私とトミーの30分。スーパーでトウモロコシを買う時は、ちょっと剥きましょう

昨日のお昼、トウモロコシを圧力なべでふかして食べようと思い、葉っぱをむいたところ、お客さんがいました。

 

 

「・・・・・・・・(ダレ?)」

 

これは死んでいるのだろうか・・・。

ピクリとも動かない。

 

 

しばらく観察していたら、
モソ・・・・モソ・・モソ・・・
と動く虫。

 

なんだ、寒い冷蔵庫の中で眠ってたのか!

 

温かいところに出されて動けるようになったらしい。

 

トウモロコシの中の住人なので、私は「トミー」と名付けた。

 

 

 

 

 

トミーの部分にティッシュを当てて、トウモロコシをポキッ。

残った4分の3は洗って圧力鍋へ入れ、トウモロコシの先端とトミーは虫かごへ移動。


去年、カブトムシを飼育した虫かごが再活躍。

→→初めてのカブトムシ飼育の記事はこちら・・・夏になると、毎日100人くらいがこの記事を見ている。みんな、カブトムシが逃げて困っているのかな? 大きなケースで飼いましょう!

 

 

私は圧力鍋でトウモロコシをシューシュー蒸かしながら、トミーを見ていた。

 

トミーは蝶々? 蛾? ほかの虫?

 

とりあえずエサはトウモロコシっぽいから育ててあげることはできる。

どうしようか・・・。

そこで、「トウモロコシ 青虫」で検索したら、トミーは蛾なのだとわかった。

トウモロコシ農家さんが困っている害虫らしい。

 

 

トミー・・・、どうしよう。

 

 

私はしばらくトミーを眺めた後で、彼を外の茂みにもっていって放した。

 

飼うこともできる。
害虫だからとゴミ箱に入れることもできる。
でも、でも・・・、自然の中へお帰り。

 

この辺りは鳥が多いので(裏山があるせいか鳥が多い)食べられるかもしれない。

 

アリなど、ほかの虫に襲われて食べられるかもしれない。

 

暑さにやられて、干からびるかもしれない。

 

 

 

トミー、さようなら。

 

 

 

たぶん鳥のご飯になっちゃうのかなぁと思いながら、私は彼が眠っていたベッド(トウモロコシ)を食べた。

 

後で検索したら、トウモロコシの中にいた青虫をゆでて食べた人のブログが出てきて、「トウモロコシを食べて育った虫なので、トウモロコシの味がした」と書かれてあった。

 

 

「ん~、トウモロコシ味かぁ。いやいや、私には無理だわ!」

 

一本100円からと安い値段でトウモロコシを食べられる季節になりましたが、スーパーで先っちょをちょっと剥いて確認するのをおススメします。