琵琶湖一周旅の紹介途中なのですが、今日訪れた東京都稲城(いなぎ)市の「大丸用水れんげまつり」が楽しかったので、先にこちらを書いておきます。
レジャー記
大丸用水(おおまるようすい)れんげまつりの開催場所は、JR南武線の稲城長沼駅から徒歩10分のところです。
マップは稲城市のHPから拝借。
場所は、「大丸用水地区会館ひろば」と、その周りの水田です。
今年のレンゲ祭りは五回目となり、4月29日の10時から15時までの開催でした。(一日だけの開催)
祭りの名前ともなっている「大丸用水(おおまるようすい)」は、江戸時代初期に造られた、東京都稲城市と神奈川県川崎市多摩区を流れる灌漑用水路で、多摩川から水を引いています。
多摩川の灌漑用水として有名なのは、この大丸用水の他、神奈川県川崎市の「二ヶ領用水(にかりょうようすい)」があります。
大丸用水と二ヶ領用水はどちらも多摩川から引かれた灌漑用水で、最下流域で合流し、再び多摩川へと流れるようです。
にぎやかな催し物がされているレンゲ祭りの主会場の大丸地区会館前よりも先に、私たちが向かったのはレンゲ畑。
ここには、養蜂箱がたくさん置かれてあり、「養蜂体験」ができるのです。
東京で、養蜂体験!
養蜂体験は、れんげ祭りの10時から昼過ぎまでの時間帯で、30分に一度の開催。
一度につき定員10名で、私たちが訪れた時には早くも定員オーバー。2時間後の開催分なら一名空きがあるとのことでした。
料金は千円で、最後にとれたての蜂蜜を小瓶一杯分いただけます。
せっかくなので養蜂体験をしたかったのですが、今回は見学のみにしておきました。
こんなに近くで養蜂箱を見たのは初めてでしたから、見学だけでも大興奮!
白い防護服を着た体験者(ほとんどが小学生くらいの子供)が、説明を聞いているところ。
巣板にびっしりくっついたミツバチの塊がうごめいていました。
白い防護服に黒い点々が見えるのは、飛び交うミツバチです。
巣箱をあけて巣板を取り出すと、巣箱の中のミツバチがブンブンいっぱい飛び出してきて、遠くで見学している私達の周囲を飛びまくる!
「うわぁ~~! すごいー! こんなにミツバチに囲まれたの初めて~~!」と子供のように興奮してしまいました。
「ハチ」というと危険な生き物のイメージがありますが、ミツバチは基本、大人しい性格をしているのか、飛び回っているだけで人を刺さないようでした。
小さな子供連れでも安心して、見学できました。
ミツバチがびっしりついた巣板を持つ養蜂体験者。
巣箱や女王蜂などの説明を聞いた後は、巣板の表面の蜜蝋をナイフで削ります。
この色!
美味しそうな蜂蜜ですね!
息子は体験者ではなかったものの、すぐ近くで見学していたため、表面(蜜蠟)をスプーン一杯分もらいました。
息子の感想・・・「けっこう甘くて、ザラザラしていた。おいしい! 今朝食べた蜂蜜(某メーカーのカナダ産蜂蜜)より、こっちの方が甘い」
表面を削った巣板は、遠心分離器に入れ、体験者たちで交代でまわします。
最後は遠心分離機の下についている栓をあけて蜂蜜を取り出します。
ここまでの工程を体験して、蜂蜜のおまけつきで千円なので、かなり良い催しなのではないでしょうか!
来年もまた、レンゲ祭りで養蜂体験があるのならば、もう少し早い時間に家を出て体験したいと思います。
レンゲ畑でせっせと蜜を集めていたミツバチ。
全体的に黄色いので、セイヨウミツバチですね。
レンゲ祭りで養蜂体験を開催していたのは、稲城市にある「多摩養蜂園」です。最寄り駅は京王よみうりランド。自転車で行ける距離にあるので、また今度、訪れてみたいと思います。
次は、レンゲ畑から2~3分離れた大丸会館前へ。
お囃子、子供達の和太鼓演奏、阿波踊りなどのステージ発表がありました。
模擬店、イベントコーナーもいくつかありました。
模擬店で買った、多摩養蜂園の蜂蜜。小さい瓶2つセットで千円でした。
右のビーズストラップは、無料で作れました。
多摩養蜂園と地元中学校の出店で飾られていた、ミツバチと巣の展示。
最後は、模擬店でカレーパンを買いました。
いなぎsatoyamaキッチンの、「みどりの揚げカレーパン(奥)」と「みどりの焼きカレーパン(手前)」。
揚げカレーパンは中にうずらの卵、焼きカレーパンはプチトマトが入っていました。
揚げの方はカリッとしていて、焼きの方はモッチリしていて、どちらも美味しかったです。子供でも食べられるような甘めのカレーでした。
このカレーパンは、以前取り上げた稲城長沼駅横にある「ペアテラス」でも売られているので、ぜひ食べてみてください。
稲城の梨を使ったお菓子や、ブルーベリー餡やブドウ餡のどらやきも、とっても美味しいのでオススメ。
ペアテラスの横には5分の1ガンダムと、シャー専用ザクもあるので、良い記念写真が撮れます。
大丸れんげまつりの開催は一日だけですので、今年の分はもう終わってしまいましたが、興味を持った方は来年お出かけしてみてはいかがでしょうか。
とても楽しい一日でした。
(このレジャー記は2018年です)
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