【函館観光その2】 函館ハリストス正教会、八幡坂(チャーミーグリーンの坂)、元町公園、旧函館区公会堂へ

前回からの続きで、2007年の、3泊4日北海道旅行の紹介です。

今日は函館観光で、函館ハリストス正教会、八幡坂(チャーミーグリーンの坂)、元町公園、旧函館区公会堂を紹介します。

→→2007年3泊4日北海道旅行記の行程はこちら・・・公共交通機関を利用して、3泊4日で10か所を巡りました。

旅行記

 

 

前回の函館駅周辺マップをもう一度貼ります。

【函館朝市、はこだて明治館、金森赤レンガ倉庫】を見た後、函館ハリストス正教会、八幡坂、元町公園へと行きました。

 

 

写真を出すのが遅れましたが、金森赤レンガ倉庫周辺では、人力車での観光もできるようです。

 

 

では、函館ハリストス正教会へ行きましょう。

金森赤レンガ倉庫から、ハリストス正教会までは徒歩5分ほどです。

この頃(2007年)は、後にブログをするだなんて全く思っていなかったため、良い写真を撮っていなくて申し訳ないのですが、函館聖ハリストス正教会は大正時代に建てられたもので、重要文化財に指定されている美しい教会です。

 

 

全体が見られる写真を貼っておきます。(出典:y***********************eさん、写真AC

 

 

(出典:ちのんさん、写真AC

 

ちなみに「ハリストス」とは、「キリスト」をギリシャ語読みしたもので、この協会はキリストの復活を記念する聖堂です。

 

 

「信じるか信じないかはあなた次第です」と、Mr.都市伝説 関暁夫(せき あきお)さんのセリフを使わせてもらいますが、青森の新郷村(旧・ヘライ村)にキリストの墓があるのはご存知でしょうか。キリストはゴルゴダの丘で磔になって死なず、日本に渡って死んだという話があります。

→→キリストの墓、キリストの里伝承館の記事はこちら・・・青森の謎スポット。戸来(ヘライ)村は「ヘブライ」から来てる?

 

 

ビザンティン建築・ロシア建築の影響を受けた美しい教会。

拝観は一人200円で、月曜日~金曜日は午前10時~午後5時、土曜日は午前10時~午後4時、日曜日は午後1時~午後4時が拝観時間となっているようです。
冬季は不定休になるようなので、ご注意ください。

 

 

次は、すぐ近くの八幡坂(はちまんざか)へ。後ろの山は【函館山】です。

この坂を上りきったところに函館八幡宮があったことから「八幡坂」と名付けられましたが、ここは「チャーミーグリーンの坂」として有名です。

 

 

子供の頃、お母さんが愛用していた洗剤「チャーミーグリーン」。

 

 

「チャーミーグリーンを使うと~~~、手をつなぎたくな~~~~るぅぅ♪」のCM撮影地として、八幡坂が使われました。


CMはこちら。20秒のところで出てくるのが、八幡坂。

 

 

 

夫は「チャーミーグリーンのCM、知らないなぁ」とか言っていたような気がします。

私と手を繋いでスキップ・・・ではなく、ピンク色の袋を片手に持ち、坂をテクテク上る夫。

ピンク色の袋の中には、この前に訪れた【はこだて明治館】で買ったオルゴールと写真たてが入っていました。

 

 

 

かなり勾配がきついです。

 

 

八幡坂から6分ほど歩くと、元町公園。

眺めの良い公園でした。

ここは明治から昭和25年まで、箱館奉行所や開拓使がおかれていた所です。公園内には函館奉行所跡、旧北海道庁函館支庁庁舎があります。

現在は観光案内所が入っているので、マップをもらったり、わからないことを尋ねると良いと思います。

 

 

元町公園のすぐ後ろ(函館山側)にあるのが、水色の壁と黄色い枠がオシャレな「旧函館区公会堂」。

大人300円、子供150円の入館料がかかり、二階のバルコニーからの眺めが良いようです。

千円で20分間だけドレスを一着貸してくれ、良い記念撮影ができるようです。

 

明治43年に造られたコロニアル・スタイルの木造建築で、国の重要文化財に指定されています。札幌の豊平館と並んで、明治期の洋風建築として注目されていたようです。

また、昭和26年から昭和31年まで、函館地方海難審判庁が置かれ、台風により転覆して多くの死者を出した「洞爺丸(とうやまる)事故」の海難審判の会場ともなったそうです。

 

 

 

旧函館区公会堂を外から眺めて、元町公園を少し下ったところに、ペリー提督来航記念碑。

ペリーは歴史で習いましたね。幕末に、黒船で神奈川の浦賀にやってきた、アメリカの軍人です。

武装した黒い船が「開国せよ」とやってきたものだから、鎖国を続けていた日本は大パニック!

 

 

ちなみにアメリカの船が初めて日本にやってきたのはペリー率いる黒船ではなく、その62年前に和歌山へ来た冒険商船のケンドリック船長らでした。

→→海金剛、日米修交記念館の記事はこちら・・・和歌山県。初めてアメリカ船が日本に来航した事件。「なんだあの船は!」と驚きながらも交流を持とうとした、江戸時代の和歌山県串本町民。黒船来航程大きくないけれど、ちょっとハラハラする物語

 

 

最後は、ペリー像から道を挟んだ所にある、函館市旧イギリス領事官。

現在は開港記念館として一般に公開されています。

ここも入館料金が必要で、大人300円、子供150円です。

先ほどの黄色い枠がオシャレな旧函館区公会堂も合わせると、合計600円かかるので、この二つに入りたい方にお得なのが4館セット券。函館市旧イギリス領事館・旧函館区公会堂・函館市北方民族資料館・函館市文学館に入れ、大人500円と、かなりお得です。

 

 

私達はこの後「五稜郭(ごりょうかく)」を見て、札幌へ移動する予定だったので、これら歴史的建造物は外から見るだけで終わりましたが、ゆっくりと中に入って見学するのも楽しいと思います。

 

 

函館朝市からここまで、2kmくらい歩きました。

帰りは末広町駅から函館市電に乗り、五稜郭(ごりょうかく)の最寄り駅である杉並町駅へ。料金は240円、乗車時間30分。

路面電車、息子がいたら喜んだだろうなぁ。(まだ結婚前なので、息子はいない)

 

 

杉並町駅で市電を下り、函館バスに乗って、五稜郭へ行きました。(JR五稜郭駅からもバスが出ています)

 

 

次の記事はこちら

前回の【函館観光その2】からの続きで、三泊四日の北海道旅行の紹介です。 今日は、五稜郭(ごりょうかく)を紹介します。 →→2007年3泊4日北海道旅行記の行程はこちら・・・公共交通機関を利用して、3泊4日で10か所を巡りました。 […]

 

(この旅行記は2007年です)

 

関連記事

→→2007年・秋  北海道 三泊四日 公共交通機関利用旅行の行程・・・この旅行の行程まとめ。

 

→→【函館観光】 函館駅から歩いて、函館朝市、はこだて明治館、金森赤レンガ倉庫を散策・・・前回の記事。

→→【函館山の夜景】の記事はこちら・・・前々回の記事です。日本三大夜景の一つ。

交通アクセス

私達は函館駅から、朝市や金森赤レンガ倉庫などを経由し、元町公園まで2km歩きましたが、函館駅から八幡坂などに行く場合、函館駅前駅から函館市電車に乗り、末広町で下車です。

車で行く場合、元町観光駐車場が近いです。1時間まで200円、30分毎100円加算。

料金

函館ハリストス正教会は大人200円。

函館市旧イギリス領事館と、旧函館区公会堂は大人300円。この二館に、函館市北方民族資料館・函館市文学館がついた「四館セット券」は大人500円でお得です。

近くの宿泊施設

フォーポイントバイシェラトン函館。函館駅出てすぐ。

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