セミは、木と間違えて人を刺すことがあるらしい。マツモムシには、ご注意を

毎日、暑いですね~。

 

今朝、洗濯物を干しにベランダに出たら、セミがひっくり返ってジタバタしてました。
セミやカナブンがひっくり返ってもがいているのを見たら、たいてい指でチョイと戻してやります。

 

 

 

けれども、今朝のセミは私の指にしがみつき、もぞもぞと移動。

 

(カブトムシに比べて、セミの爪って痛くないのねー)

だなんて思いながら、セミをしばらく観察。


虫の顔の拡大写真は好き嫌いがあるので羽だけ載せますが、アブラゼミの羽って緑色のラインが入っていてキレイです。

 

6年も土の中で育ち、この夏やっと出てきた。

 

アブラゼミの鳴き方はジジジジジジジジ・・・ジリジリジリ・・・・。

クマゼミは、シャーシャーシャー。

ツクツクボウシは、ツクツクボーシツクツクボーシ。

ミンミンゼミは、ミーンミンミンミンミン。

ヒグラシは、ケケケケケケ、カナカナカナ。

 

他にもいろんなセミがいるようですが、私はミンミンゼミとツクツクボウシが好きです。真似しやすいですからねー。

 

鳥ならウグイスが好きです。ホーホケキョ。

 

セミは、カメムシ、タガメ、アブラムシなどの仲間のようで「カメムシ目(もく)」というグループに入ります。

 

種類はとても多く、世界で約1600種類、日本には約30種類生息しているようで、朝はクマゼミは、昼はアブラゼミ、夕方はヒグラシ・・・と、種類によって鳴く時間帯が違います。

 

どのセミも鳴くのはオスだけ。

 

「ツクツクボーシ ツクツクボーシ(メス来いメス来い)」

 

去年の夏、息子はセミが死んじゃって泣いたのですが、セミって成虫になっても一か月くらい生きるそうです。(一週間だと思ってたわ)

 

→→息子とセミの思い出話はこちら

 

セミは昆虫の中で長生きする部類で、17ネンゼミ、13ネンゼミという種類がいるそうです。

 

土の中で17年、13年・・・。

 

17年周期、13年周期で大発生!! 「素数ゼミ」の謎を日本の研究者が解明した!!に、詳しく載っています。面白いですねー!

 

セミの抜け殻を薬にしたり、幼虫・成虫を食料にしている地域もあるそうですよ。

セミを食べる会の様子がこちらで見れます。

幼虫はピーナッツ、成虫はカワエビの唐揚げみたいで美味しいみたい。

 

 

鳴き声を聞いて楽しい、食べておいしい(?)セミですが、どうも木と間違えて時々人をプスッと刺すことがあるらしいので、気を付けてください。

 

セミをひっくり返すときは、指でチョイとするか、小物の先っちょでチョイとするようにしましょう。

 

 

また、水遊びの時期ですが、くれぐれもマツモムシにはお気を付けください。

 

水面で仰向けになってクルクル回っている虫ですが、運悪く水に落ちてもがいているわけではなく、仰向けでプカプカ浮いて、水面に落ちた虫などに口吻を突き刺して消化液を送り込み、ジュルジュル吸い取る虫です。背泳ぎのうまい虫なので、英名は「backswimmers」と言うらしい。

 

 

 

水生昆虫の楽しい絵本はこちら。

まつもむしのプカプカさん、みずすましのヒュルルンさん、あめんぼのスイスイ夫婦・娘のスケートちゃん、
げんごろうのゲン・ゴロウさん、たいこうちのタイコさん・コウチ君、アメリカザリガニのダイマッカチンさんの楽しいお話。

虫をこわがるお子さんに、カズコ・G・ストーン さんの絵本がオススメです♪

 

 

虫の世界って、おもしろいですね♪

 

 

現在、世界的に昆虫が大激減しているのをご存知でしょうか。

昆虫は、鳥、魚、哺乳類など数多くの生物の食糧であり、死んだ生き物を分解して疫病を防いだり豊かな土壌を作るなど、生態系に大きな役割を持っています。チョウや蜂は花粉を媒介し、果物、野菜、ナッツ類の栽培に欠かせません。

昆虫は陸上の生物の約3分の2を占めているのですが、哺乳類、鳥類、爬虫類の8倍の早さで絶滅しようとしているそうです。

現在、私達は「6度目の大量絶滅期」に生きているようです。

殺虫剤、肥料、土地の過度な農業利用などを改善する必要があるそうです。

詳しくは、「我々は「6度目の大量絶滅」の過程にいる? 昆虫の減少が表す危険なサイン」でご覧ください。

 

 

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→→初めてのカブトムシ飼育 の記事はこちら・・・飼育していたカブトムシが脱走した記事です。夏になると、毎日100アクセスある。どれだけのカブトムシが逃げているのだろうか・・・と、ちょっと気になる私。

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