2016年2月19日にリニューアルオープンした神奈川県川崎市宮前区にある、電車とバスの博物館へ行ってまいりました。
約10ヶ月ぶりの訪問でした。
→→旧・電車とバスの博物館の記事はこちら・・・こちらはリニューアル前。
見学記
息子の小学校が休みだった平日に行ってきました。
土日祝日は混みますから、快適に過ごしたい方は平日がオススメです!
入り口が新しくなっていました。
こちらはリニューアル前の入り口です。
東急線の改札を出ると、すぐに電車とバスの博物館があります。
屋根がついているので、雨の日でも傘なしで行けます。
前まで、入場券は切符型だったのですが、リニューアル後はバーコード型に変わりました。(紙にQRコードが印刷されてあって、それを読み取り機にかざす仕様。別館へもこれで行けます。当日ならば再入場可能)
これはですねぇ・・・、正直、切符型の方が好きだったなぁ。
土産物売り場は、取り扱う商品が増えました。
電車とバスの博物館で、別料金がかかるものは二つ。
8090系運転シミュレーター:300円/1回
Nゲージパーク:100円/10分ごと
土産物売り場のレジでは、Nゲージパークの予約が出来ます。
私達は平日の昼前についたので、余裕で予約が出来ました。土日祝日は混み合うと思いますので、早く行ったほうが良いと思います。先着順なので、一日の定員が埋まったらそこで予約打ち切りです。
10分100円のNゲージパーク。
リニューアル後に新しく出来たもので、もともとパソコンクイズコーナーがあったところです。
小さなお子様連れで、比較的ストレス無く遊べるのがこのNゲージパークなのではないかなぁ・・・と思います。
別館の無料キッズシミュレーターもオススメです。
HOゲージジオラマシミュレーターは、リニューアル前と同じようでした。
こちらは無料で、きちんと停止線で止まらないと「ブッブー!」とアラームがなって緊急停止させられます。
奥にあるのが8090系運転シミュレーター。
左手前に2台並んでいる黒い機械が、8090系シミュレーターの予約受付機械です。
黒い機械で受付した後、予約時間の5分前に8090系入り口近くにあるオレンジ色の端末に300円入れ、シミュレーターの細かい設定をします。
設定は、「ガイダンスモード(簡単)」、「ノーマルモード(普通)」、「エキスパートモード(難しい)」の三つのうちどれかを選び、路線は田園都市線「長津田→二子玉川」、大井町線「二子玉川→大井町」、東横線「渋谷→横浜」のどれかを選び、各停か急行か、の以上3点を設定します。
こんなふうに、画面がとても綺麗になりました。
リニューアル前は無料で一人3分間運転でき、設定は各駅か急行かしか選べませんでした。
でも、係員さんが隣にいたので親切に教えてくれ、3歳児でも楽しく運転できました。
現在は、一人300円の料金がかかり、操作を教えてくれる係員さんはいません。持ち時間は一人10分ですが、運転が下手だと持ち時間がどんどん削られていきます・・・。
息子は3分くらいで終了になり、悔しそうでした・・・。
息子の前に、成人男性二人が操作していましたが、彼らも10分運転できなかったので、けっこう難しいのだと思います。
8090系の隣に、もう一つの電車運転シミュレータ「モハ510形モハ517」があったのですが、現在運転できなくなっています。
こちら、リニューアル前の写真。モハ510形モハ517操作。
暗い画面の前に座って、「ああ・・・できなくなったんだ・・・」とちょっと悲しい気分になりました・・・。
同じフロアに玉電デハ200型という、青虫みたいなかわいい電車があります。
渋谷~二子玉川間の地上を走っていた電車で、中で飲食できます。
以前と同じ姿でしたが、座席シートが新しくなっていました。
新しく出来た、東横線CGシミュレーター。
こちらは比較的、易しいシミュレーターだったようで、無料です。
この近くに、東急コーチというバスがあり、バス運転シミュレーターと、ドアの開閉などで遊べるコーナーがあります。
このバス二台は、リニューアル前と変わりません。
デハじいちゃんとラッピーの面白ムービーが見れたコーナーが、図書館になってました。
(もう見れないかと思うと懐かしいなぁ、あのデハじいちゃんムービー)
前まで上映番組が一本だけだった、パノラマシアターの番組も、新しくなりました。
模型電車ショーターイム・・・東急線の一日、東急で活躍する車両たち、東急の名車たち。
ショートムービー・・・電車を動かす仕事、運行を支える仕事。
各10分間だそうです。
こちら、2016年6月の上映スケジュール。
本館で一通り遊んだ後は、ちょっと離れた別館へ移動。
チケットは本館と共通で、本館の道路の向かい側にある駐輪場の隣です。
別館の図書コーナー、DVD閲覧コーナーは、キッズシミュレーターとプラレールパークに変わっていました。
キッズシミュレーターは、シミュレーターの中で一番簡単です。デザインした車両のペーパークラフトはキッズワールドインフォメーションで一枚200円で購入できます。
プラレールパークは無料で利用でき、30分ごとの入れ替え制です。混雑時は抽選となるようです。
息子はもう7歳で、プラレールは卒業したらしく、中に入りませんでした。(あんなに好きだったのにね・・・。現在の興味は宇宙と海の生物です)
さて、別館のメインは、YS-11です!
かつて大空を飛んでいた本物の飛行機を、シミュレーターに変えたやつ!
私達は「久々に飛行機やるぞぉ~♪」とウキウキ気分で、YS-11に入りました。
・・・ん?
暗い。
だれもいない・・・。
アクリルパネルで仕切られて、操縦席に座れない・・・。
まさか・・・・、まさか・・・・、もうやってない!?
おおおおお~~~、ショック~~~~(泣)
何が一番ショックだったかというと、このYS-11シミュレーターができなくなっていること!!!
ああ~~、なんでだぁ~~。
料金が上がったって良い・・・。
シミュレーターが難しくなってたっていい・・・。
Oh・・・、YS-11・・・、why!?
いやぁ、もう、ガッカリしました。
ほんっと、ガッカリしました・・・。
電車のシミュレーターは、京王レールランドや、埼玉のテッパクでもありますけど、なかなか飛行機のシミュレーターってないですからね~~。
それが以前は大人100円、子ども50円で何度でもできたのです。
ああ~~、貴重だったな、リニューアル前の電バス!
私達は、がっくり肩を落としながら、帰ったのでありました・・・。
あああああ、なんでだぁぁぁ、YS-11!!
(しつこい? いや、ホント、ショック! 泣)
以上、ちょっとがっかりした「新・電車とバスの博物館」でした。
(飛行機のシミュレーターがしたい方は、横浜の三菱みなとみらい技術館へ行きましょう。記事は→→こちらからご覧ください)
関連記事
→京王れーるランドの記事はこちら・・・東京都日野市。多摩動物億円の向かい側にあります。
→鉄道博物館(てっぱく)の記事はこちら・・・東日本で一番大きな鉄道博物館。
→交通科学博物館の記事はこちら・・・大阪市にありましたが、2014年閉館。2016年開業の京都鉄道博物館へ資料を移設。
交通アクセス
東急田園都市線宮崎台駅の改札を出てすぐです。
宮崎台駅は、各停電車しか停まりません。
駐車場はありません。付近の有料駐車場を利用することになります。
駅直結の施設なので、電車で行くのをオススメします。
料金について
大人(高校生以上):200円
3歳から中学生:100円
(大人100円、小中学生50円だったのになぁ。値上がりしました)
8090系運転シミュレーター:300円/1回
Nゲージパーク:100円/10分ごと
(8090系シミュレーターは無料でしたが、一回300円の有料に変わりました。ただ、パワーアップしてます。値上げも納得・・・)
開館時間は、10:00~16:30(最終入館は16:00まで)
休館日は、毎週木曜(木曜が祝日の場合は翌日)です。以前のように月曜日ではありませんので、ご注意を!
年末年始も休みです。
近くの宿泊施設
川崎第一ホテル溝ノ口。宮崎台駅から2駅離れた溝の口駅を出てすぐ。