今日は、神奈川県川崎市多摩区で「多摩川春のアユまつり」が行われたので紹介しようと思います。
もともとは、登戸駅近くの二ヶ領宿河原堰横の魚道前(せせらぎ館近く)で行われていましたが、駐車スペースがないとかで、菅稲田堤の多摩川(稲田公園おさかなポストの近くの河川敷)で行われました。
多摩川で取れたアユやブラックバスの試食があったり、稚アユの放流をしたり、ゴミ拾いをしたり楽しかったです。
興味のある方、来年参加してみてはいかがでしょうか。
見学記
10時に稲田公園おさかなポスト前に集合した後、みんなで堤防を越え、河川敷に移動しました。
遠いところでは、青梅市から来た方もいたようです。
おさかなポストの会の、山崎充哲(やまさき みつあき)さん。
山崎さんは、おさかなポストの会を立ち上げた方です。
まずは、川遊びでのお約束についてのお話でした。
川で遊んでサンダルが流れてしまい、それを追いかけて入水しておぼれてしまう子供がいるそうです。
もしもサンダルが流されてしまったとしても追いかけない、水辺で遊ぶ時にはライフジャケットを着用しましょう、とおっしゃっていました。
①ひとりでかわにいかない
②にごったかわに ちかづかない
③みずにおちても あわてない
困った時は大人を呼ぶ、生き物には優しくしよう、も付け加えておっしゃっていました。
未就学児、小学校低学年、小学校高学年の3つの列にわかれ、1人ずつ稚鮎の入ったバケツをもらいます。
稚鮎は1人につき2匹。
思ったより大きかったです。4センチ、5センチはあったかな。
みんなで「おおきくなーれ」と声をかけながら、一斉に多摩川へ放流しました。
稚鮎の次は、鯉の放流です。
鯉は大きいので、2人から3人がかりで運び放流しました。
でも鯉はすんなり流れず、鯉の滝登りを見せてくれました。
放流のあとは、みんなで記念撮影し、議員さんの挨拶を聞き、ゴミ拾いをして、ブラックバスの解体ショーを見ました。
アユは歯がないのですが、ブラックバスには小さな鋭い歯がたくさんあり、魚を逃すことなく飲み込んでしまうそうです。
(このブラックバスは、料理され、希望者が試食しました。白身で美味しそうでした)
会場では、飲み物の販売(ペットボトル飲料とラムネ。一本150円)と、焼きそば250円、山崎さんの著書の販売、アユの塩焼き1匹700円での販売がありました。
小さなアユとブラックバスの天ぷらは基本無料ですが、ボランティアで行っているので、できれば材料費だけでも寄付してくださいとのことでした。
やまちゃん焼きそば。250円。
朝6時に起きてみんなで作ったそうです。
太麺で、しょっぱすぎない優しい味で美味しかったです。
2パック購入してペロリと食べちゃいました。
多摩川春のアユまつりは、毎年5月の開催ですが、次は7月に多摩川で泳ぐ催しがあり、10月はみんなで釣りをする行事もあるそうです。
昔は洗剤の泡でブクブクだった多摩川。
かなり、綺麗になりましたね。
放流したアユ、大きくなると良いな〜。
(これは2016年の記事です。山崎充哲さんは2021年5月に亡くなられました。心よりご冥福をお祈り申し上げます)
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→稲田堤たぬきや。多摩川見ながら昼ビール。菅の渡しについて。
→天気の良い日は、河川敷を家族でサイクリング。多摩川サイクリングロード。
交通アクセス
JR南武線稲田堤駅で下車し、北へ進むと多摩川へ抜けます。
春のアユまつりは、稲田公園の道路(堤防)を越えた河川敷で行われました。
開始時刻は10時。
参加費用は無料。
持ち物はゴミを入れるスーパーの袋。
他に、汗拭きタオル、帽子、飲み物を持っていくのをオススメします。