正義の定義。アドルフに告ぐの薦め

先日、息子の小学校で高学年を対象に、アンケートが取られたそうです。

その質問とは、
「好きな歌はなんですか?」

生徒たちの答えを集計した結果は、 セカイノオワリの、ドラゴンナイトだったそうです。

 

オマエが、オマエが、オマエが〜の応酬ですよね、終わりのない戦いって。

私達の身の回りって、自分なりの正義が溢れてるんですよね。

 

この「正義」の難しさについて書かれたマンガがあります。

それが、手塚治虫さんの、アドルフに告ぐ。

 

漫画の「アドルフ」は、3人います。

①ユダヤ人のアドルフ・カミル
②日本人の母とドイツ人の父親を持つ、ハーフのアドルフ・カウフマン。
③アドルフ・ヒトラー

 

①と②のアドルフは小さい頃仲良しです。

でも歴史の動乱や家族の思想や血統に翻弄されて、悲惨な関係になっていきます。

もう、重いです・・・。

自分達の正義の主張と、復讐の繰り返し。

 

とても面白くて奥が深い大人向けの漫画なので、ここで詳しい説明や結末は書きません。

興味をもった方はぜひ、読んでみて下さいね。

 

 

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