草津白根山が噴火。「山は生きている」 日本には活火山が111あり、常時観測火山は50

昨日(2018年1月23日)の9時59分に、群馬県の草津白根山が噴火しました。

 

自衛隊の方がお一人亡くなられたようで、ご冥福をお祈りいたします・・・。

 

今日は、去年の9月に岩手県旅行で立ち寄った【イーハトーブ火山局】のパネル展示を掲載します。

 

 


日本列島には111の活火山があり、常時観測されているのは、このうちの50です。

 

日本の国土は3分の1が、火山からの噴出物(火山灰など)です。

 

 

 

先ほどの全体写真だと見にくいので、3つに切り抜いて貼っておきます。

赤い△と火山の名前は、111ある活火山のうち、常時観測されている50の活火山です。

 

 

 

 

過去に起きた、主な火山噴火と犠牲者数。

1640年からの表ですが、もちろんこれよりも前に、火山は幾度も噴火してきたでしょう。

最後が2011年で終わっていますが、2014年に御嶽山が噴火し、58人が死亡、5人が行方不明となりました。

 

 

 

イーハトーブ火山局の展示パネル「噴火が起きたら・起きそうになったら」。

左の半分は、火山に近づかないことで回避できますが、右の半分は広範囲に及ぶため、地域住民との連携や、自宅での備えが大切かなと思います。

 

 

 

こちらも見やすいように、一つずつ切り抜いて掲載しておきます。

 

 

 

 

私が住んでいるのは神奈川県ですので、気になるのが富士山箱根です。

 

自転車で行ける距離にある「枡形山」の説明ですが、川崎市の生田緑地は「関東ローム層研究発祥の地」と言われており、関東平野は火山灰が降り積もってできているということが、よくわかります。

 

 


枡形山の地層の一部。

 

 

箱根の火山灰の上に、富士山からの火山灰が重なっているようです。

 

 

「日本の国土は3分の1が、火山からの噴出物(火山灰など)」

 

 

日本は温泉が豊富ですし、作物の実りが多い豊かな土地ですが、火山と地震と共に、ご先祖様は生きてきたんだろうなぁと思います。

 

私たちも、遠い遠い未来の子供達から見て「ご先祖様が・・・」と言われる日が来るわけですが、昔の人たちと同じように、火山の噴火と地震、台風などと共に生きていくのだと思います。

 

 

 

「予測はどうなっているのか」と研究機関や研究者を頼るばかりではなく、自分で活火山の場所を調べ、備えることも大切なことであると思います。

 

 

気象庁 活火山とはのページで、111個の活火山全て見れますので、ぜひ見ておきましょう。

 

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