【宇都宮駅の「餃子像」はどこだ】 餃子像の場所がわからなくて駅を二周。宇都宮駅前散策と宝蔵寺

前回の続きです。

旅行記

宇都宮二荒山(ふたあらやま)神社の参拝を終えた私は、テクテクと徒歩で宇都宮駅を目指しました。

 

 

宇都宮と言えば、ギョーザ。

 

 

しかし午前9時前ということで飲食店も開店しておらず、宇都宮ギョーザはまた今度、家族と来た時のお楽しみにとっておくとして、一人旅でも見たかったのが「餃子像」。

何年か前にTVで、餃子像を移転するためクレーンで吊り上げる時に、ガゴンと落ちて真っ二つに割れてしまったという事故を見たせいか、気になっていたのです。


「あっ!」
「うっそー!」
「やばいぞ!」
「まいったなこりゃ!」

(作業をしていたおじさん達の会話は、ユーチューブで聞けます)

 

 

搬出・・・。

 

確かその後、修理して設置されたとTVで見たような気がする。

 

あの個性的な芸術作品、ぜひとも見たいものですな・・・!

 

 

 

 

私は餃子像目指して、テクテク歩いた。

 

その道中、「宝蔵寺」というお寺の前を通りかかったのでした。

JR宇都宮駅西口から徒歩5分。(駅前の大通り沿いにあります)
写真は、宝蔵寺の梵鐘。
およりの鐘、と呼ばれているそうです。

宇都宮に時を告げる鐘として夕暮れ時に鳴らされ、人々から親しまれたそうです。

 

 

創立者は円仁。天台宗のお坊さんです。
本尊は阿弥陀如来と普賢菩薩。

 

 

六地蔵(六道能化地蔵願王菩薩)。

 

 

六道とは(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)で、それぞれの道で救ってくださるお地蔵様です。

 

 

(ウィキペディアより抜粋)

 

日本では、地蔵菩薩の像を6体並べて祀った六地蔵像が各地で見られる。

これは、仏教の六道輪廻の思想(全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)に基づき、六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものである。

六地蔵の個々の名称については一定していない。

地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の順に檀陀(だんだ)地蔵、宝珠地蔵、宝印地蔵、持地地蔵、除蓋障(じょがいしょう)地蔵、日光地蔵と称する場合と、それぞれを金剛願地蔵、金剛宝地蔵、金剛悲地蔵、金剛幢地蔵、放光王地蔵、預天賀地蔵と称する場合が多いが、文献によっては以上のいずれとも異なる名称を挙げている物もある。

像容は合掌のほか、蓮華、錫杖、香炉、幢、数珠、宝珠などを持物とするが、持物と呼称は必ずしも統一されていない。

 

お地蔵様は、苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包み込み、救ってくださる存在です。

お地蔵様の御真言は、
「オンカカカ ビサンマエイ ソワカ」です。

お地蔵様に御真言を唱えて感謝した私は、またテクテク歩き出しました。

 

利根川水系、田川。鬼怒川に合流する一級河川。(鬼怒川支流の中で最大)

宇都宮駅前を流れる大きな川です。

都市を流れるわりには綺麗な川でした。

やっぱり、ゴミだらけの川なんてイヤなもんです。

栃木の皆さん、素晴らしい!

川に捨てられたゴミは海に流れ、砕かれ、マイクロプラスチックになります。
それらは魚に食べられ、やがて人間の口に・・・。
東京大学 マイクロプラスチック汚染

 

 

ゴミは、ゴミ箱へ!

 

 

田川を過ぎると、宇都宮駅はもうすぐそこです。

ボーッと信号待ちをしていた私の目に、驚くべきものが!!!!


えーーーー!?(思わず二度見)

「競輪ファン専用無料バス」ってなにーーー!?

すごいなー、宇都宮・・・。

とおもったけれども、競輪場への無料バスは東京や静岡でもあるらしい。
んー・・・知らなかった。

少しだけ世界が広がった気がする。

 

 

 

 

さて、宇都宮駅に到着した私は、キョロキョロしながら餃子像を探した。

駅前モニュメントだから、渋谷のハチ公みたいにわかりやすいのだろと思っていたのだけれども、なかなか見つからない!

 

(あれ~? おっかしいなー・・・。無いなー・・・)

 

駅前を2周したけれど見つけられなかったので、誰かに尋ねようかと思ったけれども、

 

「餃子像、どこですか」

 

て、女一人で真顔で尋ねたら、きっと変人扱いされるだろう、と妙な警戒心と恥じらいが満ちてきて、きけなかった・・・。

 

 

ちょっと高いところから探そうと、バス乗り場近くの2階への階段を上がった時、


ありました!

 

まさか二階にあるとは思わなかった。

 

「餃子のビーナス」を彫った像で、市の特産の大谷石を使った、高さ1.6m、重さ1.7tの削りだしの石像です。

うーん・・・斬新!

岡本太郎さんが見たら、どんな感想を言うでしょうね~。

 

 

岡本太郎さんが好きな方は、こちらの記事もどうぞ。

岡本太郎美術館の記事はこちら・・・「芸術はバクハツだ!!!」 神奈川県川崎市多摩区の生田緑地に、岡本太郎さんの美術館があります。

 

 

同体の接着部分が、なんとなくベルトに見えた。
(まぁ、オシャレで良いじゃない)

 

 

 

足にも接着の跡が・・・。

 

 

 

TV東京の企画だったんですねー。

知らなかった。

 

 

 

場所はこちら。

1階じゃなくて、2階にあるのです!

 

あ~、良かった良かった。

 

記念に自撮りでツーショット写真を撮った後(人の少ない時を狙って2秒で撮った)、満足して駐車場に停めてあった車に乗り込んだのでした。

 

あしかがフラワーパークと、大谷資料館にも行きたかったのですが、また今度、子供と楽しむことにして、茨城県へ車を走らせました。

 

 

→→牛久大仏の記事はこちら(デデデデカイ~! ギネス大仏)

関連記事

→→【宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ)】 平将門を討つ霊剣を与えた神社・・・近くです。

近くの宿泊施設

東横イン宇都宮駅前。 JR宇都宮駅西口より徒歩1分。

お得で便利な、旅の予約サイト