クリスマスも終わり、お正月の準備が迫ってきましたね。
そこで、東京都台東区上野の「アメヤ横丁」のことを書きたいと思います。
近くには【上野動物園】や恩賜公園、【国立科学博物館】や美術館などありますので、遊んだ帰りに寄れば良いかと思います。
散策記
最寄り駅は上野駅か、御徒町（おかちまち）駅。
私たちは、上野動物園の帰りに寄りました。（徒歩5分くらいしか離れていない）
上野駅からアメヤ横丁に訪れる際に目印になるのが、細長いお店「ヨドバシカメラマルチメディア上野」。
2022年12月昼過ぎ撮影。
2016年夕方撮影。
写真ではちょっと見えにくいですが、ヨドバシカメラマルチメディア上野と、山手線の間にある細い道が、アメ横商店街連合会・・・通称「アメヤ横丁」です。
約500メートルを中心に、400店くらいある商店街です。
2016年に訪れた際の写真。アメヤ横丁にはいろんなお店があります。
私達が訪れたのは12月上旬でしたが、年の瀬になると衣料店などが正月用品を販売する業者に店先を貸すそうで、この写真とはまた違った風景になるそうです。
大晦日までの５日間で２００万人以上が訪れるそうですよ。（あの細い道を？？？ と想像するだけで疲れる）
アメ横名物、チョコレートの叩き売りの志村商店。
値段は一律千円で、お店の人が袋にお菓子を詰めてくれます。
私達は、「ほしいものだけ食べたい派」なので、福袋的なこちらは買いませんでした。
ネットで「アメ横 チョコレート叩き売り」で検索したら、買った人のブログがいくつか出てくるので見たのですが、確かにお得かな？と思いました。
賞味期限の近いお菓子を安く仕入れて、叩き売りをしているお店だそうです。
どんなお菓子でもいいよ、同じお菓子が複数個入ってもいいよ、賞味期限が近くてもいいよ、という方、お買物してみてはいかがでしょうか。
2016年に訪れた際、動物園を散策してお腹が空いていたので、カットフルーツを食べることに。
100円のメロンと、200円の赤肉メロンを食べました。パイナップルも100円です。串刺しなので、食べやすかったです。他にカットフルーツを売るお店は３店舗ほどあるのですが、値段は統一されているのか一緒でした。
（2022年追記・・・コロナ対策のためか、写真のカットフルーツのお店が無くなっていました）
2016年に訪れた際は、まだお腹が空いていたので、軽食を食べることに。
パッと目に付いたのが、この二件のお店。左は西湖春上海小龍包、右はモーゼスさんのケバブ。
以前、TV番組で「アメヤ横丁で営業する外国人が増えており、昔とは違う風景になってきた」と取り上げられていたので、この二件のことは知っていました。
アメヤ横丁では、アフリカ系やアジア系の人が経営する衣料品店やブティックが増加しており、2015年になると外国人が経営する店はアメ横全体の1割にあたる40店になり、いずれの店もアメ横商店街連合会に所属して、会費も払っているそうです。
昔の風景をしらないからサラリと言えるのかもしれませんが、国際色豊かなのは、賑やかで良いことだと思います。
夫と息子は、西湖春上海小龍包でアメ横No.1の小龍包を注文。
小龍包は1個100円くらいです。
ほかにもいろんなメニューがありましたし、ビールも飲めるのですが、座席がすんごい狭いです。
20人も座れないんじゃないのかなぁ・・・？
小龍包は、タイミングが悪いと20分くらい待たないといけませんが、アツアツで肉汁たっぷり。
パクッとかぶりつくと、ビューッ!!!と脂たっぷりの汁が30ｃｍくらい飛ぶので、小龍包のてっぺんに穴をあけてから食べるのをオススメします。
町田駅の近くにも美味しい小龍包店があるのですが、そこでは「汁が飛ぶので気をつけてください。お客様同士のトラブルに、当店は関与しません」みたいな張り紙がしてありました。
私はウッカリ忘れていて、穴をあけずにかぶりついてしまい、左側に肉汁をビューッ!!!と飛ばしてしまい、
（アッ！）
と、小龍包を咥えたまま固まってしまいましたが、運良く左端に座っていたので、だれにもかかりませんでした。（ヨカッタ）
夫から小龍包をもらった後は、隣のモーゼスさんのケバブを買いました。 一つ500円です。
「オネイサン！ ソースハドウスル？ カライノOK？」
「普通のでお願いします」
結構人気で、10分くらい待ちました。
ソースは5段階に分かれており、「普通でお願いします」というと、子供でも食べられそうな辛くないソースで出してくれます。
店員さんがみんな外国の方なのですが、待っている人に「マタセテゴメンネ！」と声をかけたり、立っている人に椅子を勧めたり、とってもサービスが良かったです。
メニューにはハラールマークがありました。
ハラール・・・屠殺がイスラム教の正規の手順に従ったもの。
このケバブがですね、本当に美味しい！
ファストフード店のバーガー食べるなら、絶対にコッチがオススメ！
また上野に行ったら食べたいな。
小龍包を8個頼んだのですが3個足りなかったので、焼きあがるのを待っている間、私1人だけでアメ横を散策することに。
高架下には居酒屋があり、外席で楽しそうにお酒を飲んでいる方がいました。
訪れたのが12月はじめだったので、まだお正月用品のお店は少なかったですが、魚屋のおっちゃんが、
「おねえさん！ 数の子！ １箱千円だよ！」
と大きな声をかけてくれたので、買う予定なかったのですが、せっかく声をかけてもらったし値段も悪くなかったので買うことに。
「じゃ、それくださーい」
「これよりも、もっと質の良いのがあるよ！ こっち、二千円」
「さっきの千円のでいいです～」
「・・・・」
おじさん、無言で袋に入れてお金を受け取り、無言で差し出す。
私、ペコリとお辞儀をし、サッと退散。
（なんで薦められたものを買ったのに、ムスッとされなアカンの。おっちゃん、なんで～～～？？）
と、ちょっと複雑な心境だった(^_^;)
でもこれ、わりと良い買物だったんですよ。
近所のスーパーで、同じ分量の箱詰め数の子買うと2000円くらいするので。
ほかに1000円のサケトバも買いました。乾物屋のおじさんは、愛想が良かったです。
アメ横をプラプラしていて思ったのは、千円の値段設定が好きそうだということ。
31日までの5日間に２００万人以上が訪れるそうで、お店も衣料店が無くなって、別のお店が出ていると思いますが、ちゃんとしたお店で、しっかりと買い物が出来ると良いですね。
物を見る目があって、値段交渉が好きな方には、とても楽しい買物になると思います。
物を見る目があまりなくて、値段交渉が出来ない方には、ちょっとドキドキな買物になるんじゃないのかな・・・と思ったり。
年末にだけ出現する期間限定のお店で買うのと、同じところで長く営業して、地域の人と信頼関係を築いているお店では、当然、扱う品物も値段も違うと思うので。
ウィキペディアからアメ横の説明を抜き出しておきます。
年末には毎年1日あたり50万人程の人出があり、日本各地から観光客も押し寄せる。（普段は一日10万人程度）特徴としては他の日本各地にある商店街と違って地域密着型ではない。
魚屋の店先でダミ声で鮭やマグロを売っている場合、たいてい値引き対象の品である。
その他の魚に関しては表示どおりの価格で取引されたり、普通は客がいくら言い値を言っても相手にされない事がある。
しかし夕方近くなると売れ残った商品のたたき売りも見られる。
年末になると多くの店は正月用品が目立つようになる。
用品や雑貨などを売っている店は休業し店先を貸す事もある。
鮮魚などは普段の二倍近くで売りに出される事もあり、一方割引きもある。
果物なども傷物に限り店頭に半値以下で並ぶ以外安くなることはない。
なんだかごちゃごちゃしたアメ横ですが、こうやってみるとすごく魅力的に見えますね。
良い買い物ができますように。
2022年12月中頃、アメヤ横丁に再訪したので、写真を追加して載せておきます。
飲食店や小売店の他に、ゲームセンター、ドラッグストアーなどもたくさんありました。
スカジャンや、アメリカの服なども売っています。
物価高ですが、チョコレートたたき売りの志村商店は1000円でがんばっていました！
新鮮な海産物もたくさん売られていました。すっぽんが売られていたのは驚き。
ドライフルーツ、ナッツ店。
二木の菓子は巨大店舗です！ ここに来ると、いろんなお菓子を買うことができます。
中華食材も見ごたえがありました。日本ではないような光景。
タイ料理、韓国料理、中華料理、ケバブ屋・・・と国際色豊かです。
アメヤ横丁には神社もあります。
今年もアメヤ横丁で、数の子を千円で買いました！（2016年のお店と同じかは忘れた）
これは、御徒町（おかちまち）駅側から見たアメヤ横丁の入り口。
楽しいお出かけになりますように♪
（このレジャー記は2016年と2022年です）
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交通アクセス
・JR上野駅（公園口）から徒歩3分
・京成上野駅出てすぐ。
ヨドバシカメラマルチメディア上野の隣にある、細い道がアメヤ横丁です。
車で行く場合、アメ横内に駐車場がないので、近隣の有料駐車場を利用することになります。
近くの宿泊施設
三井ガーデンホテル上野。JR上野駅浅草口より徒歩2分／東京メトロ銀座線・日比谷線1番口より徒歩1分。
お得で便利な、旅の予約サイト
