今日は、東京都西東京市にある「多摩六都科学館(たまろくとかがくかん)」を取り上げます。
見学記
多摩六都科学館に公共交通機関で行く場合、花小金井駅北口から、はなバス第4北ルートの田無駅行きに乗り、多摩六都科学館で下車。
田無駅、ひばりが丘駅、東久留米駅、吉祥寺駅からもバスで行けます。
車で行く場合、250台停められる有料駐車場があります。入庫30分まで無料。以降30分ごとに100円かかり、一日最大料金は700円までです。
入館券は大人520円、4歳から高校生までの子ども210円。(2024年の料金)
プラネタリウムか大型映像のどちらか一回券つきは、大人1040円、子ども420円。
プラネタリウムと大型映像のどちらも一回ずつ見れるチケットは、大人1460円、子供530円です。
東京ミュージアムぐるっとパス対象施設なので、パスを持っている方は大変お得に利用できます。
開館時間は9:30〜17:00(入館は16:00まで)。
こちら、多摩六都科学館の目玉である、ギネス認定されたプラネタリウム「ケイロンⅡ」のあるサイエンスエッグ。(小さく人が映っているのでサイズ比較になると思います)
中には直径27.5mのドームスクリーンがあります。
ケイロンⅡは、1億4000万個を超える星々を投映する、世界で最も先進的なプラネタリウムで、2012年7月に導入されました。
私たちがここに訪れたのは3回目ですが、夏休みや土日祝日は大盛況なので、プラネタリウムを見たい方は早めに行きましょう!
座席は指定席ではなく自由席ですので、良い席は早い者勝ちです。上映時間の20分前には並んでおいたほうが良いです。早い人は40分前から並んでいます。
座席のオススメは、後ろ側の中央席です。
投影番組は、プラネタリウム・大型映像スケジュールのページでご覧ください。
ケイロンⅡによる全編生解説プラネタリウムがメインですが、2017年に訪れた際、大型映像「銀河鉄道の夜」を見ました。銀河鉄道の夜は、デジタルファインアーティストKAGAYA氏がプラネタリウムをキャンバスにして描く壮大なデジタルアート作で、上映時間は40分。
2024年に訪れた際は、生解説プラネタリウムを見ました。満天の星空に、なんだか涙がこみ上げてきました。街の明かりで星空は見えなくなってしまいましたが、今も昔も変わらず星は輝いているんだと思うと壮大なロマンに胸が熱くなりますね。
館内マップ。地下一階、一階、二階に分かれており、
①チャレンジの部屋
②からだの部屋
③しくみの部屋
④自然の部屋
⑤地球の部屋
の、5つのコーナーに分かれています。
六都科学館のキャラクター、ペガロク。
クイズラリーもやっており、ポイントに応じて景品がもらえるそうです。私たちは車で1時間くらい離れているところに住んでいるので、ラリーカードを作りませんでしたが、お近くにお住まいでよく訪れる方は作ってみてはいかがでしょうか(一枚400円)。
まずは、私たちの大のお気に入りであるチャレンジの部屋へ。
宇宙飛行士の顔出しパネルで記念撮影できます。
スペースシャトルの中に入って探検!
宇宙線も見れます!
ぜひ体験してほしいのが、ムーンウォーカー。
月面は地球よりも重力が6分の1なのですが、それを体験できるコーナーです。
こちらは、身長110cm以上で、体重が22kg~70kgまでの利用制限があります。
「プワーンと上がったり、シューッと下がったりして、面白かったよ~~。身軽になった感じがした」
と息子が言っていました。
2024年に訪れた際、ムーンウォーカーは参加券制になっていました。運よく一枚だけ残っていたので、ぎりぎり体験できました。(2024年は夏休みの日曜日の昼前についたのですが、プラネタリウムもムーンウォーカーも私たちが最後の整理券で、とてもラッキーでした。体験したい方は早めに行きましょう!)
月の表面模型。いろいろあるんですねぇ。月の内部が空洞になっていると、以前報道がありましたね。
それぞれの惑星での1kgを体験できます。星が違えば、ずいぶん重さも違うんだなぁと驚きました。
実物元素周期表。
小学二年生の息子にはちょっと難しいかなぁと思ったのですが、ちょうど少し前に「小学館の図鑑たんけん!NEO 元素のひみつ」を買ってあげたので、面白かったようです。
ニホニウム、ばっちり記載されていました。
ニホニウム・・・原子番号113の元素。元素記号は Nh。日本の理化学研究所は、森田浩介博士らの率いるグループが線形加速器を用いて光速の10%(約30,000km/s)にまで加速した70Zn(亜鉛)を209Bi(ビスマス)に衝突させることで「113番元素」の合成に成功。3個の113番元素の合成および証明に成功したことから、日本時間の2015年12月31日、IUPAC評議会により理化学研究所の研究グループに113番元素の命名権が与えられ、同年11月30日にニホニウムに正式に決定。
アジアで初めての命名権獲得だったそうです。
壁には、新聞記事の切り抜きも貼られていました。
スーパーカミオカンデの模型がありました。世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置です。わかりやすく言うと、素粒子物理研究のための観測装置だそうです。
こちら、元素のレジカウンター。
かごから商品を選んでバーコードを読み取り機にかざすと、商品に含まれている元素を画面で確かめられるそうです。
「なるほど、ランドセルのカバーは皮(たんぱく質)で出来ているから、N,O,H,Cで、金属はステンレスで出来てるんだな~」
息子は他に、油ねんど、バレーシューズも調べました。
次は地球の部屋。
関東の地層を見れたり、
美しい鉱物や、
化石も見ることができました。
竜巻発生装置もあります。
多摩六都科学館は、2016年から立川市の国立極地研究所と提携を結んだそうです。
地磁気は1万~3500万年の間隔で、何度も逆転しているそうです。地磁気が弱まると、バリアのように防いでいた太陽風や高エネルギーの放射線である銀河宇宙線が大量に地表に届くようになるそうです。次の地磁気逆転はいつになるのか、ちょっとドキドキしますね。
マインクラフトみたい。関東武蔵野台地の模型です。
次はしくみの部屋。
相澤ロボットのミスタースパーク。立ったり座ったり出来るらしい。「ロボットの歴史を知る上でも貴重な一体です」と、説明書きにありました。
ピアノの仕組みも見れます。
次は、からだの部屋へ。
息子のお気に入り、「進化の動物園」。どこでカーブするか選べて、行き着いた場所の説明が聞けます。これは大人気で、一時間ほど行列に並んで体験しました。
鏡の部屋で、1人内緒話。ヒソヒソヒソ・・・。
これはすごく面白かったです。ボタンを押すと、いろんな声に変換できます。個室で遊べるので、恥ずかしがらないでいろんな声でしゃべってみてください。(2017年は体験できたのですが、2024年に訪れた際は休止でした)
私は生き物が好きなので、しぜんの部屋が一番面白かったです。(夫と息子は①チャレンジの部屋が好きらしい)
写真の黒い点々は、ミジンコです。
ミジンコがピコピコ動いてカワイイです。一生懸命生きていますね!!
この中に、コノハチョウが3匹隠れています。わかるかな~~?? (ヒントは触覚と足を見つけること)
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↓(正解はこちら)
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↓
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すごいですねー。忍者みたい。
真ん中のデッカイ魚は、川魚の「イトウ」です。鮭より大きくなるなんてしらなかったなぁ。
あとは、河川敷や住宅街でもお馴染みの小さなコウモリ「アブラコウモリ」についての展示などあり、とっても面白かったです。
雑木林での私たちの一歩分には、約8万匹もの生物がいるそうです!
地球は命溢れる星ですね!
幼児コーナーもあります。
最後はミュージアムショップでお買い物。
多摩六都科学館は都心から離れている上に、公共交通機関で行く場合は電車+バス併用になるので、ちょっとアクセスが悪いですが、立派なプラネタリウム・全天ドームシアターが見れ、元素、鉱物、化石、宇宙、人体、小さな水槽や、生きた昆虫など、幅広い展示を楽しむことができます。
私たちは11時過ぎに到着して、閉館まで約6時間ほど滞在しました。(我が家はじっくり派です)
時間にゆとりをもって楽しむことをおススメします。
楽しいお出かけになりますように♪
(このレジャー記は2016年、2017年、2024年のものです)
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交通アクセス
花小金井駅北口から、はなバス第4北ルートの田無駅行きに乗り、多摩六都科学館で下車。
電車の乗り換えはヤフー路線などでお調べください。
田無駅、ひばりが丘駅、東久留米駅、吉祥寺駅からもバスで行けます。詳しいことは、交通アクセスをご覧ください。
車で行く場合、250台停められる有料駐車場があります。入庫30分まで無料。以降30分ごとに100円かかり、一日最大料金は700円までです。
料金について
入館券は大人520円、4歳から高校生までの子ども210円。(2021年の料金)
プラネタリウムか大型映像のどちらか一回券つきは、大人1040円、子ども420円。
プラネタリウムと大型映像のどちらも一回ずつ見れるチケットは、大人1460円、子供530円です。
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:00まで)
東京ミュージアムぐるっとパス対象施設です。ぐるっとパスでは、入館無料の上、プラネタリウムか大型映像のどちらか一回だけ見られます。
近くの宿泊施設
田無第一ホテル。