の記事はこちら
→→東京大神宮の記事はこちら
→→靖国神社の記事はこちら
→→日枝神社の記事はこちら

交通アクセス

京王線 府中駅から徒歩5分。
または、JR・南武線・武蔵野線 府中本町駅から徒歩5分。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。

車で行く場合、有料駐車場があります。(200台)

近くの宿泊施設

ホテルコンチネンタル府中。府中駅から徒歩3分。

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