正義の定義。アドルフに告ぐの薦め

先日、息子の小学校で高学年を対象に、アンケートが取られたそうです。

その質問とは、
「好きな歌はなんですか?」

生徒たちの答えを集計した結果は、 セカイノオワリの、ドラゴンナイトだったそうです。

歌番組とかで聞いたことあるけど、歌詞ってどんなんだったかな? て調べたら、こんな歌詞でした。

 


 

 

作詞 FUKUSUKEさん

 

今宵は百万年に一度太陽が沈んで夜が訪れる日
終わりの来ないような戦いも今宵は休戦して祝杯をあげる
人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない
だけど僕の嫌いな「彼」も彼なりの理由があるとおもうんだ
ドラゴンナイト 今宵、僕たちは友達のように歌うだろう
ムーンライト、スターリースカイ、ファイアーバード
今宵、僕たちは友達のように踊るんだ

(二番目に続く)

 

この歌が小学校高学年の選んだ一位ですか・・・。

なんか、大人っぽいなぁて思いました。

10歳〜12歳の子供たちは、この歌詞のどの部分に惹かれたんでしょうね。

 

 

三十代半ばの私が、良いなぁ、て思ったのはここ。

人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない
だけど僕の嫌いな「彼」も彼なりの理由があるとおもうんだ
人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない
だけど僕の「正義」がきっと彼を傷付けていたんだね

そうなんですよね。

オマエが、オマエが、オマエが〜の応酬ですよね、終わりのない戦いって。

私達の身の回りって、自分なりの正義が溢れてるんですよね。

 

 

 

 

この「正義」の難しさについて書かれたマンガがあります。

それが、手塚治虫さんの、アドルフに告ぐ。

 

漫画の「アドルフ」は、3人います。

①ユダヤ人のアドルフ・カミル
②日本人の母とドイツ人の父親を持つ、ハーフのアドルフ・カウフマン。
③アドルフ・ヒトラー

 

①と②のアドルフは小さい頃仲良しです。

でも歴史の動乱や家族の思想や血統に翻弄されて、悲惨な関係になっていきます。

もう、重いです・・・。

自分達の正義の主張と、復讐の繰り返し。

 

とても面白くて奥が深い大人向けの漫画なので、ここで詳しい説明や結末は書きません。

興味をもった方はぜひ、読んでみて下さいね。

 


 

セカイノオワリのドラゴンナイトも良いんですけど、この曲も大好き。

 

ジョン・レノンのイマジン

(和訳)
想像してごらん 天国なんて無いんだって
簡単でしょ、やってごらん?
地面の下に地獄なんてない
僕たちの上には ただ空があるだけ
みんな想像してごらん
ただ今を生きているんだって
想像してごらん 国なんて無いんだって
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無い
そして宗教も無い
みんな想像してごらん
ただ平和に生きているって
ぼくのことを夢想家だと思うかもしれない
でも僕だけじゃない
いつかあなたもみんな仲間になって
世界を分かち合うんだって
想像してごらん 何も所有しないって
あなたならきっと出来る
欲張ったり飢えることもない
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって
ぼくのことを夢想家だと思うかもしれない
でも僕だけじゃない
いつかあなたもみんな仲間になって
世界を分かち合うんだって

 

 

調べてみたら、この曲、イングランドのグラストンベリー・チャリスガーデン(すごいパワースポットらしい)ってとこで、ジョン・レノンがベンチに座ってる時に、出来た曲なんだそうです。

不思議ですよね。

 

こういうの、「天啓」っていうんでしょうか??

 

思えば芸術家って、頭で考えるんじゃなくて、特殊な感覚で作品を作ってるような気がしますよね。

 

 

漫画家の手塚治虫さんも、驚異的なスピードでマンガ描いてたらしいんで、アイデアやストーリーは天啓というか、 なにか「降りてくる」みたいなものがあったんでしょうね。

 

 

興味を持たれた方は、ぜひ、「漫画の神様」とも言われた手塚治虫さんの作品を、手に取って見てください。

 

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