前回からの続きで、静岡県の伊豆半島旅行の紹介です。
今日は、静岡県伊豆の国市の「IZU・WORLD みんなのHawaiians」を紹介します。
・・・といっても、こちらの施設は私達が訪れた翌年の2017年8月末で閉園してしまいました。
写真を30枚ほど載せますので、一つの思い出として、お楽しみいただければと思います。
旅行記
「IZU・WORLD みんなのHawaiians(伊豆ワールド みんなのハワイアンズ)」は、1976年に開園した施設で、もともとは「伊豆洋ランパーク」という名前でした。
名前を変えたのは2012年の5月で、私達が訪れたのは2016年でした。
先に書いたように、私達が訪れた翌年に赤字閉園してしまったため、「伊豆ワールド みんなのハワイアンズ」はありません。
現在、跡地は道の駅「伊豆のへそ」、「IZU VILLAGE(伊豆ビレッジ)」として運営されています。
閉園する一年前の、伊豆ワールドみんなのハワイアンズ。
田京駅から徒歩8分と交通アクセスが良く、入場料は大人1,200円、小・中学生600円で、40分間のポリネジアンショーも見れました。(ショー込みでこのお値段はお得でした!)
まずは、40分間のポリネジアンショーから紹介。
なんと、みんなのハワイアンズポリネジアンショー出演ダンサーには、国際大会で優勝や特別賞を受賞した方が4人もいらっしゃいました。
素晴らしいショーを40分楽しめて、入場料が大人1200円!!!(安すぎる)
とても素晴らしいショーでしたし、ウクレレを弾きながらポリネシアの方が歌っていた、
「みんなの~~~、みんなの~~~、ハワーーイアーーーンズ♪」
が、まだ耳に残っています。
ショー会場のボードには、ハワイの豆知識もあり、とても勉強になりました。(ハワイは新婚旅行で訪れた思い出深い地!)
「伊豆ワールドみんなのハワイアンズ」はもともと、「伊豆洋ランパーク」でしたので、植物園の展示もとっても素敵でした。
胡蝶蘭(こちょうらん)。
良い香りのするラン「オンシジュウム・シャリーベビー」。アイスクリームのような甘い匂いがしました。
志村けんさんの「アイーン」に似ている花、「パフィオペディラム」。
名前の由来はギリシア語で、「女神のサンダル」という意味があるそうです。
パフィオペディラムは東南アジアに約70種類あり、すべてワシントン条約で保護されているため、繁殖させた株以外の輸入・取引はできないそうです。
絶滅危惧種の「奇想天外(きそうてんがい)」。
アフリカのナミブ砂漠の固有種で、なんと、1000~2000年も生き続ける世界一奇妙な植物なのだそうです。
世界らん展日本大賞’96(東京ドーム)のグランプリ(日本大賞)を受賞した花。台湾のホアン・ウェイシュンさんのご厚意で、受賞花を株分けしてもらったものなのだそうです。
ダシリリオン・ロンギシムム。(呼びづらい名前ですね)
北アメリカの砂漠にあるリュウゼツラン科で、樹液はお酒の原料になるそうです。
コーヒーノキ。ハワイの「コナ・コーヒー」もこの木から採れるそうです。
亜阿相界(ああそうかい)という名前の植物。学名はパキポジュウム・ゲアイというそうです。
亜細亜(アジア)と阿弗利加(アフリカ)の間のマダガスカル島が原産地であることから和名が「亜阿相界(ああそうかい)」なのだそうです。
ああ、そうかい、マダガスカルが故郷なのかい。
不思議な像があったり、
バナナの木があったり、
美しいランがたくさん咲き誇り、
サボテンもたくさんありました。
見ごたえたっぷりの、見事な植物園でした。
ポリネジアンショーや植物園だけじゃありません。小型の動物の飼育もしていました。
リスザルにエサをあげたり、
温泉でぬくぬくしているカピバラを見たり、
モモイロインコ、コガネメキシコインコなどもいました。
こんなに見ごたえたっぷりで、大人1200円!!!
閉園してしまったのが、本当に残念です・・・。
次は石川さゆりさんの名曲「天城越え(あまぎごえ)」で有名な「常連の滝(じょうれんのたき)」と天城のワサビを紹介します。
続く。
(この旅行記は2016年です)
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