今日から、熱海一泊二日旅行について書きます。
旅行記
遠方から新幹線利用で行く場合、 東海道新幹線・こだまに乗ります。
のぞみと、ひかりは通り過ぎてしまうので、ご注意ください。
電車好きの方にオススメなのが、特急「踊り子」と特急「スーパービュー踊り子」です。東京駅から、1時間20分くらいで到着します。
スーパービュー踊り子は、カッコ良いです!(全席指定席なので高いです)
特急踊り子はこちら。(自由席があるので、スーパービュー踊り子・新幹線より安く乗れます)
私達が訪れた時は、熱海駅前に「家康の湯」という無料の足湯がありました。 10~15人程度が利用できる規模で、タオルの自動販売機(一枚100円)もありました。
この後、駅前の工事が行われて、足湯の面積が大きくなったようです。
駅前無料足湯「家康の湯」は、1604年の三月に、徳川家康が七日間熱海に逗留した史実の400周年記念事業として整備されました。
熱海はいろんな要人・文化人に愛されてきましたが、その源流は徳川家です。
八大将軍徳川吉宗(暴れん坊将軍のモデルで、【和歌山城】の藩主から江戸城主になった)の時は「温泉宅急便」がもっとも盛んで、8年間で3643樽もの熱海の湯が運ばれたそうです。
江戸城までの輸送時間は15時間。
「御本丸御用」の日の丸旗をたてて走る風景から、
「熱海よいとこ 日の丸たてて 御本丸へとお湯が行く」
という唄が生まれたそうです。
江戸城に入る頃には、ちょうど良い湯加減になっていたそうですよ。
また熱海には「熱海七湯めぐり」というのがあるそうで、巡ってみるのも楽しいかもしれませんね。
(モニュメントであり、入浴施設ではありません)。
→熱海七湯めぐり スタンプ台紙などについて
熱海は日帰り入浴施設が充実しているので、一度調べてみてくださいね。
足湯を楽しんだ後は、駅近くの商店街を目指しました。
ちょうど、熱海駅を出て右手側に賑やかな通りが見えてくるので、すぐに分かると思います。
商店街前の広場には「熱海軽便鉄道7機関車」の展示がありました。
明治40年から大正12年まで、熱海=小田原間の25キロメートルを2時間40分かけて走っていたそうです。
さまざまなところで活躍した後、熱海市が払い下げをうけて修復し、ゆかりのある故郷へ貴重な交通記念物として帰ってきたものだそうです。
熱海駅近くの商店街は、「平和通商店街」と「仲見世商店街」の二つあります。
線路に近いほうが「平和商店街」で、その隣にあるのが「仲見世商店街」です。
隣り合っているし、そんなに長いわけでもないので、両方楽しんでくださいね。
温泉饅頭や濡れせんべいなどが食べられます。
平和通商店街の「金色夜叉」の顔出しパネル。
この銅像が、熱海サンビーチにありますので、興味がある方はサンビーチへ足を伸ばしてくださいね。
→熱海サンビーチと金色夜叉。貫一・お宮の像とお宮の松
顔出しパネルの右手後方にあるのは、福福の湯の源泉です。(飲めません)
熱海市内の源泉は500箇所にもなり、高温泉の数では東日本一だそうです。
足湯を楽しみ、二つの商店街で軽食と海鮮丼を食べた後、駅前バス乗り場から熱海梅園へ向かいました。
→→熱海梅園。中山晋平記念館と、澤田政廣記念美術館も併せて楽しんで
関連記事
→→【来宮神社】 樹齢二千年、本州一の巨樹があるパワースポット
交通アクセス
東京駅から電車(在来線・東海道本線 熱海行)で熱海駅へ行く場合、乗車時間は1時間50分ほどかかります。料金は片道1944円です。
新幹線を利用すると50分くらいで熱海駅に到着しますが、料金は片道3670円かかります。
遠方から新幹線利用で行く場合、 東海道新幹線・こだまに乗ります。のぞみと、ひかりは通り過ぎてしまうので、ご注意ください。
電車好きの方にオススメなのが特急「踊り子」と特急「スーパービュー踊り子」です。
東京駅からならば、1時間20分くらいで到着します。
車で行く場合、駅前には有料駐車場がいくつかあります。
フリー切符
熱海駅周辺の観光施設めぐりに便利な「湯~遊~バス」があります。
1日フリー切符は700円です。(一回乗車は250円)
フリー切符はバス車内で購入できます。
熱海駅からサンビーチ(金色夜叉の銅像がある)、熱海城、アカオハーブ&ローズガーデンやトリックアート迷宮館に行きたい方は、このバスがお得です。
ただし、梅園と、来宮神社には行けません。
フリー切符を提示すると、提携施設が割引料金で利用できます。
熱海駅からサンビーチへ行くのは下りで徒歩でもラクですが、帰りは上り坂になるのでバスが便利です。
湯~遊~バス 詳細はこちら
近くの宿泊施設
熱海館。熱海駅から徒歩2分。