【昇仙峡(しょうせんきょう)観光①】  昇仙峡さわらび、羅漢寺橋、羅漢寺、昇仙峡影絵の森美術館へ。昇仙峡遊歩道が通行止めで予定が大きく狂った

今日は、山梨県甲府市の景勝地「昇仙峡(しょうせんきょう)」を紹介します。

旅行記

昇仙峡(しょうせんきょう)は、山梨県甲府市にあります。

 

 

昇仙峡は、「日本五大名峡」の一つに数えられている景勝地で、長潭橋(ながとろばし)から仙娥滝までの全長約5キロメートルにわたる美しい渓谷です。

見どころがたくさんあるので、出かける前に昇仙峡の地図を確認してから行きましょう。

 

私達は、【八木崎公園】【富士芝桜まつり】を見た後で、昇仙峡に行きました。

日帰り旅行の昼から訪れたため時間がなく、昇仙峡を全て堪能することはできませんでしたので、部分的に紹介しようと思います。

 

私達が車を停めたのは、上のマップの県営無料駐車場(赤丸で囲ったところ)。昇仙峡グリーンライン沿いにあります。

 

 

県営無料駐車場の近くに、「昇仙峡さわらび」という飲食店がありました。

 

 

さわらびの下駄箱。鍵ではなく、木札を差し込む古いタイプ。

 

 

昇仙峡さわらびの、お食事処。

ほうとう打体験・そば打体験・おざら打体験と本格炭火焼料理が食べられます。

名物の「よっちゃばれ料理」は、事前予約制とのこと。よっちゃばれは、「集まって」という山梨の方言で、テーブルを囲んで炭火焼と田舎鍋のしゃぶしゃぶを楽しめるそうです。

 

 

「よっちゃばれを食べたかったね~」と言いながら、単品メニューを注文。

 

 

炎のほうとう、1400円。唐辛子が入っていて、ピリリと辛いほうとうでした。

 

 

えび天山菜うどん、1130円。

 

 

甲州おざら、1030円。氷で冷やした麺を、醬油ベースの熱いつけ汁に浸していただきます。

山梨名物と言うとほうとうですが、夏の暑い時期は「おざら」が冷たくて好まれるのだそうです。

 

甲府とりもつ煮 奥藤第二分店名取親方直伝、650円。

甲府名物として知られる「鳥もつ煮」は、昭和25年ごろに奥藤本店で塩見力造翁により誕生したのだそうです。こちらは、奥藤本店で修業をし、奥藤第二分店の創業者である名取久男さん直伝の味。

濃厚な味わいでとても美味しかったです!(ご飯やお酒がすすむ味)

 

 

さわらびのお食事処の窓から見た風景。藤の花がたくさん咲いていました!(訪れたのはゴールデンウィーク)

 

 

さわらびは、プロが選ぶ観光・食事・土産物施設100選において、食事施設100選入選(旅行新聞新社)選定に25年連続入選しているのだそうです。壁一面に賞状がかかっていました。

 

鉱石で作られた富士山。

 

 

お食事処の上は、宝石店になっていました。

 

 

 

 

お店の外で、昇仙峡の覚円峰(かくえんぽう)と天狗岩をバックに集合写真が撮れます。

 

 

現地看板にあった覚円峰(かくえんぽう)の写真。

鎌倉時代に、仏師でもある覚円禅師が修行した山なのだそうです。

→→【花の御寺・長谷寺(奈良)】の記事はこちら・・・奈良県。覚円禅師は、大和長谷寺の十一面観音像再興に快慶等と参加した。

 

 

昇仙峡の景色を眺めて、お店の脇にある下り階段を下りました。

 

 

昇仙峡グリーンラインの下にある渓谷道路は、土日祝日は車両通行止めで、平日は一方通行のみ。

 

 

羅漢寺(らかんじ)橋。

 

 

羅漢寺橋から見た景色。

荒川を流れる澄んだ水と、削られた花崗岩(かこうがん)の風景が美しいです。

 

 

橋を渡ると、羅漢寺の観音像と賽銭箱。

 

 

階段を上がった先に、羅漢寺。

 

お寺の隣に、木造五百羅漢像と、木造阿弥陀如来像が安置された建物があります。

五百羅漢蔵は、一木造の立像で、合計154あるのだそうです。当初は、美しい彩色が施されていたのだそうですよ。

 

 

羅漢寺の川下に、えぼし岩、ねこ石、ラクダ石、オットセイ岩などの奇石が見られるようですが、時間が無かったのでそちらには行かず、羅漢寺あたりで渓流を楽しみました。

巨大な岩にびっくり!

 

 

苔むした岩と、新緑が美しいです。

 

 

紅葉の季節も素敵でしょうが、新緑の季節も写真のように素敵でした!

圧倒的な緑!!!

樹々の緑が目に優しく、空気は清々しく、最高の森林浴でした。

 

 

羅漢寺橋から渓谷道路を上流へ進み、石門を目指しました。

土産物店がいくつかありました。

この辺りで、奥のお店の方が「ここから先は通行止めになっていて行けないよ」と教えて下さりました。TV番組のメレンゲの気持ちで、タレントさんがアイスクリームを食べたお店だそうで、息子と娘にアイスクリームを食べさせつつ、お店の方の親切な説明を聞きました。

 

 

現地の看板。(2022年4月末のものです)

石門、天狗岩、昇仙橋、仙娥滝(せんがたき)を見たかったのですが、徒歩で通り抜けができないとのことで、県営駐車場まで戻りました。(残念!!! 昇仙峡ロープウェイから、川下方面へ徒歩で巡ると良いです)

 

 

県営駐車場からマップの黄緑色ルートを徒歩で巡るつもりが、通り抜け禁止でしたので、県営駐車場から車で赤色ルートを通り、昇仙峡影絵の森美術館と森の駅へ向かいました。

 

 

こちらの美術館では、藤城清治さんの作品と、山下清さんの作品などが飾られています。

小ぶりな美術館で、大人900円、中高生600円、小学生500円、園児300円でした。

昇仙峡ロープウェイにも訪れる方は、お得なセット券があるので、窓口で尋ねてください(大人一人当たり400円安くなります)。また、昇仙峡影絵の森美術館公式HPには、お得な割引券もあります。

開館時間は、午前9時~午後5時まで。

この美術館は、1994年に世界初の常設影絵美術館としてギネスブックにも掲載されたのだそうです。

 

 

私は藤城清治さんの影絵作品が大好き!

長野県北佐久郡の【白樺リゾート。世界の影絵・切り絵・ガラス・オルゴール美術館】と、栃木県の【那須高原 藤城清治美術館】にも行ったので、こちらが三館目。

 

美術館なので、中は写真撮影禁止です。

「夕やけ」、「夜桜」、「太陽のメルヘン」、「線香花火」、「たんぽぽ」などの作品がとても素敵でした!

「線香花火」は東京電力の天気予報のコマーシャルに使用された作品だそうですよ。

ぜひ、自分のお気に入り作品を見つけてください。

 

山下清展は、山下清さんの激動の人生も知ることができ、美術館には1時間半くらい滞在しました。

 

 

美術館の隣には、お土産店と食堂を兼ね備えた「森の駅」があります。

 

 

この後、私達は車に乗って、昇仙峡ロープウェイ乗り場へ向かいました。ここから車で、2分です。

写真が増えるので、昇仙峡ロープウェイは次回紹介します。

 

 

 

次の記事はこちら

前回からの続きで、山梨県甲府市の景勝地「昇仙峡(しょうせんきょう)」観光を紹介します。 旅行記 昇仙峡観光の前半(さわらびでの食事や、荒川、昇仙峡影絵の森美術館)は、前回の記事でご覧ください。 →→【昇仙峡(しょうせん[…]

 

(この旅行記は2022年です)

関連記事

藤城清治さん好きはこちらの記事もどうぞ。

→→【那須高原 藤城清治美術館】 大好きよ、藤城清治さんの影絵!

→→【白樺リゾート。世界の影絵・切り絵・ガラス・オルゴール美術館】 藤城清治さんの影絵

 

 

山梨県の観光記事です。

→→【山梨名物】 日本一コシのある吉田のうどんと、ほうとう、かっぱめし、信玄餅

→→【富士芝桜まつり】 毎年4月中旬から5月下旬開催。首都圏最大級の芝桜! 富士山と芝桜の絶景スポット!

交通アクセス

公共交通機関で行く場合、JR中央本線甲府駅を下車し、甲府駅南口バスターミナル(4番のりば)でバスに乗り「終点 昇仙峡滝上」下車。

車で行く場合、無料の県営駐車場の他、影絵の森美術館前に無料駐車場があります。

料金

昇仙峡影絵の森美術館は、大人900円、中高生600円、小学生500円、園児300円。

昇仙峡ロープウェイにも訪れる方は、お得なセット券があるので、窓口で尋ねてください(大人一人当たり400円安くなります)。
また、昇仙峡影絵の森美術館公式HPには、お得な割引券もあります。

開館時間は、午前9時~午後5時まで。

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