リサイクルは大事だけれど、「足りる」ことを知るのは、もっと大事

小坂町の観光記事は終わったのですが、「すべての産業廃棄物を資源に」のキャッチフレーズで、エコタウン計画、循環型社会を目指しているとのことで、ちょっとリサイクルについて書きます。

 

ペットボトル、プラスチック、小物金属、缶、瓶、紙・・・とゴミの分別が細かくなり、リサイクルが進み、無駄が少なくなってきているんだなぁと思いきや、なかなか難しい問題があるようです。

 

お子さんと一緒に見やすいのが、
小学生のための環境リサイクル学習ホームページ

 

 

「循環型社会の基本」となるのは、3R。

  • リデュース(Reduce)・・・ゴミを出さないようにする
  • リユース(Reuse)・・・ゴミにしないで何度も使う
  • リサイクル(Recycle)・・・使い終わったものをもう一度、資源に戻して製品を作る

 

この中で環境に一番良いのはリデュース。

ゴミ問題を考える以前に、そもそもゴミが出ないようにすることです。

これが一番大事なのですが、どうしても大量消費社会ですし、使い捨て商品が多いので「足りることを知る(余計なものを欲しがらない)」、「物を大事に使う」、「食べ残しをしない」、「ゴミになるものが少ない商品を買う」、「マイボトル、マイ箸を持つ」などが対策。

 

私は流行りに興味がないのですが、流行に敏感な人は、「今年の流行りはガウチョパンツ、ワイドパンツ、スカーチョよ! トップスは刺繍のブラウスよ!」と飛びついたものの、一年、二年経つと流行遅れでダサいから・・・と、捨ててしまうのではないでしょうか。

 

「持ってたら今すぐ捨てて…!時代遅れのファッション 」の記事の見出しを見ると、なんだか胸が痛い・・・。

 

「新しいものが欲しいから」「流行りじゃないから」などの理由で簡単に捨てない、欲しがらない。

自分が好きなものを着て、誰かが作った流行に乗らない

 

 

少欲知足(しょうよくちそく)」・・・欲が少なく、足りることを知る。

 

 

次の「リユース」は、一度使って捨てないで、物をそのまま再使用すること。

洗浄して再利用できるものは何度も使う、サイズアウトした子供服や不用品はオークションに出品したり知人に譲るなどでしょうか。

充電式の乾電池もこれに入るかな?

作られた製品を何度も使うことにより、ゴミを減らすことができます。

オークションは売るのも買うのもオススメですよ~。

 

 

 

最後の「リサイクル」。
これはリデュース、リユースよりも聞く言葉です。

リサイクルは、使い終わったものをもう一度、資源に戻して製品を作ることです。

全く知らなかったのですが、この「リサイクル」が環境に良いのかと思いきや、逆に「リサイクルするんだから消費したっていいでしょ」という気のゆるみにつながり、ペットボトルの消費がリサイクル前の4倍にも増えたのだそうです。

 

これは反省しました・・・。

 

確かにリサイクルマークがついていると、消費に対する後ろめたさが薄くなります・・・。

対策は、水筒に飲み物を入れて出かけること。

 

さらに、リサイクルとは使い終わったものをもう一度資源に戻して作り直すため、運んだり、洗ったり、砕いたり、溶かしたり・・・と再び製品化するエネルギー(新たな資源)が必要です。

おまけに、せっかくリサイクルで新しい製品を作ったとしても、それを買う人がいないと循環しません。

「リサイクルマークがついているから、再利用されるはず。環境にやさしいエコ!」の前に、そもそもゴミを出さないリデュース(不要なものは買わない)が大事

 

  • まずはゴミを出さない(リデュース)。
  • その次に、何度もそれを再利用する(リユース)。
  • リデュースもリユースもできない場合は、リサイクル。
  • リサイクルもできないで、循環の輪から外れたのがゴミ

 

循環型社会というと、縄文時代や江戸時代がよく取り上げられますが、これらの社会はリサイクルをがんばったというよりも、物を大事にしてゴミにしなかったことが大きいのではないのかなぁと思います。

 

人と人のつながりが濃い時代であったでしょうから、みんなで品物を使いあっていたのではないのかなぁ・・・とも思います。

 

一家に3台のTV、一家に4台のエアコン、一家に2台の車・・・と、必要な家庭もあるのでしょうが「一人一人が持っている物の多さ」というのは、日本は外国と比べてかなりの量になるのではないでしょうか。

 

都市部に住んでいる人は、公共交通機関やカーシェアリングを利用したり、なるべくみんな同じ部屋に集まって過ごすことで、エアコンやTVの台数を減らし、電気料金の節約にもなります。

 

四人家族での平均年間消費電力量は、およそ5500kwhなのだそうです。うちは子供が小さいこともありますが、年間消費電力量は2200kwh。(おそらく、みんな同じ部屋で固まって過ごしているのが節約になっていると思う)

 

図書館で借りた本に書いていたことですが、家庭ごみの約40%は台所から出たゴミ。

しかも、台所から出るごみの28%は手つかずの食品(料理の量が多かった、鮮度が落ちたなど)であるそうです。

これは工夫で何とか減らせるなぁ・・・と思います。

 

余った食材は真空パック器で保存すると長持ちします!

 

 

 

 

「環境汚染と戦争をやめない限り、私たちは野蛮人という他ないのではないでしょうか」

と、手塚治虫さんが言われましたが、特に環境汚染については、私たちの身の回りで改善できることがたくさんあることに気づきます。

 

青森の三内丸山遺跡の記事で、

「調和と循環式の社会が、縄文時代を長く(一万年!)続かせた要因だった。自然を持続的に活用する方法を、私達は縄文人から学ばなければ破綻してしまう

と、NHKの番組からのセリフを書きました。

 

→→【三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)】 日本最大級の縄文集落跡。縄文時代は一万年も続いた

 

 

消費型社会から、循環型社会へ。

使い捨ての大量消費時代から、物を大事にしてみんなで共有する時代へ。

 

 

節約、節約・・・と息が詰まりそうなときは、できるだけ自分の好みのものを買って長く使うようにしませんか。

 

 

誰かが作った流行りなどに、流されることなく。
周りの人と比べることなく。

 

 

「たくさんのものを持っているから豊かだ」という価値観が、これからどんどん薄れると良いなぁと思います。

 

 

「足りていることを知る」、それが本当の豊かさなのだと思います。

 

 

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