前回の【旭川ラーメンを食べる】からの続きで、2007年の三泊四日北海道旅行の紹介です。早いもので、もう四日目。紹介記事も、残り二つで終わり。
今日は富良野・美瑛ノロッコ号を紹介します。
旅行記
【旭川ラーメンを食べた】翌朝、旭川駅へ。
駅前にはアイヌ(北海道の先住民)の木像がありました。
旭川市には旭川市博物館と、川村カ子ト(かわむら かねと)アイヌ記念館があり、アイヌについて学べます。
旭川駅の券売機近くには、ゾウやペンギンなどのぬいぐるみが置かれていました。旭山動物園に訪れる観光客は、駅からワクワクしますね。
富良野・美瑛(ふらの・びえい)方面のホームへ。
乗車するのはノロッコ1号。
旭川駅から富良野方面へ行くノロッコ号は、10時発の一本だけです。
さらに、ノロッコ号は毎日運航しているわけではなく、6月から9月の土日(一部期間は連日)運行です。
私達は、ファーム富田の最寄駅である「ラベンダー畑駅」へ向かいました。
ノロッコ号の停車駅は、旭川駅 – 美瑛駅 – 美馬牛駅 – 上富良野駅 – ラベンダー畑駅 – 中富良野駅 – 富良野駅 となっています。
ノロッコ号の先頭車両(先頭だけど四号車)。
ノロッコ号は最後尾に車両を推す機関車があり(けん引ではなく、推すのです!)、指定席が1両、あとの3両は自由席の、4両編成です。
客車はそれぞれデザインが違います。
中がすごくカワイイ!
めっちゃテンションが上がります!
私達は自由席車両の、窓側を向いている席に座りました。(写真右に映っているのは、普通の向かい合わせの席)
旭川駅からラベンダー駅へ。東の大雪山、十勝岳連峰を見ながら、南への列車旅です。
のんびりとした速度でスタート。
窓側を向いている座席なので、景色がビュンビュン横へ流れる。
はじめは「ちょっと慣れないなぁ」と思ったけれども、しばらくすると気にならなくなりました。
赤い屋根の家。
十勝岳(とかちだけ)。北海道のほぼ中央に位置する、標高2,077mの活火山です。
ちなみに、北海道で一番高い山は、十勝岳の北側にある大雪山旭岳(だいせつざん あさひだけ)です。
ファーム富田の最寄り駅である「ラベンダー畑駅」に到着。
この駅は、6月~10月下旬までの営業で、それ以外の期間は下りられません。
駅舎の無い駅で、すっごくシンプル。
先頭車両のように見えるけれども、最後尾でグイグイと列車を押して動かしてくれた機関車。
まーーーーーーーーーーーーーーーっすぐな道。
一級河川の富良野川(ふらのがわ)。
富良野川はアイヌ語のフラヌイ(臭気のある川)という意味だそうです。
次は、ファーム富田を紹介します。
前回の【富良野・美瑛ノロッコ号】からの続きです。 ずっと紹介してきた2007年の三泊四日北海道旅行は、この記事で終わり。 今日はラベンダー畑で有名なファーム富田(とみた)を紹介します。 →→2007年3泊4日北海道旅行記の行程[…]
(この旅行記は2007年です)
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●旭川市の観光記事です。
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